日記・コラム・つぶやき

その後のカテ

3z2b0516かつて、少しだけ話題にさせていただいてた下ネタ続編。
僕たちの仕事は、深く長く入らざるを得ないことは誰が考えてもそうでしょう。
映像にしろスチル写真にしろ、粘らないと撮れないことは確かで、これからのシーズン寒くなってくると、水中で生理現象との戦いとなってきます。
俗に言う潜水病、減圧症にかからないためには水分摂取は欠かせないわけですが、これがとりすぎると当然排尿に繋がります。ウエットスーツであれば、自分のスーツを洗えば問題なく、周囲の人々に少々迷惑をかけようが、知れたもので、オキアミ臭いといわれる称号も気にしない人も多いようだ。女性が何も生き物がいないところをうつろな瞳になってじっとしているときなど、必ず生理現象を伴った行動を起こして動かなくなっているものだ。
かく言う僕だって、膀胱がパンパンになったまま撮影を続けることは集中力を欠いてロクな映像が撮れたためしがない。

深く長く潜るためにリブリーザーという泡が全く出ない特種潜水器具で潜ると、3時間以上上がってこれなく、体が濡れないドライスーツ時など、我慢に我慢を重ねるか、成人用おむつのお世話にならざるを得ないのだ。

そんな特殊な僕たちのダイビングスタイルに、格好の道具があった!
カテーテルのように小を外部に排出してくれるPバルブ。
これを僕の場合、インタークロスというドライスーツの太もも部分に付けているのだが、
これに接続するアタッチメントはアメリカ製のものしかないと思っていた。

今日、この輸入業者がすごく近い場所にあることを思い出し、この会社を訪れてみた。
社長さんらしき方とずいぶん長く話し込んだ挙句、いろんな国産品でさらに改良ができる気がしてきた。
3z2b05162 従来品はシリコン製でしかなかったが、日本の最先端技術ならラテックスとの併合や、天然ゴムとの融合品。
こういった発展形が製造可能で、僕のダイビングがさらに快適になる気がしてきた!
これらは本来は寝たきりになってしまっている年配の方や、外科手術でベッドの上での使用が必要という人のために開発がされてきており、オカモトさんなどもこの開発の重要なキーマンなのだ!(キー企業か)
次のダイビングでは違う純国産製品にチャレンジしてみる!
ちょっとだけ楽しみなのだ!

うつろな目で撮影している僕を発見した時は、なるべく近づかないほうがいい
きっと、排出中だと思うんで(笑)

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深夜食堂

1h3x01473同名の深夜12時以降から始まるドラマに今ハマっている。
主演 小林 薫
都会の片隅にひっそりある飯屋で
いわくありげな店主と
様々なお客とが織りなす
ニヤリホロリ
ゴクリストーリー!
そんな雰囲気に近い体験をしてきた。
ここは昼は定食も出しているという点が原作とは違うが、夜になると別な顔を見せるのだ。
メニューは一応あるが、そこにはないものをマスターに「タラコのミディアムレアできる?」
「あるよ」
そんな会話が成り立つような感じ。
ちょっと演出強いか...
1h3x01432 おばんざいもあるのだが
この値段が驚き!ほとんどのものが100円
おやっさんいわく
「少量やからね・・・
翌日のお弁当用に買っていくOLさんも多いよ。」
このおやっさん
実は僕の友達でおやっさんというと怒られるな。
四国のオランクダイバースというダイビングサービスを兼業されてるダイビングインストラクターなのだ。
この元のお店、ダイビングサービスながら本当においしい食を提供してくれることで、以前出した単行本「渚のスローフード」という趣旨にも共感いただき、食いもの中心のフォトセミナーという変わった企画も行なわせていただいたのです。

また行きたくなってきたなあ。。。深夜食堂。

気になる方はおらんく亭で探してみてください。
不案内なご紹介でした!

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その後のパノラマ

Img_1012_panorama2以前ご紹介したオランダもんのパノラマソフトですが、トルコに行った際撮ってきたパノラマ用画像をちょっと合成してみました。撮影は5Dmk2。EF16mm-35mmF2.8L
元データはRAWから展開したTiffなのですが、ここにアップできるようにJpegで展開しています。さてさてどこで繋いで何カットかわかりますか?
ボドゥルムからカシュに行く道中に撮影した港町です。
ほぼ220度くらいの景観が1画面になっているわけなのですが、高台の出っ張った場所から撮影。
当然風景写真をワイドで撮ったことがある人なら太陽の位置関係で空が明るくなったり暗くなったりで、地面の明るさで整えるとそのバランスが崩れることは誰もが経験しているはず・・・
さらに、ワイドレンズの場合周辺光量の低下という問題もあります。
これらが当然このオリジナル写真にもあるわけですが、これを補正もしてくれるのです。
この変換作業、まるっきりのオートでやってみました。
さらに整合性を上げることもできるのですが、とりあえずオートでやってみたわけです。
結構いけるでしょ!
Img_1036 おまけの画像。
こちらはパノラマでも何でもないですが、なんだかありそうで
日本ではまずあり得ない海水浴場。
きれいだよね地中海。

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トルコで潜ってきました

1h3x9602エルトゥールルプロジェクトで、ここ数年ずっと串本で一緒に潜っているTufanの招きでとうとうトルコの地を訪れることになってしまい、一週間の日程でTufan邸を中心にトルコの濃い旅をしてきました。
トルコといえば、今は日本人がツアーでも訪れる地として人気の国ともいえます。
親日家が多いというこの国を訪れた人は、きっとそういった印象を観光地のモスク周辺や、ホテル周辺で感じたはず。
でもこれはきっと日本人が訪れる場所が限られるということと、なんとなく日本人に抱いている明治時代からのイメージが膨らんでいるからだともいえると思います。
実際今回訪れたのは、ボドゥルムというヨーロッパから人気のリゾート地周辺で、エーゲ海と地中海の海で発掘されている現場周辺と、水中博物館という現在建造中の水中施設に潜ってきたのです。
だから、観光で訪れた日本人はおそらく全く知らない世界で、ちょっと興味があるダイバーでもトルコで潜れるなんて思ってもみないでしょう。
事実、主に滞在した二つの町、ボドゥルムとカシュという町のホテルでは、たくさんの国々の国別番号票が室内にありましたが、50カ国ぐらいが書かれているにもかかわらず、日本の国識別番号は載っておらず、滞在中全く日本人と会うことがありませんでした。
1h3x9718 帰路イスタンブールに一日だけ観光っぽくトランジット時間中に行ったのですが、ここでようやく日本人観光客の団体さんと遭遇。
今や世界中のどこに行っても日本人の姿を見るといえるはずですが、ここ二か所はどうやら例外のようです。

ここでは時間がゆったりと流れる感じなのですが、まさしくヨーロッパからの避暑地として認知されているようです。
ダイビング自体はすごく盛んなようで、連日すごい数が潜っています。乗り合わせたボートでもベルギーから来たという女の子二人組、イギリスからだとか、ドイツからもいっぱい来ていました。
ダイビングスタイルはバディ単位の典型的な欧米スタイル。
自己管理が必要です。
小さめのKAS(カシュ)でも15軒あるというダイビングショップが連日満員御礼のようです。
僕の主要目的は歴史的な発掘作業が行われているという場所と、いま建設中という水中博物館。これはエルトゥールルプロジェクトがどうして行なわれることになったのかの背景を知っていただくうえで重要と思ってます。
そこと観光地としての両場所を探訪、さらにイスタンブールの名所を少しだけ訪れてきたわけです。
1h3x9670 もちろん、主要目的以外にも、現地で興味が湧いた現地の人が生活する上で、必要な市場や、レストランも訪れてきました。写真の肉はシシカバブ用に切り分けているところ。
日本人で初めて来たんだよというと、にこやかに厨房に招き入れてくれました。

世界三大料理の国といわれますが、この国の食はきっと日本人でも大丈夫な味付けと味覚のようで、きっと食の面で滞在中に困ることはないはずです。基本的にどこで食べてもおいしい!
1h3x9711 左の写真は行く前から聞いていたのですが、「ヨットでダイビングに行くぞ」とTufanが言ってた船。
これはどう考えても日本人の感覚ではヨットではなく帆船。
これに乗ってクルーズを行なってきました。
さらに水中をご紹介したいところですが、こちらは来年の露出を目指して各種媒体用に残さねばならず、公開はちょっと先ですね。
沈んだ遺物以外に、人工的にわざと沈められたものもあるのですが、軍の輸送機をそのままレックポイントにしていたり、スケールが違いましたね。
透明度はエーゲ海も地中海も悪いところで40mくらい。
いいところは計ってないですが経験値でいえば60mぐらいはあった気がします。
1h3x9842 左の写真はイスタンブールの地中の遺跡。
何とも言えない不思議な世界でした。

こんなのが地下にあったのに知られていなかったとは・・・

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合成画像

Ert01さてさて奇妙な形の画像ですが、これはエルトゥールル号発掘時の発掘現場海域の俯瞰図です。(一部)
海域は結構広範囲に及び、実際には陰になったしまう場所があったり、ワンカットでは到底表現が不可能です。
したがっていろいろな手法でこの海域の表現方法を暗中模索しているわけですが、さまざまなパノラマ制作ソフトを試してみたり、3Dで表現できる3Dmodelerというソフトを使ってみたり、いろんなことを試してみました。
結果今イチ納得のいくものがなかったのですが、学生時代にお世話になった朝○さんにご紹介いただいた、PTGuiというソフトをテスト。
これでやればかなりの高画質で、考えていた合成画像が出来そうです。
写真は7画像を簡単にオートで画像合成したものですが、ここからそれぞれの画像の収差補正をしての合成や、一画像に取りまとめての収差補正、球面に見せたり、いろんなことができてしまいます。
来年日本トルコ年を迎え、展示を両国で行なう予定ですが、このパノラマ画像48カットの画像を合成。状況が許す限りの巨大パノラマプリントが作れたらなあと思っています。

このソフト使えば、高精細の可能性は極限まで広がるわけで、自分が使っている1Dsmk3と合わせて使えば、ビルの壁面いっぱいの画像も作れちゃいますね。

水陸含めてこの可能性は相当広くなるので、いろいろやってみたいな。
アイデアの湧いたデザイナーさん。
ぜひご連絡ください!

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リターナル2

1h3x9417隠岐の島にこの日曜まで滞在していた。
隠岐の食材の素晴らしさは過去10年以上通っていた上で充分すぎるほど感じてはいたのだけれど
本当にうまい食材は島の中でのみ流通していることにも気付いていた。
例えば5年以上育てたイワガキ。
10年以上経過している天然イワガキ。
10年以上育ったサザエ。
岩海苔をはじめとする豊かな海藻、海産物。
離島ゆえ輸送費がかかること、この食材の違いが一般的な現在の流通形態ではなかなか全国の一般消費者の知るところとならない事実もあるわけです。
つまり隠岐の1次産業が作り出す素晴らしい食文化は、398円というスーパー主導の価格設定などに当てはまらないのです。
どういうことかといえば、例えばサンマ・・・98円という販売価格があって、決められたトレーに乗るちょうどいいサイズのサンマでなければスーパーでは流通しません。
昔の魚屋さんでは、ちょっと小さいから20円サービスとか、大きいからこれは200円とかあったわけですよね。
自然のまま育ったものは、流通がまずありきではなく、違うサイズや個体ごとの価格設定が本来きちんとあるべきだと思っています。
果たしてきちんとトレーに乗る大きさの魚以外を買い取らない業者。
それが当たり前だと、違う販売形態を許さない消費者のあり方はきっといびつなのです。
決められたサイズに乗らない食材は流通せず、廃棄される現実はおかしいのです。

この隠岐酒造を訪れた時に、杜氏と専務と話していたのですが、酒の瓶も一番味に変質が起こりにくく、使った瓶のリサイクル面でも優れた瓶詰めという文化を今の日本は捨てようとしてきました。PETボトルがあるいはアルミ缶、紙パックを選んできたのです。
資源のないこの国では昔から「もったいない」という文化があったはずです。
計り売りというスタイルもあったはず。
ここ隠岐酒造では、島内消費がほとんどゆえ、ありとあらゆる色のガラス瓶を洗浄リターナル化を図っていました。
1h3x9425
これには確かにコストがかかります。
でも新たな瓶を買ったほうが安いからと、すぐにそちらに切り替えるアメリカナイズされた文化はそろそろ考え直さない時期が来ていると思っています。

こういった日本がずっと育んできたもったいないという文化を逆に世界に配信すべきだし、ECOを語るならまずここからでしょうと声を大にしていいたくなった隠岐酒造訪問でした。

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龍神の田んぼ

Img_14542 龍神に行ってきた。目的はみんなで手伝い手植えでやった田んぼがどうなっているのか、この目で見たかったのだ。
「これって早稲か?」って地元の行政の方々に聞かれるって城所さんが言ってたが、本当にすごい成長ぶりだ。
既に1mの高さまで育ち、稲穂も付き出している。

この稲の害虫としてゾウムシであるとか、クモヘリカメムシといった生き物が食害をするということでこれを駆除する目的で農薬が使われる。
稲に食害が及ぶと出来上がった米に黒点が発生。商品価値がなくなっちゃうわけでこれを防ぐ意味で農薬をかけるのです。
ところが自然界というものはよくできたもので、生態系はこういった害虫ばかりではなく、すべてがバランスがとられているというところが見えてきちゃうのです。。
本来このクモヘリカメムシは稲の穂を好むのではなく、アゼに生Img_14802えている猫じゃらしのような、アワやヒエの穂を好んで食べる習性があり、こういった雑草に見える草を全部刈っちゃうと稲に移るといいます。

事実この日に観察してみれば、写真のようにしっかりと彼らが好んで付くところには付いているのです。
こういったアゼの草を、目に付く雑草だからと刈り取ってしまうと、カメムシが食害を起こす訳ですが、田んぼには、これらを捕食する生き物がきちんと生息していて、弱い生き物っぽく感じるイトトンボも実は空中でのホバーリングの達Img_14592 人で、葉っぱにとまってる小さめの昆虫の立場からすれば恐るべきハンターになるのです。こんなトンボ・・・シオカラトンボやアキアカネ、ショウジョウトンボなどもきちんとヤゴから生まれ、あたりを飛び回っています。
またアマガエルももちろんこういった害虫を食べてくれるし、これを捕食するヤマカガシやシマヘビなどの蛇も結構な数が確認できます。Img_14512
底辺の昆虫の生息する量に合わせて、その上の捕食バランスがうまくいくようにちゃんとできていて、自然界って本当にすごいなと思う。
この中の害虫だけを駆除しようと農薬を撒くと益虫や、土壌の中に隠れている微生物、土壌を耕してくれるイトミミズをはじめ、すべてが死滅してしまうのです。
おまけに、一度農薬を撒いちゃうと、次に害虫が再繁殖した時にこれを食べてくれる生態系が破壊されているので、リバウンドが大きくなってしまいます。
するとまた農薬をかけるという悪循環が続くということ。
僕たちが食べる食材のこと、本当によく考えないといけないなあと、つくづくこの田んぼを見て、この田んぼの首謀者である城所さんから話を聞いて「ほーー、うんうん」と勉強させていただいてます。

「田んぼはえらい!」

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潜ってから龍神に

Img_14362 みなべでいつもお世話になっているサンマリンの夏祭りに参加してきた。
たっぷり楽しんだ翌朝、一便、早朝のダイビングに参加、そこからゆっくりと午後まで過ごさせていただき、作り込む予定のパワーポイントデータを制作。
じっくりと残留窒素を抜いてから少し高所に移動。新しいTUSA IQ850のバーグラフとにらめっこ。実はこれまでテストしてきて本当にいろんなことがわかってきているのです。
もちろん、VR3というテクニカルダイビングの定番ダイコンなら16の組織を見ることができるので、既にわかっていたことですが・・・
体組織を12のコンパートメントに分けて、それぞれの組織の残留窒素がどのくらい残っているかがわかるということが画期的なダイブコンピューターですが、12のバーグラフを見続けるといろんなことがわかってきます。

溶け込みの早い組織がすぐにいっぱいになる深場のダイビングで、(具体的にいえばショウガセ42mに向かうダイビング)浅場に戻ってから滞在しすぎない30分~40分ぐらいの短めのダイビングと、水深20m前後でじっくり潜り、さらに10m付近でゆっくりと滞在、撮影しながら6m3mと滞在時間を増やすダイビング。1時間を超えるダイビング。これを2本続ける。2本目はリバースプロファイルを避けて17m最大水深で浅場でもっと長く滞在。

多くの方々は体内に溶け込んだ残留窒素を浅場で抜くという考え方で、後者の方が安全だと考えておられるのではないでしょうか?
確かに浮上スピードコントロールは非常に重要です。
しかしながら、滞在しすぎは溶け込みの遅い組織にたっぷりと溶け込ませてしまうことになり、溶け込みが遅い組織ほど排出に時間がかかってしまうのです。
そう、ここで問題になるのは浮上後の高所移動です。
伊豆等の400m以上の高所を帰らないといけない場所で潜る場合、たっぷりじっくりエアーの許す限り、後半の浅場滞在を増やすダイビングを複数回やってしまうと、溶け込みの遅い組織のバーグラフが減圧停止が必要になるわけでもないのですが、(無減圧指示です)結構パンパンにたまってしまうのです。
溶け込みの早い組織のバーグラフは浅場滞在が長いとほとんど消えてしまうのですがね。
この溶け込みの遅い組織にたまった残留窒素は2~3時間では50%以下に下がってくれません。ましては安全レベルの33%以下に下げるには航空機搭乗時間と同じく翌日近くになってしまいます。3本潜ればさらに長くなり、18時間以上高所移動ができなくなります。
この日ショウガセ42mに潜ってトータル35分のダイビングを行ない、水面休息中にらめっこしてたのですが、2時間後にほぼすべての組織が33%以下に落ちました。
もっとも溶け込みの遅い組織はほとんど溶け込んでませんが・・・
4時間の休息後バーグラフはすべて消える直前。
ここから龍神村550mに上がったのです。
昔からある1990年代の旧モデルプロアラジンなどに頼ってきた人には考えられないことでしょう。こんなことをサンマリン夏祭りのなかで少し話そうかと思ってたんですが、
タイミングを逸してしまいました。
次回の機会に・・・
Img_14472 龍神の田んぼのコシヒカリたちはすごく元気でした!
大雨に見舞われていながらも、早くも1mを超え、根本がしっかりしていて非常に元気!
健康な苗、無農薬、何も足さない、やっぱ、健康に育ってますわ・・・
この様子は明日書きます!
どんな虫、ここに暮らす生き物がどうしていたか
ちょっと感動しましたよ!

PS.IQ850の取り扱い説明書
加速減圧のMix2ガス、水中切り替え方法が間違って記述されています。
セットアップするところまでは間違いないのですが、
水中で切り替える際
左下のボタン長押しで切り替わると取扱説明書にはありますが
正しくは左下長押し→右下ボタンチョイ押し→再び左下長押しです。

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リサイクル

Img_14322以前にもリサイクルは一度話題にしたことがあったが、その時はペットボトルについて考察した中でのリサイクルを考えるというものだった。
昨年のリーマンショック以降、リサイクルされてきていた金属素材がいきなり大暴落に繋がってきているそうだ。
ほぼ十年ぶりに、会った友人からそんな話を聞いた。
彼は建築関係に勤めているのだが、昨年の初秋までは鉄に関していえば、1Kgあたり60円で廃材が回収されていたそうだ。ちょうど中国が北京オリンピック景気に湧いていたころ、日本国内で金属製備品の盗難騒ぎが話題になったあのころである。
当時大きな建築物を作り上げる際、仮止めのボルトや、施工時に出てくる鉄の廃材を集めて持ち込むだけで、大きな現場だと半年で百万ぐらいになっていたそうだ。
だから仕事後汗だらけになっても、この回収を行ない、施工が完了した時点で、みんなで打ち上げに行くときの飲み代として有効利用していたという。
ところが世界同時不況以降、鉄やアルミの廃材の価格が大きく暴落。
誰も現場の廃材を片づけなくなったと言っていた。
近所の大手チェーンの酒屋さんではアルミ缶の回収を自主的に積極的に行なってきたが、一缶1ポイント(一円換算)で引き取って金券交換ができていたそうだ。

回収業者に定期的に来てもらっても若干の黒字が出ていたので、当時それはそれでいいことだと思っていたが、いまや全店で1000万の赤字が出ていると店長が言っていた。

アルミはほとんど100%近いリサイクルができる金属素材だが、残念ながら精製したり、リサイクルする際に大量の電気を必要とする。したがって今やアルミの回収された空き缶などの値段は1/10に落ち込んでいるようだ。鉄材よりもさらに価格が落ちているのだ。

ここ二十年でアルミ缶はペットボトルと同じく急速に普及してきた。もちろん便利というのもあったが、リサイクルというものに消費者が踊らされてきたという事実もあるはず。

アルミ缶は再利用されますと・・・

ECOという共通語で今は踊らされている気がする消費者。
車でも家電でもなんでもECOを前面に打ち出すのがはやりのようだ。

ビールや清涼飲料水で再利用するガラス瓶という流通形態が普通だったはずだが、いつのまにかいろいろな小瓶の輸入ビール以外見なくなってきた。
しかもほとんどのガラス瓶が今や使い捨てとなっている事実。
そのことに気付いていますか?
ほとんどのボトルが回収不能なのです。
再利用されていないのです。

海の中や大自然の生態系はすべてうまくできた回生システムで成り立っています。
日本人はもともとこういったバランスを最もうまく利用してきた民族のはずです。

そんなこんなを考えながら仕事の打ち合わせから帰る帰路、こんなビールを今日は買って帰りました。
小瓶でもリターナルボトルとして流通させているこんな製品をキリンは作っているのです。
ハートランド
Img_14272 この小瓶は、330mlとアルミ缶と同じ容量。
近所の酒屋で210円で売っているのですが、同じサイズのアルミ缶のバドワイザーが205円
ところがリターナルということで空き瓶を持っていくと5円で引き取ってくれるのです。
これは酒屋が自主的に行なっているアルミリサイクルキャンペーンではなく、キリンがきちんと流通システムとして取り入れているのです。
僕が個人的に好きなのは国産だとMALTSもしくはエビス。低価格帯の発泡酒ではこういったリターナルシステムではコスト的に合わないと思います。
でもプレミアムモルツや高価格帯のちゃんとしたビールなら…今ならシステムとして成り立つはずです。
本当の本物はECOだと・・・

リターナルシステム
実は一升瓶は茶瓶と透明瓶のみ対象で、黒や緑瓶は補償金を戻してもらえません。
この一升瓶も、ビールの大瓶も中瓶も、そしてこのハートランド小瓶も
販売店に戻せばすべて一律5円で引き取られるって知ってました?

もしもMALTSが小瓶リターナルボトルとして登場したら、僕は缶ビールを街で飲みたくなっても絶対こっち買うんだけどなあ・・・
ラッパ飲みでも絶対缶より瓶のほうがうまいし、さらに再利用されるんならね。

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ファインダーチューンナップ

Hq9r8648僕自身若いころからカメラマン向きでは?ってぐらい目がよかった。
中学高校時代からカメラの道に目覚めた僕は視力検査があるたびにウキウキすると同時に幻滅もしていた。
2.0がはっきりと見えすぎるのだ。まず通常の視力検査を受ける際、必ずといっていいほどアカギという五十音順では一番初めに自分の番が来るのだが、あっという間に「右、左、上」はい次反対の目「左、下、上」
両目とも2.0とあっさりと検査終了。いったい僕の眼はどこまでの視力なのか測ってみたくてしかたがなかった。ゆえに次の検査に移らないことに幻滅していたのだ。
さらに計るならその検査距離から後ろに下がって行って3.0とか5.0とかがわかると知ってはいた。サンコンさんやブッシュマン、マサイの戦士が5.0だとか、4.5とかテレビで聞くたび自分のポテンシャルはいったいどうなんだと思っていたものです。
そんな僕でもカメラの中のファインダーを覗いてピントチェックする際、そこにセットアップされたフォーカシングスクリーンの精度がどうなのか、どんな設計のフォーカシングスクリーンがそこにあるかでピントの確認のしやすさが格段に変わってくるのです。
一眼レフというと見たとおりに写る、ピントの位置も実際の撮影時に見ているとおりに撮影画像に反映されると思われている方が、案外水中撮影を趣味にされている方々には多い気がします。
このカメラのファインダーはピントの合ってる位置がわかりにくいとか、絞り開放で撮ったら合わないんですよねという人が本当に多い。
ところがフォーカスを合わせているのは実は擦りガラスに虚像を設けているわけで、この擦りガラス状のスクリーンの細度で、見た目のピントの山が変わるのです。
レーザーマットとかブライトレーザーマットとかメーカーによって呼称は変わりますが、明るいスクリーンは基本的に結構前後にもピントが来ているように見える虚像を見せてくれる代わりに擦りガラス度が粗いのです。
擦りガラス度が細かいものはピントがシビアに確認しやすくなる代わりに覗いた時に暗くなっちゃう。
したがって開放Fナンバーの明るいレンズとのマッチングがいいわけです。
僕が使っている1DsMK3には明るい単焦点のレンズを使うことが多く、FCsというスクリーンに交換しています。
これに交換することで露出補正も必要になるので、カスタムファンクションで変更して使用することになりますが、シビアなピントの山は確実に取りやすくなっていますね。
もう一方のFCdは方眼模様がスクリーンに作られていて、こちらはアオリが利く TSーEというレンズを使う際に有効なスクリーン。
現場で料理写真撮ったり、ポートレートでちょっと変わったピント面のコントロール時に交換するのです。Hq9r8650
70年代のF-1の時代からフォーカシングスクリーンのチューンナップは自分が使用する歴代カメラで不可欠のものとなっていました。最近のデジタルカメラになって、さらにピントの位置がシビアになっていることが確かなのに、初期についているスクリーンは多くのカメラでオートフォーカスということもあって、より明るくみえる粗いマットが装備されていることが多いのです。
やたらと視力のいい裸眼ゆえ余計に気になるんですよね!

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ファインダーとマスク

1h3x3528自分で作ったこのハウジング
ファインダー部分には当初ピックアップファインダーを付ける方向で設計を進めていた。
ファインダーの真後ろに結構きつい凹レンズをはめ込み、
コンパクトカメラから外した前玉を削って自作ピックアップファインダーを作ってはみた。
それなりに全視野が見えて「よしよし」と思っていたのです。
ところが1Dsmk3はもともと歴代の1Dシリーズではハイアイポイント設計ではなかったものが、水中使用を考慮してくれたかのような3cm後ろで全視野が見える設計になって発売されたのです。
ちょっと出っ張ってね。
素通しで試しに8mm厚のアクリル越しに見てみたら、こっちの方がピントの確認がしやすい!
フルサイズというファインダー倍率、実像の大きさも手伝って「これはこのままの方がいいかも」と計画変更。
ファインダー部分とアクリルウインドウをできるだけ隙間なくできるようにボディーデザインをしてみた。
結果、ハウジング外部と中に入ってるカメラファインダー部分の距離がほぼ1cm。
厚みの薄いマスク(GULLマンティスLV)を選ぶことで目とカメラ背面の距離がほぼ2cm。
これで合計3cm後方に目があることになり、ハイアイポイントの恩恵で、スムーズにファインダー内部が確認できる。
Fainder このカメラのファインダー部分のサイズがまるで
マンティスLVのフレームサイズを測ったかのような収まりの良さ。
結構気にいってます。
このカメラで撮った画像がどんどん露出してきているわけですが、今は串本の観光ポスター用の選択中。
16ビットで現像するとワンカットで120MB超えちゃうんだよね。
また撮影風景や、自分の普段の動きが、10日オンエアの関西テレビ「よーいどん!」という朝の番組で密着取材されました。
吉本興業のロザンというタレント二人と絡んで30分近く出るはずですので、見てみてくださいね!
関西ローカルで、近畿二府四県でしか見られないみたいですが・・・

このハウジングもちゃんと登場しますよ!
1h3x35292

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ニューギア

Lv2長い間、マスクといえば一眼の円形のものを愛用してきた。
古くはスーパーコンペザトールというフランスブッシャー製のものをずっと使い続け、ゴム製のスカートゆえにすぐにぼろぼろになって穴があいてくるのを我慢しての使用だった。
このマスクをどうして使っていたかというと目とガラス面の間が最も近く、ファインダーを覗きやすいというのが最大の理由。
実際キヤノンF-1スピードファインダーとのコンビネーションでは何も言うことがなかった。
さらに大きなビューファインダーがついた放送用のSSPハウジングなど両目でとらえることができ、便利だったのだ。
これがGULLが作ったアビスというマスクの登場後、そのマスクに主力の座を奪われるわけだが、このマスク、わずかにブッシャー製のものに比べて厚みがあるものの、良好なシリコンスカートなので穴があいてしまうといった心配もなくここ5年近くずっと使ってきた。
これをおなじGULLの新しいマンティスLVというタイプに入れ替えようと思って導入した。
理由は最近の設計のこういったLOWボリュームのマスクのほうが、ガラスを反対に傾斜させることができるために、目に近い設計にできるのだ。
額の部分の厚みは少しあるものの、鼻の最高部位置よりもほっぺたに近いガラス面が確保されることで、下方向の水中視界が広がるのだ。
実際に自分が主力にしているカメラ1DsMk3のハウジングに当ててみると、右目のフレーム部分のへこんだガラス面にすっぽりとファインダー部分が入り、より目に近い状態になる。
この方がいいじゃんと思ったのが、導入のきっかけのひとつ。
もう一つはリブリーザーで潜った時のこと、下方向の視界が制限される一眼タイプは、マウスピース部分のすぐ上についているLEDのヘッドアップディスプレイが見えないのだ・・・
フリーダイビング用のスフェラもあるが、これは強度面で心もとない。
この二つの理由で最新マスク(と言っても発売は昨年だが)に変更したのだ。

ただ気になる点もあって、いきなり改造君をやらかしてしまった。
ひたいの真中に突出したGマーク・・・シルバーでかっこいいのだがこれがハウジングの背面アクリルにコツコツ当たる。
これは絶対に水中で気になるのと、キズを入れるだろうということで新品未使用で分解
ダイヤモンドやすりでケヅリ落としてしまった。
で、見た目を良くするためにウレタンペイントで黒くして組みつけ。
こんなマスクになったわけです。
Lv22 さてさて明日あさっての水中使用インプレッションと
さらなる報告に続く・・・

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無農薬の不耕起栽培

1h3x87271 命の息吹を感じる土地ってありますよね。

最近土の匂いかいだ覚えありますか?子供の頃よく近所の原っぱで走り回ったり、こけて膝すりむいたりってのが当たり前の日常だった頃、周辺ではウシガエルの大合唱を聞いたり、ザリガニ取りに明け暮れたり。

そんな経験からずっと離れていた日常生活から、僕の場合は全身に海の匂いを染み付かせることはあっても、土とはご無沙汰でした。

先月、ふと和歌山県の広報誌の仕事から偶然同じ号の表紙になっていた旧知のチェーンソーアートの作家さんに連絡を取ってみたら、急遽会うことになって、和歌山の龍神村に行ってきました。その時、まさかそんな話に発展するとは思わなかったのですが、人間が環境に与えるインパクトの話になって、ずいぶん話し込んじゃいました。

山の水・・・特に安全かどうかという点はかねてからずっと思い続けていたことで、おいしい水の飲める場所はいいよなと考え続けていました。もちろんその水はその地の環境がよくなければそのまま飲むわけにはいきません。農作物も安全な水と環境が僕たちに元気を与えてくれると思うのですが、同時に日本のあらゆる生き物にとっても大事な物のはずです。

今のレタスやキャベツ、なんだかプラスチックの作り物っぽく感じるのは僕だけでしょうか? まったく虫の食ってない状況をみて不思議に思いませんか?あまりにきれいな野菜や果物。これを作ってる農家の方々と消費者である一般家庭の両者の望む商品開発、流通形態がうまく合致してスーパーに並んでいるわけですが、驚くほどの農薬や薬剤が使われていることは案外知らされていません。また、その現場で使われている安全だと検証されている農薬が、ここ10数年で大きくさま変わりしてきていることを恥ずかしながら僕は知りませんでした。

ネオニコチノイド系の農薬が開発され、親水性が高いことから洗い流せるし、作物に安全だということで急速に広まってきました。これは家庭菜園用としても、害虫駆除のしやすさからあっという間に普及、ホームセンターなどでも普通に買えて劇薬扱いにもなっていません。  まあこの農薬の問題はそのうちきっちり調べて改めて記述しようと思っていますが、洗い流せるということはすべて写真のような水田に・・・そこから川、海と流れていくわけですよね。

いろいろ話しているうちにふと頭をよぎったことがあります。

世界中でいっせいに起こりだしたホワイトシンドローム・・・サンゴが高水温で白化してしまうのではなく、原因不明の白化を起こして死んでいってしまう伝染病めいた現象。  これがサンオイルのせいだとか、ウイルスのせいだとかさまざまな憶測が学者さんからもされてきています。この発生し始めた頃と、ネオニコチノイド系の農薬を散布しだした時期が奇しくも一致している気がしてます。

沖縄や海外でもゴルフ場やリゾート施設の建設ラッシュから芝生の養生に便利だと撒かれる種類がどうやらこっち方向に変わってきたようです。南に多いサトウキビ畑もね・・・

この農薬は水によく溶ける親水性の高さから沿岸の生態系に直接作用しやすいことは素人考えでも容易に推測できます。

この農薬が今や普通に大量に使用されていることから、僕たちの身の回りの昆虫や身近な生き物が激減してきていることに、多くの人たちは気づいていない気がします。

この農薬は上流で使えばその薬効が下流域の水にも当然影響を与えるわけで、下流域で自分の田畑に撒くのを制限しても意味がないことになります。  そのため無農薬の不耕起栽培を行なおうと考えても、上流からはじめないと意味がないわけです。

そんなわけで和歌山の龍神村界隈で無農薬の不耕起栽培をはじめようとする動きを知り、そこに参加させていただく機会を得ることができたんで、今週月曜からずっと田んぼに入らせていただいてました。アメンボやカエル、イトミミズ、カブトエビが普通に大量に泳ぐ水田のぬかるみに毎日裸足で入ってズブズブと作業に取り組んでみました。

いいですね、地球の息吹が聞こえるようで・・・

Hq9r83481 Hq9r83351 苗の段階から育てることにもかなりのこだわりがあって、その理由をしっかりと勉強しながら、汗を流すのもいいですね。

田植えのタイミングも苗の生育状態が大事で、人間の都合や休日にあわせたものではなく、苗の声を聞きながら行なうようなものです。

稲だけではなく、植物だけではなく、多くの生き物の息づかいがここから伝わってきます。海に山から流れ込む水の原点をここで感じることができます。

安全な水が芳醇に得られる場所というここから、下流に向かってこういった動きが少しでも繋がっていけば、きっと単なる安全な食品という観点だけでなく、生態系がどう変化するかも見ることができるはずです。Hq9r83201 Hq9r83271 下の写真は熊野三社のひとつ、速玉大社の宮司さんがこの地をお祓いしてくれ、水の入り口と出口にこういった護符を奉ってくれたというものです。

昔は紀伊半島で普通にこういった光景があったそうですが、今は見ることがほとんどありません。

水と命の繋がり・・・昔の日本人は普通に日常生活で敬いながら生きてきたんですね。

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クジラを見てきて

Makkou1 Makkou2 Makkou4田辺湾内で座礁したマッコウのニュースをTV局の方から聞き、すぐに駆け付けたかったのだが、串本で所用のため翌日に向かうことに・・・
そこではもはや我々がどうすることもできない状況になっていました。
過去マッコウは10年ぐらい紀伊半島の沖に棲息するグループを追いかけていたこともあって、オスがメスの群れに合流する所や、生まれたてであろう子マッコウのへその緒がついた個体などの水中写真を週刊朝日グラビア等で出してきた。
彼らがストランディング(陸に上がってしまう)する経緯に関しては原因や「なぜ?」ってことが学者でもよくわかっていないことで、僕自身も推測の域を出ないのだけれど、僕なりの意見も書いてみようと思ったわけです。
あくまでも僕自身の経験値と学者さんから聞いたことからの想像ですよ。

こういったオスの個体は大海原を単独で行動し、子供のころと繁殖期以外群れとは合流しません。水深1000mぐらいの海域が本来の生息域で、深く潜るために進化した彼らの音響探知能力は僕らの常識を超えたところにあると思われます。
金属棒をたたき合わせるようなクリック音を脳油を通して発することで、潜水艦のソナー以上に立体的に周辺の状況把握をするどころか、障害物や餌のありかを探知したりすることに使っていたりします。
一説によればこの音波を頭部でレンズのように集積し、ダイオウイカなどにショックを与えて採餌しているとも言われています。
眼は非常に小さく左右に退化、暗い場所、透視度の悪い場所で判断するのはソナーと聴覚のはずです。

音響探査に関しては優れているはずが、案外意外に思われることが起こるということがイルカたちの行動で確認されています。船についてきてしまい、入り組んだ漁港などに入ってしまった場合など方向性と出口がなかなかわからず、若い個体など1日ぐらいうろうろするだけということが結構あるようです。
より長い距離の音響探査ができるマッコウの場合、水深の浅い場所に迷い込んだら、周辺が垂直面で構成されている護岸工事のおかげで乱反射してしまい、どっちに進めば出口かが解らなくなったしまうんじゃないかと考えています。
退化した胸鰭は急角度での左右の方向転換は不可能ゆえ、まだ充分動けるんじゃないかという5m~3m水深でも身動きがとれなくなってしまう。
どっちに行けば外かが解らないんですよ。

弱っていると報道されていますが、ブローの感じや動く様子を見ていたら。あるいは空気中でもわかるほどの大音響のクリック音を聞いていたら死にかけとは思いませんでした。

ただ浅場にストランディング状態になってしまった今、もはやあの巨体を動かす方法がなくなりつつあります。空気中に出ると自重で呼吸困難に。。。
横を向かないと干潮時胸が苦しい・・・でも噴気孔が沈んでしまう。
ゆえに寝返りをうつみたいな動作になってしまう。
前日の外洋への誘導がうまくいってたら・・・って悔しい思いでいっぱいです。
こうなったらできるだけ早く楽にしてあげて資源利用の方向性で考えるべきだと今は思っています。
腐るまで放置して見世物状態で陸に埋めるなんていう愚行は避けてほしいなあ。
Tobiuo1 下の写真は夜、串本袋港に迷い込んだトビウオたち。
彼らも西風に追われてここに入ってしまったら、夜間はこうやってじっとしているようです。(出ることができない)
夜のトビウオきれいですよね!

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まいったなあ…でもこんなの狙ってもいた

1h3x8535新造ハウジングZERO1を持ち込んだ
白崎海洋公園ロケ。
二度のテスト撮影で露見しなかったトラブル発生!
今までは中身を入れず20m水深まで持ち込んで長時間滞在してもなんともなく、実際の撮影は15m水深で二度行なってきていて、なかなかの使い勝手だったのだけど、20mオーバーの水深でいきなりシンクロミス・・・
水深を上げてもストロボが発光しない。
一本目終えてホットシューのシンクロコネクターがわずか1mmほどずれているのを発見!これが原因か・・・振動で外れたのかと思ったのだが
二本目も同じ現象。ギリギリいっぱいに設計したクリアランスが裏目に出たようで、バックハウジングとフロントハウジングの間のOリングが水圧でつぶれた際、接触しているコネクターがずらされたようだ。
白崎にしては驚くほど高い透明度の中、ストロボが発光しないほど悔しいことはない。
その夜クリアランス部分を削って改良。
問題は解決したのだが、この際と、以前から考えていた撮影手法にチャレンジ!
1h3x84482 流れるように動き回るタカベをその動きを生かしたまま
肉眼で見た感じの動感を表現するため
ビデオ用のHIDで撮影。
こんな感じに撮ってみた。今までならこんな作風は南の島の、極く浅場で自然光で流し撮り以外はなかったはずだが、暗い近場の海の20mオーバーでこんな写真が撮れるようになったのです。
今日一人居残って正解でした!
このバリエーションもっといっぱい撮れました!いいカットはまたもやダイバー誌面で出しますね!

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ダンゴウオ撮影

Img_2673日本海にダンゴウオの撮影に行ってきた。
香住ダイビングサービスさんから結構な数の幼魚らしきダンゴウオを発見してますよ!というお知らせから、急遽カメラをセッティング、米粒よりも小さな被写体を撮影すべくエクステンションリングとテレコンを組んだ100mmマクロレンズで撮影に挑みました。
同時進行でISO感度を400に設定した状態で持ち込んだ新しい1DSMk3ハウジングのワイドテストも敢行。
こちらは、どうしてこのハウジングを自作する気になったかについてもちょっとだけリポートを・・・
いくら世界最高水準のカメラだって、実はハウジングに入れることで問題がいくつか生じます。今回の場合EF15mmF2.8フィッシュアイを組み込んでいるのですが、実はこのレンズとポートのマッチングが重要なのです。
10枚以上の凸凹レンズを組み合わせて良好な状態になるようにメーカーが苦労して設計しているレンズが、一枚のポートレンズを前に置いて水中で撮影することによって周辺が流れてしまったり、画質が大幅に劣化することは避けたいわけです。
いわば10万円以上するレンズがたった1枚のポートレンズによって2000円ぐらいになっちゃうこともあるわけで、大伸ばしすればいたるところの粗い部分が見えちゃって
げんなりになっちゃうわけです。
案外水中ハウジングのポートとのマッチングは知られていないところがあって
高価なハウジングでもその中身の性能が発揮できないケースも往々あるのです。
僕はこの画質優先で考えてポートレンズを選んだときにINONドームと15mmのマッチングに惚れこんでるわけです。
昨今流行のギョロメレンズですが、僕は使う気になれません。
表現の面白さは確かに認めるのですが、B1なんてサイズに伸ばすことは到底期待できず、仕事では使えないなあと思っているのです。
1h3x7831 写真上は結構うねってる浅場で発見した
白いタツノオトシゴ
まっちゃんがかわいいよって
教えてくれたんですが
当然のことながら環境的に厳しく、ブレをできるだけ抑えて最短撮影距離ぐらいで撮影。
ここでは画質を小さくリサイズしてるのでこんな雰囲気ですが、そのまま拡大してみるとこんな感じ。

これはマクロレンズで撮影したのではなく、フィッシュアイで撮影したワイド画像の極端なトリミングです。

どうでしょう?
結構見ることができるでしょ。
この画質に惚れこんでこのカメラハウジング作っちゃったんです。中心から外した場所に被写体持っていってどこまでシャープに使えるか・・・ここにプロとしてのこだわりがあるわけです。
ちなみにずっと使ってたフイルムではここまでの再現性は期待できません。
1h3x78312_5

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足まわり

6g8e7103伊勢~熊野の海を巡ってきた。
僕たちカメラマンにとって、こういった取材時に必ず必要になる交通手段はやはり車ということになる。
最長は一日に1200キロを走ったことも・・・
長距離移動が基本だから、車の乗りやすさや、疲れない工夫などたくさんあるわけで、あるときはレカロのシートに交換してみたり、ショックアブソーバーをガス封入車高調整タイプやエア封入タイプにしてみたり(ガブリエルやMaxAirというモンロー製)してきた。
過去乗った車では、長距離走るとドイツ車がやはり疲れにくさでは優れてるなあとは感じてきたが、今は旧式国産セダンに乗っている。セダンは免許を取って直後に半年乗っただけで、その後は1Boxかステーションワゴン、Jeepなどばかりを乗り継いできた。
ちょっと普通じゃない車ばかり・・・
こんな風なセダンタイプはどうかなと思っていたが、案外いいもんですね。
 最近前輪のショルダー部の山がズルズルになってきたので交換せねばと思い、タイヤショップを覗きに行ったのだが、「そこそこのお値段がするなあ」と見るだけで購入を思いとどまり、オークションで探すことにした。
うまく四輪をまとめて購入できたのがこの写真のセット。
BBSの鍛造ホイールは若いころからいいよなあと思っていたのだが、これに50の走り屋が好みそうなストレートグルーブのハードショルダータイプが組まれていて、乗り心地は多少犠牲になるものの、コーナーリングは格段に良くなった。
伊勢から熊野までのワインディングロードを攻めるわけではないんだけど、
普段よりも20%ぐらいは速いスピードでコーナーを快適に走ることができた。
紀伊半島の東側は伊豆の海に似ていて、水中もアフターダイブの食も多くの食材と共にたっぷり堪能してきましたよ。
この模様は月刊ダイバーや「つり人」の連載ページでそのうち徐々に露出していきます。
お楽しみに!!
1h3x3903 下の写真は気になったトラックの荷台のイラスト。
僕も画像だけだけど、皆さんの元に鮮魚運んでるみたいなものかもね。
活きのいい画像と映像お届け!!

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東陽テクニカ

Zr6f5821本当にひさしぶりに数年前のエルトゥールル号探査でお世話になった東陽テクニカという会社の方々と神戸で飲む機会を得た。
初年度にまずどこにエルトゥールル号が座礁して沈没したのか?どこの地形がどうなってるかを船上からランダムに探査するという目的で、この会社の最新技術でご協力をいただいたのだ。
上の写真でたくさんのパソコンモニターが並んでいますが、高精度のGPSと最先端技術のソナーシステムで驚くほど鮮明かつ立体的画像で水中の海底地形がモニター上で再現できるのです。
果たしてどのくらい高精度かといえば、5m水深のプールの中に沈めた1cm厚の鉄板を立体的にモニター上であらゆる角度から再現できる能力を持っているのです。
GPSの精度はカーナビの100倍とかで、巡航ミサイルのトマホークに積まれているものと同じものを使用しているらしく、これはココム(輸出規制)で最上級の機密機器に当たるものらしい。
Zr6f6093 これで得られる画像が下の写真のようになります。
これがあらゆる角度から立体的に見ることができるし、拡大、周辺エリアに広げて見ることができたり自由自在。
潜る前から水中地形が手に取るようにわかったのです。
すごいもんだなあと感心したものです。

今回再会していろいろな最先端技術をまたお聞きしてたのですが、興味深かったのは、超音波を使って視界が全くない透明度のない海中や、夜間に照明なしで撮影ができる機器なんてのが出来てるんですね。
これだと、明るいライトに反応して逃げちゃう水中生物の夜間行動がきっちり撮影出来ちゃうみたいです。
また、「大阪城公園お堀にはワニとかピラニアがいるらしい調べてほしい」なんてネタの透明度ゼロの世界で苦労した探偵ナイトスクープロケとかでとんでもない映像が見せれたかもしれませんね。
技術の進歩はすごいなと楽しませていただいた一夜でした。

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今朝のNHK「おはよう日本」

Hq9r44102 事後報告になっちゃうのですが

今朝のNHKニュース「おはよう日本」でオンエアになったお話を一つ。昨年からいくつも引き上げられている陶器の皿やティーカップなど、日本のものらしいねということは参加しているクルー間の話題で言われ続けていました。

写真は完品に近いものを引き揚げた日本側の隊長と呼ばれる榎本さん。

いくつもの破片が引き上げられてきたわけですが、そのルーツや情報がほしいなと思っていたら、NHKの独自調査で明治5年から30年の間に横浜で独自の進化発達をした「横浜焼き」と呼ばれるものだったのです。

当時九谷や有田の焼き物を買い付け、これを薄く削り、二回~三回絵付けをして焼き直した工芸品で陶磁器だということがわかりました。向こうが透けるほど薄く削る技術を競ったのと、江戸時代から明治にかけて襖絵などの伝統的な絵付けをする職人が仕事を求めて横浜に集まっていたという背景があるそうで、この時期25年間しか作られていないそうだ。震災時に多くのものが消失し、今横浜美術館や、関係機関、収集家で持っている小皿は20枚ほどにしか満たず、そのすべてがヨーロッパやアメリカのコレクターから買い戻したものばかり。

このオークションでの価格を聞いたらぶっ飛びます!

今回エルトウールル号沈没地点から発掘されたものは、日本で初めて出てきたものかも知れないと、研究者の田邊さんは語っていました。

この収録時、そばでじっと聞いていて、鳥肌が立ちました!

下の写真はその取材時の模様、詳しくはそのうち、それなりの媒体でまとめて出しますね

 

1h3x3776

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マチウケル

1h3x9525写真は日本ウミガメ会議の模様。
昨年末に兵庫県明石市で行なわれた会議の様子だが、日本沿岸の保護に関して、実はNPO法人の「日本ウミガメ協議会」というのが大阪枚方にありまして、僕の自宅から車で15分のところにあるのです。
日本の沿岸は実は絶滅危惧種とされるアカウミガメにとって大事な産卵場所になっているのです。
アカウミガメは北太平洋に暮らす個体たちにとって広く回遊する場所としてアメリカ西岸から日本があるアジアの東側までが生息域とされ、その回遊は全域をカバーして動き回っていることが知られてきています。
その多くの個体が日本の沿岸を産卵域にしているのです。
このため、日本沿岸の砂浜の減少や、上陸を妨げる明かりが大きくアカウミガメの産卵場所を脅かしてきていたのです。
アカウミガメのみならず、アオウミガメやべっ甲で知られるタイマイなどの生息調査や、保護活動に「ウミガメ協議会」はこれまで積極的に活動を行なってきました。
かまぼこのカネテツデリカフーズなど多くの企業スポンサーも付き、多くのボランティア活動に支えられてきた団体です。
でもこの世界的な不況の波にあおられ、企業スポンサーが苦しい状況になってきています。
携帯の待ち受け画像を一般スポンサーに買っていただいて、こういった自然保護団体に寄付をしようという動きが出てきました。
僕もこういった動きに賛同して画像を提供することにしました。よろしければ画像を見て携帯の待ち受け画像に使ってみようという方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。
サポートする自然保護団体を選べるように今後はしていくつもりですが、とりあえずは「ウミガメ協議会」からスタートしてみます。

売上の35%が保護団体に、35%が僕の活動資金に、残りがサイトの立ち上げ維持管理に使われます。

1h3x9600 コーヒー一杯の募金から行われる活動資金集めです。
下の写真はウミガメ会議の後の打ち上げ風景!

http://machiukeru.jp/
ここからマチウケルにリンクしています。

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2000万画素オーバー

608x338product_main_1dsmkiiiこの間はこの外側部分をご紹介しましたが、その中身のカメラにも少し触れてみようかと思います。
今の主力カメラがこの機種になるのですが、デジカメのモデルチェンジって本当に早いですよね。
昔のフイルムカメラは最上位機種といえば、約10年間は不動の地位を確保したままだったので、持ってると機種変更する必要もなく、ずっと使い続けられる点でそのカメラに慣れることができるし、撮れないはずの写真が無意識のうちに撮れちゃうというところがありました。車でいえば毎日乗りなれてれば、突然の出来事に対して無意識にハンドルをどれだけ切って、ペダル操作なんかも何も考えないで最適な量のコントロールができるといったことがそれに近いかもしれません。
つまり、慣れるってことは機械操作をするうちでかなり重要なウエイトを占めると思うのです。その道具の性能、スペックも重要なのですが、無意識に使えるように・・・
キヤノンの1D系統で僕が気にいってる点は、やはりここに一番大きな点がある気がします。歴代のボディーの操作位置に統一性が採られていて、1D、1Ds、1Dmk2、1Dsmk2、1Dmk2N、1Dmk3、1Dsmk3と変化してきていますが、パッと手にとってすぐに撮影といった時に考えないでシャッターボタンに人差し指が行って、絞りや露出補正が無意識にできるところがいいわけです。
じっくり考えて物撮りってときにはあんまり関係ないかもしれませんが、フットワーク重視の撮影にはやっぱりここが大事だと・・・


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P

P写真が何かパッと見てわかった人はまず少ないでしょう。
いきなりこんなもの冒頭に出すなよと言われそうだけど、必要に迫られてこんなものと悪戦苦闘しているのです。
何やら怪しげなシリコン製の物体。

実はこれはPバルブというバルブの反対側に装着するものなのです。
「ははーーん」とすぐにわかった人にはあえて何も言いません。でも多くの方々は何が何やらさっぱりわからないと思います。
ここのまじめな話中心のBlogに出すにしては下ネタすぎるかと躊躇していたのですが、これも真剣に取り組まないといけない話の一つなので書いちゃいます。

ちょっと前のこのBlogでご紹介させていただいたリブリーザーという閉鎖回路式の呼吸器で長時間の潜水を行う際、3時間とか水中にいると恐ろしく冷えてくるわけです。
水温の高いはずの沖縄でも、水の中というのは空気中に較べて21倍から23倍熱伝導がいいのです。そのため同じ20℃といっても時間の経過とともに冷え方がまるっきり違ってきます。僕たちはもっと水温が下がる冬季になるとドライスーツというからだが全く濡れないスーツを着用します。これは中にセーターやフリースなどを着こんで冬装束を着たまま潜れることを意味するのですが、冷えてくるのはどんなに着こんでも同じ。
問題は長時間経過したときに発生してくる生理的現象。
おしっこです。
通常の1時間程度のダイビングなら我慢もできるのですが、その我慢を行なうために水分摂取を控えることを多くのダイバーは行なっています。
特に女性ダイバーならトイレの問題は大問題ですよね。
しかしながら、減圧症という俗に潜水病と呼ばれるものにかかりにくくするためには、体内の水分量を極端に下げてしまうのは絶対に良くないのです。
前日に深酒をしているとアルコールを分解するために大量の水分を必要とします。さらに朝起きて暖かい紅茶やコーヒーをほんの少し飲むだけで潜ると利尿効果が高まり、体内水分量が通常時以下に下がってしまいます。
潜る前後ほど水分はスポーツドリンクや真水でしっかり給水する必要があるのです。
もちろん常日頃から保水は体のために必要ですが・・・

このPバルブという装置早い話が水中でおしっこするためのスーツにつけた特殊バルブなのです。逆流がしないように弁の形状も特殊なものになっていて、良くできています。

でも体に装着する部分・・・おちんちんに取りつける部分はいささか原始的。
コンドームの先がホース状になった上の写真のようなものの内部に強力な接着剤が塗られていて、これを張り付けるのです。
サイズうんぬんは横に置いといて、うまく装着できるといつでもどこでも水中で放尿ができ、快適そのもの!
問題は取り外し・・・ガムテープを局部に張ってはがすことを想像してみてください。
これが全周なのです・・・根元を剃っていることは内緒です。(これは大事なこと。。。笑)

これも長時間潜り続けるエルトゥールルプロジェクトの有効な新兵器の一つでした。

PS・・・水中で用を足すときは、ゆっくりじんわりやらないといけないと、師匠と人伝てに聞いていましたが、あまりに快調なので、昨日スリーダイブ目に一気に放尿!ちょっと横漏れを起こしてしまいました。洗って夜干してあったドライスーツはそんなわけがあったのです。(自爆)
1h3x9944 こんなところにバルブは付いています。

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だいこんテスト

_h3x3703今日はTufan宅に戻り、僕は別行動でダイビングに出かけた。Tufanたちは自転車で近郊ツーリングに出かけたようだ。
串本の町並みは細い路地が多く、晩飯食ってる時にベルタさんいわく、自転車でうろつくのに楽しい街だわって・・・
トルコのボドウルムではガンガンみんな車を走らせるので、子供たちを放りっぱなしで自転車で遊ばすことなんてできないけど、ここは細い路地をすごいスピードで走らす車もいないし安心して一緒に散策ができるそうだ。
田舎町は実はゆっくり過ごすのにヨーロピアンにとってもいい場所のようだ。
ところで僕のダイビングだけど、気になるニューモデルのダイコンをテストした。
このモデルは5月に発売予定だそうで従来からあるモデルにさらに多機能なバージョンアップがなされているものだ。
このダイコンの優れている点はバーグラフで12の組織ごとの飽和状態が見れることと、
高所移動時にこのバーグラフが反対方向に伸びたりする点だ。
これを見てそのバーグラフが意味することがわかれば、15mから20mラインでの長時間潜水を繰り返したときに、いかに溶け込みの遅い組織に窒素がたまるのかが目で見て直観的にわかるようになる。
これは、僕の著書「だいこんダイバー!?」内でも書いていることだけど、2ダイブ目、3ダイブ目でどんな風にダイコンのプログラムが変化していくのかがよくわかる表示で、イントラたちから広く一般レベルにこの表示が意味するところを広めるべきだと感じている。
たぶん関西エリアでは3月初旬に大阪でディーラーセミナーが開かれるのだけれど、その会場で僕が感じたこと、僕がこのコンピューターを使ってみて思ったことを参加者の皆さんにお伝えできると思います。
一緒に同じ腕につけて潜った他の二つのダイコンは8つのコンパートメントから演算処理するものと、16のコンパートメントで考えるタイプのものです。
それぞれがどんな表示を出したのか、まだ数回のダイビングしかしていないので結論付けるのは早計ですが、興味深いデータが目の前に現われています。
これはもうしばらく潜ってから大阪のセミナー以降に皆さんにお伝えしていきますね。
明日も午前中この三つのダイコンを左手に付けて潜ってみます!

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リブリーザートレーニング

Dsc_3855_2 水の中に潜る手段として、多くの方がイメージするのはスクーバダイビングというタンクを担いで潜る方法が普通でしょう。
シュー、ぶくぶく、ボコボコと泡の音が入った水中映像をテレビでもよく見るようになってきたし、世間一般的にダイビングというとこのスクーバダイビングを想像して、スカイダイビングを凌駕してきたと思います。
僕も過去はオープンサーキットと呼ばれる開放回路式のものをほとんど使用して撮影してきました。
古くは白浜に住み着いた野生のイルカと仲良くなって、これをVTRで納めるためにフィーノという東京日産が販売していた創生期の半閉鎖回路式のリブリーザーで撮影したり、
ドレーガーという半閉鎖式のリブリーザーを数回試したこともありました。
リ・ブリーズ・・・つまり自分の吐いた同じ息を何度も呼吸することで表に出ていかない呼吸器のことをリブリーザーというのですが、過去に自分が体験してい たのはすべて半閉鎖式というタイプで、一定量の吸気を(おもに酸素と窒素などの同じブレンドガス)ずっと流し続けるので一定時間が過ぎると表に自動的に排 出してしまいます。
したがって同じ水深にいても完全に泡を出さないわけではなく、ポロポロと流れ出し続けるのです。また、ブレンドガスは一定なので深く長く潜れるわけではないのです。

それに対し今回1週間にわたって受けたトレーニングは、閉鎖回路式・・・全閉タイプともいうリブリーザーで、酸素摂取の効率や、減圧症を防ぐ意味での窒素の溶け込み&排出が最もスムーズにいく計算ができる潜水器なのです。
具体的にいえば、純酸素を片側に、反対側にヘリウム、窒素、酸素をブレンドしたタンクを装備して、必要に応じて双方のガスを、移動中のその水深で最適なブレンドになるように電子制御で酸素濃度をモニタリング、管理してコントロールするシステムになっているのです。
したがって、酸素濃度は潜水計画を立てて、設定した濃度にコントロールされることによって完璧に近く消費、出てくる二酸化炭素はキャニスターという吸収材が入った部位で吸着。このことで無駄なく驚くほど長時間の潜水ができるのです。
また、浮上直後はびっくりするほど体内残留窒素を抑えることができて、身体も非常に楽なのです!
このシステムを使うことで、今までできない水中撮影の表現が可能になるとともに
筋力体力さえキープできれば、(重いんで) 減圧症予防法として、身体にやさしいダイビングになりますね。

どのくらいの時間潜っていられるかというと、2.5Lタンク二本で今回の場合60m近くに20分近く滞在できる形で、まずは総潜水時間トータル90分、小休止後同じような水深時間でタンクを変えずにもう一回潜っても、残圧は半分になったところでした。
これだけ潜ったにもかかわらず、浮上後の窒素の体内ガス圧計数はびっくりするぐらい低い値になって、5時間後には飛行機搭乗可能になるのです。

ただし、潜水計画には細心の注意が必要で、高度な危険回避のトレーニングと
潜水生理学の勉強が必要。
明日講習受けて明後日潜れるかというと無理な話で、普通のCカード取得とは全く異なります。

映像表現の可能性としては音や泡が出ないということは、水中生物に刺激を与えることが極端に小さくできるわけで、例えばアジやカマスの群れの下に入ってもドーナツ状に穴が開くなんてことはないし、敏感な魚たち、ロウニンアジとかクエなんていうのにも限りなくストレスフリーで近づくことができるわけだし、ハゼなんて寄り放題。みなべのオオカワリギンチャク周辺を3時間ダイビングなんてことができるのです。

先週オンエアになった僕が撮影の「探偵ナイトスクープ」ロケ

あれもリブリーザー使ってもっと深い所に探索に行ったら今の季節でももっと稀種のウミウシオンパレードが撮れたかも・・・

上の写真は「だいこんダイバー!?」で共著というか対談にご登場いただいた

僕の師匠 田中光嘉氏です!

リブリーザーについてご質問があれば
HP上の「だいこんダイバー!?」討論会の上ならたっぷり議論ができます。よろしければ
こちらにどうぞ!

素朴な疑問は難しく考えずにぶつけてみてくださいね




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今年もはじまった

715659750_229今年もまたまたそういう季節が来たなあ
という感じなのですが、いよいよエルトュールルプロジェクトが始動しだしました。
毎年1月から2月にかけて発掘調査作業が行われるこのプロジェクトメンバーに入って今年で3年目。
昨日は調査発掘の責任者Tufan氏とともにまずは打ち合わせ。まだ現場に入ってませんが、昨日和歌山県や和歌山市の議員さんたちと会食、だんだん協力していただける人の輪が広がってきました。
このプロジェクトで毎年頭を悩ませる問題がメディアのコントロール。
新聞やテレビなどで取り上げてほしい話題ながら、その発掘現場が海の中ゆえ、水中取材の申し込みも多いのですが、際限なく受入れを行うと実際の発掘作業が止まってしまいます。ゆえに今年も取材日程には制限をかけることになりそうなのですが、各メディアは中身の公表を当然要求してきます。
僕自身はじめからこのプロジェクトメンバーに参加してからスチル写真とハイビジョンカメラでの水中記録を残してきているわけですが、目的は2010年のトルコと日本の友好年に制定されている年度に両国でかっちりとした図録を出版すること。
両国の友好関係をさらに密にするために写真展や映像でのイベント開催。
国際的に影響力の大きいナショナルジオグラフィック誌やアトラス誌面での露出。
映像もできる限り影響力の大きくなる媒体を選んでの露出を考えています。
中途半端にニュースソースでお茶を濁したような露出は避けようと思っているのですが、
プレスリリースを求めてくる報道陣は、水中取材をする予定も人員もないところほど
無茶な要求をわれわれに投げかけてくるので困るところです。
すべての作業が無償で行われているわけではなく、ボランティアで賄えるような内容ではありません。でも、多くの一般人が知りたがってることだからと、公開を役所の担当部署を通じて突き上げてきます。
公開しないというわけではなく、時期が来たら、すべてのデータをまとめより多くの方々にこの歴史的な史実をわかりやすい形でまとめてからそれなりの形態で行なっていくわけですから、そのあたりをご理解いただけたらいいのですが・・・

でもまあメディアとしてはおいしいニュースに映るらしく、他社を出し抜いて新しい情報を何とか得ようとさまざまな攻勢をかけてきます。
NHKだけがずるいとか、(水中班持ってますからね)いろんな声聞きますが、きちんとした情報をそれなりのかたちで視聴率の高い時間帯の枠できちんと報道するのですからそこで流れるのは当たり前の世界です。
バラエティー番組でタレント使ってクイズ番組作っていくことしか考えない民放を避けようとするのは当然でしょう。
夕方のニュース番組といわれる4時からの時間帯の情報番組・・・ゴシップだらけのあれがニュース番組だと分類するのがおかしいと思わないんでしょうかね?

トルコ研究所の代表Tufan氏と昨夜話しててなるほどなあと思ったのが
トルコにも国営放送があるのだが、こちらは視聴率の低迷に悩んでいるそうです。
ところが日本では現在、一時にはあれだけたたかれたNHKの視聴率が上昇。
民放の視聴率がずいぶん下がってきています。
自分にあてはめてみても、ゴールデンタイムといわれる時間帯の民放の番組をほとんど見なくなってきています。
ありきたりのタレントが馬鹿話をしていたり、クイズ番組や底の浅いグルメ番組しか流れていないのですからテレビつけてもうるさいだけなので、切っちゃうこともしばしば・・・
音楽に切り替えたり
チャンネル変えてみるのが案外NHKという比率が高くなっています。

Tufan 氏はなぜ日本ではNHKが一番影響力があると思うのか?
と僕に対しても聞いてきます。
もっとも当たり前にもっともわかりやすい形で知りたいことを特集という時間枠で伝えているからですよといいながら、面白さというおちゃらけのみに逃げている民放の番組制作方法も、じっくり考えれば、悲しいかな現実を改めて見直すことになって、そこで生きている自分も矛盾を感じたりしています。

しっかりした番組の構成を考えて取り上げて動いてくれる民放さんがいればもちろん喜んでご協力するのですが・・・
ここにスポンサードしたいという企業も多いと思うんですがねえ・・・
企業イメージも上がるし・・・

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ちょっといいもの見っけ!

今現在、月刊ダイバーロケにて石垣島を訪れているのですが、滞在中のホテルにて発見した一枚のカード。

なかなかこういう動きをリゾートホテルで見ることは少ないのですが、いい感じを受けたのでご紹介です。1h3x9019

以前このブログでご紹介したこともあるのですが、沖縄方面、南西諸島でのサンゴ保護活動、環境保護を訴える活動がいろんなところからスポンサードされ、サンゴの植え付けなど、様々な取組みが行われていることはこのBLOG読者の皆さんもご存知になられていると思います。

以前にも書いてみましたが、サンゴは決して弱いだけの生き物ではなく、その生命体としての力強さ、生命力は侮れないものがあって、環境さえ整えばわずか数年で、すごい大群落を種類によっては作り出してしまうのです。

ところが世界レベルでどうしてサンゴたちが死滅してきているのか?

地球温暖化?台風が来ないから海水が攪拌されずに高水温化して死滅する?

今多くの研究者が提言している仮説ですが、それは、人間が作り出している、本来海に存在しない物質が流入していることによってダメージが与えられているのではと言う説があります。ネイチャー誌でも記載されていましたが、たとえばサンオイル。合成洗剤、多くの陸から流れ込む物質の中にサンゴに悪影響を与える物質が多く含まれているというものです。

かつて昭和の時代に琵琶湖の水質汚染が問題になっていたことがありました、葦が生えなくなってきて、生態系が大きく変わったのです。京阪神の水がめでもあることから行政も協力、沿岸一般家庭での合成洗剤廃止、石鹸を使う運動を起こしたところ、五年で大幅に水質改善が行われ、琵琶湖の湖水がきれいになってニゴロブナや葦に暮らす魚たちが戻ってきました。

僕達がレジャーで訪れる南西諸島には現在リゾートホテルがたくさんできています。そのホテルに宿泊した際、ダイビングから帰ったり、海水浴や釣りから帰って潮を落とすために、必要以上の有機リン類を含むシャンプー、リンスを使ってないでしょうか?

大人数がこういった排水を海に流すことによってサンゴたちやそこに暮らす魚達に悪影響を与えているとしたら、ちょっといい気はしないですよね。

また宿泊先のシーツが毎日変えられているのは気持ちのいいものですが、連泊した際、自宅と同じように数日なら同じシーツで眠るのは別に苦にならないはずです。この洗濯、漂白を減らせば環境に与えるダメージは大きく変わるはずです。

今泊まっているホテルでの取り組み、こういったのがもっと広がればいいですね。部屋のシャンプーも微生物が分解しやすい石鹸シャンプーなどが選べたなら、さらに多少は環境にやさしくなるのではないでしょうか?

沖縄方面にいく航空機路線の中でのサービスに、ドリンク以外に機内誌に説明記事と滞在中だけでも使える簡易包装の石鹸シャンプーを配るなどやったら、少しは沖縄のサンゴも回復するかもしれません。少なくとも、サンゴたちが暮らせなくなった環境にしてしまったホテルの前に、サンゴ植え付けよりは効果的な気がするのですが・・・

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T Shock Stop

Shockstop水中撮影の大きなネックとして器材の大きさ重量があげられる。単に一眼デジカメ一台だけならそれほど気にすることもないのかもしれないが、ムービーの世界ではカメラ自体を放送規格でやろうとすると、その大きさはかなり大柄になってしまう。
例えばハイビジョン民生機として知られるFX-1(X1-J)などの3CCDのカメラを水中ブリンプに入れると、コンパクトな設計になっているものはマニュアルフォーカスやゲイン、アパチャー(絞り)シャッタースピードがスムーズに操作が行えない。
いろいろ悩んだ挙句、今現在使っているSSP製のものに落ち着いてしまった。
かなり大柄なのだけれど、NHKが使うHDCAM(HDW750)の水中ブリンプと操作系配置がほぼ同じで、両方のカメラを使うことの多い僕にとっては、この方がレバー配置等水中で戸惑わないのでいいのだ。

カメラと水中ブリンプ、それだけが収まればいいというのではなく、その他に水中ライトやバッテリーもHIDの明るいものを使うとなるとその充電機や付属周辺機器がたくさん出てくる。もちろんダイビング器材も必要なものは移動時一緒に送りたいしね。
そんな時、一般的に大きなケースと言えばダイバーならプロテックスが頭に浮かぶだろう。
でもプロテックスは幅が足りないのだ・・・
ここで紹介するアメリカTHERMODYNE社のShockStopというケースがプロテックスの原型で、日本のプロテックスはここと業務提携で作られているのです。高強度PPをケース本体に使い、軍のミルスペックやNASAの要望をクリアするスペックを維持している。プロテックスよりも本家はずっと頑丈になってます。
フレームはアルミ製でロータリーキャッチでしっかりとロックすれば、フレーム内にはOリングが入っているので気密性も高い。日常生活防水機能もあるわけだ。
プロテックスの最大サイズの1.5倍あるこのサイズなら、大概のものが全部入っちゃって安全に輸送ができる。
もともと精密機器輸送用に設計されているから、内部のウレタンを入れるものに合わせてカットしてやれば、外部からの衝撃はほとんど内部に伝えないし、まさしくショックストップ!
国内移動であればこれほど心強いものはなく、アルミフレームに入った全紙プリント20点だって一度に送れてしまう。美術品輸送にだって使われているらしい。
http://www.unicos.co.jp/emic/shok-stop.html
が、しかし、いいと思って使っていたものが、あるきっかけで使いにくくなってしまうこともあるのだ・・・
車がずっとワンボックスやステーションワゴンで過ごしてきたときには何とも思わなかったのだが、最近セダンに乗り出して、ふと積もうと思うと積めなくはないのだが、一人では非常に困難が伴う。
大型キャスター付きなのでガラガラ押せるのだが、ぃざ積みこもうと思うと
アシスタント君がいるときはいいのだが、今はいないって時が大変。
てなわけで、分割収納できる大型ペリカンケース、小型、中型のペリカンの複数に入れて移動することにした。
いまやこのショックストップケースは自宅玄関の収納庫と化している。
頑丈でいいのだが、こうなると邪魔者扱いになってくるから不思議だ。
先々週ほしいという知人のスタジオがあったのだが、陸上撮影しかしない人にとっては「やっぱりでか過ぎ」って嫁入りしたものの戻ってきちまった。
だれかいらないかなあ?
ダイビング器材だけなら5人前ぐらいが入っちゃう。
定価の1/3~1/5ぐらいで譲っちゃうよ!
Saibu01
やっぱヤフオクかな??

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海のお掃除

045海そうじプロジェクトというのに参加しようと思っています。
今年で第4回だそうですが、全国でも類を見ない釣りをするアングラーとダイバーのコラボです。
ダイバーとアングラーはずいぶん前から決して仲がいい関係とは思えませんでした。
いわく、せっかく撒き餌をしたり苦労して集めた魚がダイバーが来たら散ってしまう。
ゆえにダイバーを磯に寄せないでほしいとか、渡船に頼んだ方も多いはずです。
ダイバーサイドから見れば、あそこにつり対象魚がいるのに、目の前にキジハタ(あこうと関西ではいう高級魚)がうろうろしてるのに、全然違うところ狙ってキャストしてるよって見てしまったり、棚が違うのになあと見物してるわけです。
水中拘束されることを考えたら、結構切れて根がかりしたテグスって怖いもんなんですよね。
手では引っ張っても切れないから、ナイフ持ってないと絡まったらたいへん。

このイベントでは僕も釣り雑誌の取材でご一緒した海族という釣りのチームのBOSSが参加!陸上のごみ中心に集めることに。
おそらく1000人ぐらい集まっちゃうんじゃないかな?
ダイバーはというと管理の問題もあるけど集まりがいまいちらしい。
僕は映像記録を行なうつもりだけど、皆さんお暇なら来てくださいね。
詳しい内容とお申込みは下記をご参照に!

**********************************
第4回 海そうじプロジェクト〜みんなで海底・海辺のゴミ拾い〜 
兵庫県 竹野浜新波止・海底&海岸清掃実施のご案内 


現在の海をとりまく環境は、人の手を借りなければならない程の現状であり、海辺の環境を良くしていくためには全ての人たちに関心を持ってもらう必要があると考えています。その足がかりとして、昨年に引き続き、海を活動の場としているダイバーとアングラー(釣り人)が垣根を越えて手を組み、「海をきれいに!」を合い言葉に、海岸清掃活動『海そうじプロジェクト』を開催致します。 

釣り場や海水浴場にもなっている場所での海底にはどんなゴミが漂着しているのでしょう?ただ拾ってきれいにするだけではなく、回収したゴミはすべて個数調査を行い、集計結果はNGO-JEAN/クリーンアップ全国事務局(http://www.jean.jp/index.html)を通じて、世界約80ヶ国で調査される漂着ゴミのデータの一部として集計し、世界的なゴミ問題の啓蒙活動に役立てられます。 

今回の清掃活動を通して、海の中で今起こっていることを知って頂き、海辺の環境について、自分たちに何ができるか、参加された皆様が一緒に考えていく良い機会になればと考えています。一人でも多くの参加者をお待ちしております。 


■日時  2008年10月19日(日)8:15〜12:30(予定) <少雨決行> 
      海底清掃ダイバー  8:15集合 
      海岸清掃  9:00集合 

■会場  兵庫県豊岡市竹野町竹野浜新波止周辺 

■主催  特定非営利活動法人 たじま海の学校 
 共催  海族ファミリー、香住ダイビングサービス 
 協賛  竹野海岸を美しくする会(竹野観光協会) 
 協力・後援  <随時募集中> 

■参加費  無料 (傷害保険代込み) 

■内容 
約一時間半かけて、会場周辺の海底及び海岸・波止周辺の散乱・漂着ゴミ(缶、瓶、ビニール等)を収拾し、所定の場所に集め、それらについて個数調査を行い、ゴミのデータを集める。また、今年は釣り場での溺水事故を想定した着衣泳のデモンストレーションを行う。 


■参加要件 
<海底清掃> 
 自己管理(セルフレスキュー)のできるダイバーに限ります。 
<海岸清掃> 
 どなたでもご参加頂けます。但し小学生以下のお子様連れの場合は、 
 父兄同伴でご参加ください。 

■その他 
・交通費は自己負担となります。 
・無料駐車場がございます。 
・海岸清掃は小雨決行いたしますので、雨合羽をご用意ください。 
・海況判断により海底清掃に関し、中断あるいは中止する場合がございます。その際は、陸上での清掃作業になります。その点を了承して下さる方のみ、海底清掃にご参加をお願いします。 

・2005年5月海底清掃レポート(pdf) 
http://www.kadoya.to/eco/beachclean05_ooura_report_for_okinawa.pdf 
・2007年10月海底清掃データ(速報) 
http://umigaku.blog101.fc2.com/blog-entry-22.html 

■参加申込先 
下記フォームからお申し込み下さい。(申込締切10/5(日)) 
http://www.kadoya.to/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=umisouzi 

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久々の探偵ナイトスクープロケ

912887720_101しばらくお声がかからなかった「探偵ナイトスクープ」
水ものネタが最近なかったですよね。
内容は具体的にここでまだ出せないのですが、水面近くで一所懸命に泳ぐロケでした。
依頼者大変でしたね・・・
当然僕もこのカメラを水面に持ち上げたり、すぐに潜行したりとハードワーク。透明度もよくないし、結構今現在、腕がパンパンになってます。

さてさてこのロケの最中、毎度のことながら地元ドクターも待機。もしおぼれたらという状況になったらということで、ヨットハーバーの従業員も二名レスキュー要員として置かれていました。まあ普通の対応ですね。
ところが透明度が2mない環境で(だいたい1m強くらい)水深8mの上で依頼者は立ち泳ぎだったんだけど、もし沈んだら、カメラをとりあえず沈めて、助けるのは僕しかいないなと内心思ってました。
救助要員は水中マスク持ってないし、フィンも履いてない。聞けばダイビングや素潜り経験ないという。

準備段階でプールの監視員と同じ感覚になってしまうんでしょう。基本的には準備がしっかりしています。でも僕の視点からはつぶすべき危険性の穴があった・・・

このロケ結果は(番組)一応9月26日オンエア予定です。

話は変わって、先日終了したオリンピック。最後のほうに団体戦決勝があったのでたまたま見てたんですが、日本チームの一人が演技終了後、水面に出て失神してしまいました。
明らかにブラックアウト状態だったんですが、周辺にいる選手、単価で担ぎ出されるまでも現場での動き見てると????
疑問符がいっぱいついちゃいました。
トレーニングに次ぐトレーニングで呼吸中枢の反応や、有酸素摂取量の違いが明らかに違うシンクロ選手ですから、日頃のトレーニング時も含めてブラックアウトに陥ることが少ないんだろうなとおぼろげに思っていましたが、水面で失神した際、チームメイトは水面から顔が沈まないように支えていました。これは当たり前の対処なのですが、意識があったからそうなのかもしれませんが(僕にはそうは見えなかったが)誰も自発呼吸を促すアクションを取っていなかった・・・
この場合顔面に息を吹きかけてやるとか、本当は必要なはずなのです。(人工呼吸ではありません)
また過換気という言葉がしきりに聞かれ、現場アナウンサーや翌日の新聞など多くの報道機関が過換気による失神と言ってましたが、これはダイビングのタンクを酸素ボンベというようなものだなあと思って記事等冷ややかに見つめてました。
搬送時酸素吸入の準備もされてなかったし(目が飛んでるのに)
これがオリンピックの現場?と思ってしまいました。

フリーダイビングの世界では水面に向かう途中、酸欠に陥るとサンボと言われる体のアクションが起こります。本人は真剣にキックしているつもりでも足が自転車こぎに近づいたり、両腕が脱力してしまったり、まるでダンスのサンボを踊ってるような状態になるので、そう呼ばれています。このまま酸素供給なく、運動量が多いまま脳に酸素が欠乏するとBO(ブラックアウト)が起こるわけです。
こうならなくとも、ギリギリで水面に出た際、多くの方は大きな深呼吸をできるだけたっぷりと早い呼吸で行なおうとするはずですが、これをやると、吸いこんで息を吐いてる最中にBOしてしまうことがよくあるのです。

つまり血液中および組織内が低酸素状態になっているときに水面に出て深呼吸を素早くやると、肺から吸収する前に排気してしまうと低酸素状態が続いたままなのです。

これを過換気だととらえると全く違って、実は換気ができていないのです。

フリーダイビングでは水面に出て呼吸時、3回ゆっくりと大きな深呼吸をできるだけ時間をかけて行なえと言われます。(師カーク・クラックの教え)
吸いこんだらしばらくブレスホールドするつもりでと・・・
そうしないと肺から新しい酸素が吸収できず、新鮮な酸素がスムーズに組織に送られないのです。

なるほどなあ!でしょ
他にもトレーニング理論がいっぱい
長い時間息を止めることは昔は根性一筋だったのかも知れませんが
今は科学になってきてるのです。

こんなことやら、あんなことなど
まだまだいっぱい書きたいなあと思うことが
「だいこんダイバー!?」出版後にも出てきています。
まだ読んでない人読んでみてね!!
Daikondiver2_2

10月にお友達の篠宮龍三君が日本海でフリーダイビングの初心者向け講習会を開くようです。彼は世界で数名しかいないフィンだけで100mオーバーの世界に到達している一人です。
彼は90年代の超人と言われたウンベルト・ペリッツアリのアプネアアカデミーやカーク・クラックのPFD(パフォーマンスフリーダイビング)のコースをもとに独自のコースを作り出しています。
本格的に素潜りをやってみたい方
お勧めですよ!!

http://blog.apneaworks.com/?eid=892461

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8月30日

Pap_0303番宣というやつをやってみよう。
収録が既に済んでいて、面白い番組になりそうな気配がある手ごたえ。
大阪朝日放送制作のハイビジョン番組
「週末の探検家」という番組をご存じでしょうか?
4月の番組枠変更に伴い新番組として始まっています。
昨今のテレビ番組というと、まずバラエティーとクイズ番組しか目につかない気がする。
どれもおバカなタレントがボケて
突っ込むという展開で、正直見ていて面白く感じなかった。
お約束事のボケ加減や落とし所を楽しませる展開なら
吉本新喜劇を超えていないと思うのです。

本当におバカなタレントが素でボケても
その時は「あほやなあ」と笑えるんだけど
妙にその後さみしい感じになっちゃうのは僕だけかなあ?

正直、今回僕が取り上げられるというお話をいただいた放送局が大阪朝日放送・・・過去に「探偵ナイトスクープ」や「BePopハイヒール」といった番組でたくさん水中撮影をクルーとしてさせていただいた関係から、この新番組のディレクターや放送作家から電話がかかってきた際、バラエティーだろうなと思っていたのは事実です。
実はこの時間帯テレビをほとんど見ていなかったのです。
ところが、実際の放送番組を見てみるとその作りこみが本当にまじめなハイビジョン番組。
その後の事前打ち合わせでの時も構成作家や台本作り係、ディレクターが串本まで下見打ち合わせに来るなど、これはなかなか・・・とこの時から思いだしたのです。
僕をレポートして一緒に体験してくれるのが赤井英和氏。
なんだか同じような名前だけど、同年代で赤井さんのほうが先輩なのだ。
実際の収録時初めてあった赤井氏は前後も含めてハードスケジュールでかなりまいっていたようだけど、その人柄の良さは想像どうり!
高校時代には同じ大阪ゆえ、すごいやつが西成におるらしいという噂を聞いたことがあったわけで、そのことを告げると「あはは、まあそんなこともあったかも」と笑い飛ばしてくれた。
その笑顔を見た瞬間「あ、この人はほんまにええ人やわ」と思ったわけで、その後の収録で熱い中、汗だくになって真剣に僕にまなざしを向けてくれる姿に男として惚れこみました。

串本を舞台に繰り広げられる真面目な大阪発のハイビジョン番組
「週末の探検家」
8月30日午前9時55分からの30分番組です。
ぜひ見てみてくださいね!!





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朝日新聞

Img_11282昨日6月20日付けの朝日新聞夕刊で写真を掲載した。これで朝日新聞紙面上は何度目の登場だろうか?
順次思い出すままに・・・
一番前がロシアタンカーナホトカ号水中景観
これは一面を飾りました。
報道規制がかかる中、地元観光協会の依頼で潜ったのを思い出します。
順不同ですが、
「1cmゴジラ本州上陸」としてピグミーシーホースが田辺湾に現われた。これは科学欄ですがかなり大きく使われましたね。五段抜きぐらい。
串本サンゴの産卵はスギノキミドリイシの産卵初観察時と、一番多いクシハダミドリイシの産卵。
オオカワリギンチャクの群生・・・これは一面トップだったのでその翌週から約一ヵ月間、みなべのショウガセは多くのダイバーが全国から訪れ、ここのリクエストが集中したということで、新聞の影響力を垣間見たものです。
本州最南端潮岬に住み着いた二匹のミナミバンドウイルカ
これも一面トップ。普通のハンドウだと思っていたのですが、写真からの朝日新聞さんの調べで一匹がミナミバンドウだとわかったものです。

新種の大きなヒトデ(カンムリヒトデ属の1種)を隠岐で撮影した時も一面トップでしたね。これは契約提携の米紙ヘラルドトリビュートでも掲載。

一面Top は他に本州沿岸にヒレシャコガイ、などなど、さらに小さな囲みで出したものはまだまだありますね。没ネタもいっぱい。

今回のピグミーシードラゴンに話を進めると。
この魚は沖縄方面では見つかり出してから相当以前から生息していたのではと言われていますが、発見され出したのが昨年ぐらいから。
それまでそういった環境に目を向けなかったために見つけられていなかったというだけのようです。その環境に目をつけた串本のDIVEZESTの参木君(みつぎくん)。
インドネシアなどの生息例から、ヒゲガヤ(シロガヤという動物ならダイバーにおなじみですね)周辺にいないものかと昨年からヒゲガヤが群生しているところを念入りに、事あるごとに探し続けていたそうです。
まあヒゲガヤ自体、枯れた小さな海藻か、ゴミみたいに見えるんでこんなところに普通は目を向けないものです。
そしてようやく見つけた一個体。おそらく本州初記録です。

朝日掲載写真は、できるだけ生き物が一般読者でもわかりやすいようにバックに溶け込まないように苦労した写真が選ばれ、「うん、これだろうな」と思ってました。下の写真を見ていただくとその生息する環境というか、ヒゲガヤがどんなものかおぼろげながらわかっていただけるはずです。この糸くずみたいなタツノオトシゴかヨウジウオの仲間は(未分類)今発見されているこの子でわずか1cm。
よく発見できたもんだ。
ところで、最近の一般ダイバーのマクロ撮影ブームにちょっとだけ進言。これを見せようとする引率インストラクターやガイドさんが支持棒を横にして、こういった生き物を探す際に、壁面をなぞるように、まるで耕運機のように根こそぎダメージを与えるような探し方をするガイドさんをたまに見かけますが、あれをやっちゃうとその環境の小さいエリアながらも確実にダメージを生態系に与えてしまいます。
ベテランのダイバーなら、そこそこ潜ってる人なら
肝心の被写体を傷つけたり、殺しちゃうこともあることを知ってるはずです。
お客さんサイドから「ちょっとやめといたげてよ!」という勇気も持っていただきたいなと思っています。
案外、新米ガイドとかはできるだけ早くお客さんに見せなきゃと、焦ってやっちゃうことも多いはず。
僕たちダイバーは、こんな小さな生き物たちから見たらとんでもなく巨大な怪獣かエイリアンですからね。
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リサイクル

1h3x6457アルミ素材のリサイクル、ペットボトルのリサイクルが世間一般的に定着して、都市部をはじめ、いろんなところで分別ごみとして区分けられ、リサイクルという考え方が定着してきた感のある昨今、フリースなどの素材にリサイクルできるということでペットボトルが出現、私たちの生活にあっという間に広がってきました。確か僕が知ったのはパタゴニアだったかのカタログでフリース素材の紹介がされ、これの原料としてPET(Polyethylene Terephthalate)ボトルのリサイクルが有効だという記述があって、それがファーストコンタクトだった気がします。
確かにそのときはこれはいいなあ、実際着てみても着心地もいいしということで、好んでフリース素材をドライスーツのインナーなどに取り入れ、喜んで使っていました。

ペットボトルは再利用することがいいことだと、多くの方が進んで使い出したはずです。でも、実際フリースにリサイクルする量は少量で、はたしてこれが環境にどう貢献できるのだろうと疑問視していた部分もありましたが、今は各種成型品、ファイバーフィル、青いビニールシートに混ぜ込んだり、リサイクル効率は確実に上がっています。
 ところが今のPETボトルの生産量は年々上昇、2000年比50%増の54万4000トンにのぼっている反面、引き取られるPETボトルは2004年の19万2000トンをピークに減少傾向で14万トンに減っているのです。(PETボトル協議会調べ・・・協会専務理事新宮昭(にいみや・あきらさんの記述から引用)

 自治体の多くは、分別保管されているはずのかなりの素材を協会に渡さず、より高値で買受してくれる中国、香港に輸出しているのです。全体の4割が実は国内でリサイクルされていないわけです。再利用にお金がかかリすぎることから、国内消費としては歯車が狂っているのですね。
しかもこのリサイクル、当然加工時にCO2を大量に排出します。
 

 つり人の好評連載ページ「海の幸 海の味」で毎月日本酒のご紹介をさせていただいていますが、あるとき、ふと、毎月撮影している日本酒の瓶を見ながら、この瓶のリターナルはどうなっているのかなと思ったことがあります。
実際近所の酒屋さんに持ち込んでみると、茶瓶の一升瓶は5円で引き取ってくれますが、黒、緑、透明などは無料で引き取り、それ以外の色瓶は引き取ってもくれません。
洗浄再利用は一升瓶が6~7回程度、ビール瓶は20回ぐらい再利用されています。
地球温暖化の元凶ともいわれるCO2の発生量はアルミ缶に比べて1/4に、PETボトルに対して1/3になります。(搬送費用考えても)
 容器自体の安全性ででも、割れるという欠点を除けば、外気の影響を遮断、洗浄時に素材成分の溶出もありません。
 リターナルガラス容器を日本ではずっと使ってきました。
日本の一次産業、沿岸漁業を変えたいと、ずっと言い続けていますが、こんなところにも昔に戻ったほうがいいと思われる部分があるわけです。
 とりあえず、ビールのアルミ缶を瓶使用のものに自分でも切り替えてみようと思っています。中瓶も小瓶も一本5円で引き取ってくれるし、自分が持ち歩くのに重いだけで、ディスカウント店でもコンビニでも案外安くついちゃうこと発見。

 直接ラッパ飲みしてもアルミ缶よりはるかにうまい!冷蔵庫で寝かしてジョッキに注いで飲むと、なぜかさらに缶入りよりおいしくなるしね!
映画館や屋外で飲むビールも小瓶から飲むと、うまいんだよなこれが!ガラスの口当たりは生ビールでも紙コップやプラスティックよりはるかにいいしね!
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お誘い

1h3x6674昨日、和歌山県知事主催のトルコ共和国大統領歓迎レセプションのご案内が届いた。
来月初旬に大統領が来る!
本州最南端の串本町にトルコ共和国のアブドゥッーラ・ギュル大統領がなぜ来ることになったのか?
トルコのイスタンブールと串本町は姉妹都市関係にあるのだけれど、大統領まで出てくるとは思いもよらなかった。
トルコになぜ親日家が多いのかとか、両国の友好関係の発端はどこなのかは、僕の過去の日記を見ていただけるとお分かり頂けるかと思いますが、今回の大統領訪日は今年の1~2月に連日トルコ国営放送で10分という短い枠ながらもエルトュールル号引き上げプロジェクトの様子を流していたことや、僕が撮った写真も含めて新聞報道がいかにトルコ国内で大きく取り上げてこられたかの表れもあると思います。

今回のレセプション、今までは串本町の問題だったのが、いきなり外務省レベルの扱いとなり、大きく進展する動きとなることは間違いないわけで、この動きの大きな立役者が和歌山県知事の仁坂吉伸氏であり、その力が大きいはず。
氏は和歌山県を揺るがした木村知事の談合汚職事件の後を受けて県知事に就任したわけですが、おそらく県民のほとんどの方は、「誰がなっても一緒や」と考えていて、あまり関心のない人選だったのかもしれません。
とりあえず中央省庁からきたクリーンなイメージの人というぐらいしか認識がなかったと思われます。選挙の投票率が低迷したことからもそのことはよくわかります。

ところが僕自身は違うところで仁坂氏を以前から知っていまして、こういう動きになったらこれほど強力なバックアップはないなと思っていました。
仁坂氏は元々経済産業省出身で、知事になる前はブルネイで日本全権大使を務めておられました。普通はこういった大使は外務省から送り出されることが多いはず。
ですが、経済産業省から抜擢、大使任命されていたのはブルネイから輸入している天然ガスの関係があったのです。ブルネイの天然ガスはその90%が日本への輸出に回されており、東京も大阪も、その家庭のガスバルブをひねって出てくるのはブルネイのガスなのです。この交渉に敏腕の仁坂氏が大使として送られていたわけです。
事実、今や中国や韓国、インドなどもブルネイのガス資源を購入したがっているわけで、これが日本が独占的に供給されているのは、見えない外交努力があるのです。
小泉首相が常任理事国入りを目指して票集めで各国を回ってましたが
最後にお願いに行ったのがブルネイでした。

縁あって、2005年11月にブルネイで王族が作ったエンパイアホテルの全フロア展開で、ブルネイの水中写真展を開催したのですが、その際、仁坂氏に招かれてお食事をご一緒させていただいたり、大使館にも数回訪問させていただきました。そこでいろいろなことを話させていただいたのですが、かの国に3年の任期で滞在しているにもかかわらず、その当時日本でもあまりニュースになっていない九州のテーマパークの動きであるとか、さまざまな経済関連の動きをわかりやすく説明いただき、この人の人脈はとんでもないなという実感を得たことが驚きでした。
日本在住の僕が知らない日本経済会の動きがリアルタイムで遠くブルネイのこの人には届いているんだと・・・

そんな仁坂氏とのお付き合いがあることから、今回のエルトュールル号引きあげプロジェクトで再びご一緒させていただくことは感極まりますね。
きっと両国の友好関係に大きな進展がみられる動きになると確信しています。
もちろんこのきっかけとなった明治時代の紀伊大島住人の方々の献身的な救助活動と
今回の引き上げプロジェクトでボランティアに近い形で活動されてきた地元観光協会の方々、ダイビングサービス、ボランティアダイバーの方々の努力があってこの動きにつながってるのですが・・・

トルコ共和国大統領歓迎レセプションat 串本

主催 和歌山県知事 仁坂 吉伸
    駐日トルコ全権大使セリム・セルメット・アタジャンル
    串本町長 松原 繁樹 
後援 外務省








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ダイビング用スーツ

1h3x6665ウエットスーツやドライスーツというものは僕の場合仕事着ともいえるのだけれど、メーカーさんと共同開発とか、潜る回数の多い僕たちのフィードバックが、製品に生かされるケースも多い。
当然のことながら通年潜るわけだから、さまざまなタイプのものを季節に応じて着替えたり。改良を加えたり、素材を吟味変更したりしてきている。
俗にいうロクハンという6.5mm被りのスキンスーツだって、考えたらいくつものメーカーのものを試してきた。サンファンで二着、ワールドダイブで二着、UGO、サンワードで各一着、最近はGULLさんが出している裏がウレタンコートの金色素材のものを気に入って着ている。これは破れず、パウダーなしで着れて、濡れていても乾いていても脱着がスムーズ。

行った先々でロクハンを着ているダイバーが多くなってきたのは写真派ダイバーが増えた時期と重なるように思う。
素材は日本製のネオプレンは非常に優秀で、海外のものと生地で言うと雲泥の差がある。それとカッティング・・・立体裁断の手法もまるっきり違っている。この差がいつまでついた状態でいられるか、服飾の世界のように技術が盗まれると中国製などコストの安いところで作られるのが主流になる時代が来てるのかもしれません。
コストでいえば、僕も6.5mmじゃなく8mmや10mmといった俗に漁師スーツと呼ばれる地方の手作りスーツも以前試したことがある。
でも今着ていない、それはなぜか?作業着なら安くってその方がいいじゃないかという意見もありますね。僕の場合特殊体型なのかもしれませんが、オーダーで作ったはずが腕を曲げてカメラをかまえる姿勢をとってみると、脇の部分にものすごくたるみができて、なんだか血流まで悪くなる気がする。血が止まっちゃうんですよ(笑)
これってへたすると減圧症を誘発する?
さらにガボガボの部分ができて、せっかく8mmあっても水の入れ替わりが激しくって全然あったかじゃない。
 時々漁師スーツを女性が着ているケースも見かけますが、寒そうだなってみてます。女性の体形に合わせたカッティングじゃないもん。
ロクハンで体にぴったりとフィットしたきれいな立体裁断のスーツ姿の女性を見たら「おっ、かっちょいい!」って思うこともしばしばだけど、余りまくってるのは、あるいは窮屈そうな部分があるのは、ちょっとかっちょわりーと見えるのと、案外暖かくないと思うんですよね。
値段は確かに雲泥の差、安いスーツがいいって飛びつくのはいいんだけれど、ウエットスーツの場合、体に密着して動きやすくなければ意味をなさない。だから漁師スーツは一着作っただけでもう作りません。
ちなみにハンガーにかけてみるとその差が歴然とします。
いい裁断のメーカーは自分の分身がそこにいて、軽く肘を曲げたような動きのある形状を保っています。漁師スーツは鉄人28号がそこにいます。
ブランド名だけで高いよスーツ専用ブランドはという意見も聞こえてきますが、
これは比較の仕方が違うと感じています。
作業着量販店「たまゆら」(関西ローカルか?)でつり下げてあるコピーものフライトジャケットと本物のアルファ社製フライトジャケットがどちらがいいか?
その差がわかる、気になる人はアルファを選ぶでしょう。
生地や素材で考えたらナイロン85%ポリエステル、綿15%で同じかもしれませんが、
強度が必要な部分の補強であるとか、微妙なラインが違いますよね。

雨具で同じゴアテックス使ったものでもブランド品はそれなりにそのメーカーのこだわりが細部にあります。ファスナーの付け根部分や、湿気を抜くベンチレーションの仕方とかね。
写真は最近僕の提言で試作していただいているWD製のセミドライスーツ。
これになぜバルブが付いているのかとか?どうしてこんなスーツが必要なのかは来月刊行予定の新しい本の中や、このブログなど徐々に明らかにしていきますのでお楽しみに!

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サンゴの生態

Sango2 先月、僕たちが審査させていただいた串本フォトコンの授賞パーティーが行われたのだが、
その授賞パーティーにたどりつくまで、たくさんの笑いと珍道中にまきこまれ、うちの戦車号の中は常に笑いの渦が舞っていた。
僕が串本大使だと言い出したとたん、中村征夫さんと鍵井君がつっこむつっこむ。
僕はなんとか串本大使の業務を全うしようと、トルコ記念館に連れ込もうとするのだが、
なんだかそちらには向かわず、マグロ中落ち丼を食いに入った「水門まつり」、ここでも爆笑の渦。原因は僕のマイ箸なのだが・・・
須江ダイビングセンターの居心地の良さから根が生えたかと思えば
最後には串本でいちばん新しいベーカリーカフェで征夫さんにゴチになっちまった。
気がついたら串本大使にあるまじき行為...どこも名所に行っていない。
そのまま会場入り、授賞パーティーは大いに盛り上がり、関西ならではの
ボケと突っ込みあり。
征夫さんいわく、まるで、「アカデミー賞のような盛り上がりだったなあ」と・・・

さて日記っぽい記述はここ迄にして、いつもの堅いお話をば一席。道中海中公園錆浦研究所に少しだけ寄ったんだが、裏から入らせてと御前先生にお願いしてここでバックヤードツアー。その際、征夫さんから聞いた話に「へーー」カウントが大幅にアップ。

なんでもサンゴの白化現象がなぜ起こるのか。
これはこのブログでも以前に取り上げているのだけれど、多くの研究者が高水温によって
褐虫藻を排出してしまう。(抜けるという表現を使うこともある)これはあくまでもそうだろうという想像上の話をしていたのだが、(誰も見たことはなかったのだから)新しいCTあるいは超音波を使う超マクロレベルの立体顕微鏡で観察すると、抜けて離れていくのではなく、どうやらサンゴ虫にくわれるのかわからないが消滅していくのだという。
この研究は原因を見つめていって、たまたま異業種から見ることができる機器が開発され、その反応はなぜ起こるのか?どんな物質に影響を受けるのかというところに進んできたようで、どうやら人間が作り出しているさまざまな空気中の物質が海に流れ込んで、そういった反応をサンゴが起こしているらしい。サンオイルが含む成分がサンゴに微量でもダメージを起こしているとネイチャー誌で紹介されていたが、それ以外にも悪影響を及ぼす物質をたくさん海に流しているようだ。
多くの研究者は想像していたものの、実際に映像で見ることができるようになる機器の開発であきらかになったらしい。
ちょっとショックですね。

まさしくサンゴを植えようが、株分けみたいなことがなぜうまく行かないのか、環境が大事なんだということを以前にもこのブログに書きましたが、僕の知る範囲ではあくまでも仮説だったのが、実験データとして生きたサンゴの内部を見ることができるようになったため裏付けがでてきたわけですね。

串本では健全なサンゴ群落が驚くほど近年広がっているが、ここは人口も少なく、工業廃水などもなく、サンゴたちの楽園になっているのだろう。
写真は、クシハダミドリイシとフクロノリが同じ場所で生息しているところを撮ったものだ。
ちょっと前まで串本の海を説明する際、春にはサンゴと海藻が一緒に見られる海なんですよと言っていたのだが、ここ十数年、海藻の量が驚くほど減少して、ホンダワラなどほとんど見なくなった。
今年はフクロノリが例年以上に広がっているように思える。こんなに広がっているのはここ数年はなかった気がする。温帯と亜熱帯のせめぎあいがこの海では続いているんですよね。
水中生物区分区では亜熱帯区に入る潮岬西側エリアだが、こんな風に海藻も、一時期だけどまだまだ勢力を広げるんですね。

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食のつながり

Hq9r3917食生活を考えることが、年をとるとともにだんだん深いところを考えるようになってきた。
若いころは食い物というとうまいかまずいかであったり、安いか高いかという判断基準しかなかった。これは目の前に出されて考えていたのが、単に自分にとってどうなのかという判断基準だったからかもしれない。

海に潜るようになって、このダイビングの経験値が増えてくると、当然のことながら人の潜らない環境に潜ったり、漁師さんとの付き合いが出てきたり、研究者の人たちと一緒に潜ったりと、普通のファンダイビングと違う潜り方をする機会や、話す内容も、相手も変わってきて、さまざまなことを考えさせられるようになってきた。

先日テレビ東京系で作られた「カンブリア宮殿」という番組を見てまして、(制作に絡んでるわけではないのですが)
伊藤忠の会長が今の日本の、あるいは世界の食に関して諭すようにゆっくりと重みのある言葉でしゃべっている内容に、思わず相槌を打っている自分がいました。
丹羽さんがしゃべってた内容を大まかに説明しますと
数字としての日本の食料自給率は39%とかよく耳にしますが
その中身がどうなっているのか、また日本のこれまでの一次産業軽視の傾向が続けば、いかに危険かということで、たとえば、マクドナルドハンバーガー一個食うと熱帯雨林がどれだけダメージを受けるかなんてことを言われても、多くの人はピンとこないことでしょう。その番組の中で紹介されているのですが、肉一キロを生産するのにどれぐらいの食料資源を使っているのかと考えると、20倍の穀物と1トンの水を使っているようです。
肉は生産しているから飼育しているから大丈夫と思っている方も多いでしょうが、その飼育するための飼料を手に入れないといけないのです。
また無尽蔵にあるように感じられる水ですが、日本は水が豊富にある国だと思われている部分もありますが、意外にも安全な水は都市部には減ってきています。水を買うという習慣が普通に根付いていますよね。

これらの基本的な資源は(穀類や飼料として使われる物も含めて)都市部に暮らしていると普通に手に入るものだと思われています。でも、東京は食糧自給率がわずか1%。
どこかから持ってこないと、買い付けないと何にもないわけです。
これは日本に広げても同じことで、作っていると思うものでも植物以外は、畜産も米から導入した飼育やブロイラーには材料がいるのです。
同様に漁業の養殖もいけすの中で必要な魚種だけを増やそうとすると、数10倍の材料がいるのです。
餃子で揺らいだ中国からも買わないと僕たちの生活は成り立たないし、アメリカから穀物や牛肉、豚肉を買わないとだめだから、対米、対中で日本は強硬姿勢は絶対とれない仕組みになっています。
これまでは輸出は工業製品を優秀なものを開発、コストパフォーマンスで勝負して成り立ってきた日本経済ですが、韓国やインド、東南アジアの国々に追いつかれ、家電などはサムソンなどに抜かれてしまっています。
僕らは少し政策が狂えば、いつ兵糧攻めにあってもおかしくない環境で暮らしているともいえるのです。
丹羽さんは米を死守せよということをしきりに言われていましたが、そのとおりだと思います。日本の農地の作付け面積を考えると、広いようで狭いんですよね。
バイオエタノールにも触れられていましたが、トウモロコシを食べたらどれだけの食料になるか・・・それを車を動かすために使うと・・・
日本の全農地をバイオエタノール製造に仮に使ったとして、そこで作られる燃料は7500万キロリットルだそうで、今の日本の消費は年間1億キロリットルだとか・・・
限られた農地では、そのまま食べられる食材をいかに効率よく育てるかを考えないといけない。そのためにコメの生産を守れということです。

同様に水産資源、こちらもマグロやハマチ、タイなどの特定魚種を増やすのはもうやめて、トータルで獲れる漁獲高を増やす方向に切り替えるべきです。タイやマグロは値段が高い魚種でいいじゃないですか。
それを庶民の魚にするために、湾内で養殖ばかりして、どれだけの沿岸をだめにしているか、巻き網でいかにダメージを与えてるかを考えるべきです。

僕もこういった啓蒙活動もっとやらないとだめだなあと痛感しました。
僕にできること、下記のように向こう5年ぐらいでイメージしてやっていきたいと考えています。

シンプルに海でうまいもんを食う

そのうまいもんはどうして流通しなくなったのか?
なぜ資源量が減ってきたのか?
養殖のどこがいけないのか?
ここをシンプルに伝えていくこと・・・これがその1

沿岸の護岸工事によって垂直な防波堤や、波を消波するテトラポッドがどういう風に
生態系に悪影響を及ぼしているか?
それをどう変えていくべきか・・・その2

資源量を減らさない漁業の形態を漁師たちやつり人も含めた
漁獲者たちに啓蒙していく・・・その3

自分たちの食材の出どころと流通、先々のことを消費者に考えてもらう・・・その4

このあたりを地道にメディアで伝えていくことが僕の5カ年計画です。
今年の水中映像祭に出展する作品
このブログと連動で見ていただくとちょっと見方が変わるかもしれません。

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新年

671922520_48縁起を担ぐほうではないのだけれど、こんなのが出るとちょっとうれしくなりますね。

さて、今年は国際サンゴ礁年。
いろんなメディアが取り上げることでしょう。
すでに、某プロバイダー主導でアントニオ猪木さんや田中律子さんを担ぎ出してサンゴを植えようというイベントめいた動きも出ています。

でもサンゴを植えるって?
サンゴはすでに多くの方々がご存じのとおり、サンゴ虫という動物が海水中に豊富にある炭酸カルシュームで骨格を作り、そこ褐虫藻という珪藻類を住まわせ、主食がこの褐虫藻から溢れるような栄養分、そして自分のポリプ(触手)を使って流れてくるプランクトン類を捕食している動物です。
サンゴが広がって群生し、ずっとその場所で定着して何千年もかかって地形までも形成していくとこれがサンゴ礁。
しかしながら、大規模な群落が一時的な環境の変化から出来上がってもこれはサンゴ礁とは呼びません。これは、サンゴ群落と呼ばれることが多いのです。

以前にも書きましたが、サンゴ群落は環境が整えば驚くほど速いスピードで広がります。
サンゴは動物ゆえ、産卵という行動をとるため、これで生息域を広げるわけですが、これは今生きている環境から新天地を探す目的で行われる行動のようです。
その場所で広がるには、単に横に広がるだけでなく、破片分散といって、時化た時などに(海が荒れた時)折れた破片が周辺に広がり、そこに着床。新たな骨格を作りだして群落を形成していきます。
ほんの10年ぐらい前までは、サンゴは折れたら死んでしまう、折らないように注意しましょうとダイビングインストラクターは言っていました。
でも実はそんなことで死んでしまう生き物ではなかったのです。
彼らは自分たちが暮らしやすい環境だとあっという間に大きく育ちます。
下の写真は串本ダイビングパーク前10番ブイ付近の最近のものですが、ここは一昨年の台風で根こそぎやられ、全くと言っていいほどなくなってしまった場所です。
Sango013
でもわずか2年でまたこんな群落が広がりだしています。
エダサンゴの仲間はこのスギノキミドリイシのように成長が早く、環境さえ整えばあっという間に大群落を作り出します。この環境に目を向けなければ、だめなのです。

沖縄の周辺海域のサンゴたち、特に本島周辺のサンゴたちがなぜ死滅したか?
沖縄を訪れるときに空から見下ろせばわかるのですが、10年前に比べて沖縄はすごい大都会になりました。立ち並ぶビル群、住居の形態や数もびっくりするぐらい変化を遂げています。
サンゴが生息するためには、光合成をするための光の届く透明度の高い水、適度な水温が必要で、生活排水や土木工事による汚濁する排水の流出がなければ、きちんと広がっていくのです。
彼らが暮らせなくなった海域に折れたサンゴをボルト止めや水中ボンドで接着してどうなるのでしょう?この移植という試みは、過去30年間研究者がおこなってきて成功例はほとんど皆無です。成功した例はその海域の環境が変わったからだとも言われています。

ホテルの立ち並ぶ目の前の海にサンゴを移植するということは
汚い泥水のようなところに金魚を放しているのと同じ行動です。
金魚はうれしいのかな?
移植するためにダイバーがたくさん訪れ、海から上がって水をたっぷり使ってシャンプーを使っていたら、本末転倒。
さらに多くの観光客誘致のために大規模なホテル建設を始めたら・・・

去年一昨年と植えた(植物じゃないのでおかしい表現ですが)サンゴがどうなったのか報道はなかなかされません。死にかかったサンゴの上に新たな別の海藻が付着、これを取り除くためにボランティアダイバーが入り、さらには他のブダイなどにかじられないためか駕籠で囲ったりして育てようとしている写真はみました。
結局1年や2年でどうなったのかは報道されませんね。(おそらく死滅)
かたや、2年でこうなったという上の写真。
大事なのは人為的な植物を植えるような行動ではなく、そこに流れ込む人間の生活排水を何とかしないとだめなのです。
琵琶湖の葦や、そこに暮らす魚たちが死滅しかかった際、地域の人たちが洗剤を無リンのものやせっけん主体のものに変えて排水を変えることで復活させたというのも今や忘れ去られたことでしょう。
これは琵琶湖が下流域の京都や大阪の水がめでもあり、飲み水の水質改善をうたったこともうまくいった要因の一つだったのでしょう。

沖縄を訪れる観光客に、滞在中だけでもシャンプーやめて、バイオマス石鹸使いませんかとか、沖縄の各家庭、ホテルの排水浄化設備に寄付してくださいとやったほうが僕はまだ効果が上がるのでは?と思っています。
また自然を楽しむために訪れる場所で、立派なリゾートホテルや人為的にたくさん作られたゴルフ場などが果たして本当に必要なのでしょうか?
確かに足腰の弱いお年寄りが宿泊する場所としてホテルは必要でしょう。そういったホテルは便利な都市部の那覇周辺だけに作るべき。

でも、大自然の中に作るのはもうやめるべきではないでしょうか?
宿泊するのは建築時に大きなダメージを与える大規模なホテルではなく、ペンションじゃどうしていけないんでしょ?そのペンションの浄化設備に基金や補助金が出るようにしたほうがサンゴたちは守られるはずです。
沖縄本島から南西諸島の島々に今はリゾート開発が進んでいます。
空から見ると石垣島や宮古島も沖縄本島と同じになってきてますね。

まずはこの本州最南端串本の例でお正月明けのテレビ番組で現状をお知らせしようと思っています。収録が終わり、オンエアが正式に決まったら、またこちらでお知らせします。見てみてくださいね。


まあ、サンゴの植え付けは、こういった自然環境に目を向けるきっかけを与えるイベントとして広く一般の人に知らせる一つの手段として、わかりやすいのでいいのかもしれませんが、次のアクションがほんとうは必要だと思っています。30人の興味を持った人がプロバイダーに入って、みてくれる場所ができたのなら、その場所の次の有効活用を期待します。

日本の沿岸環境変えなきゃね!!

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育てる漁業

Iseebi_2 今の日本の漁業を支えているのは養殖といっても過言ではない。
しかしながら、持続させる資源というと面で見てみると、枯渇に向かう方向性を向いていると言わざるを得ない。
人気のコミック「美味しんぼ」という漫画の最新号でこのことについてテーマにあげているのをみた。僕なりに感じていることや今伝えていきたい方向性がそこに垣間見えて、こういったことに関心を持っていただくには漫画という媒体はすごい影響力を持つんだろうなと思っている。
 作者の方は真剣に食を取り上げようとしているのだけれど、その本質というか、根底にある部分がピンと芯が通っているので長期連載になっているのだろう。
しかしながら、バックナンバーを見ると、陸から見た取材中心のようで、水中から、海の中から見たら、また違った見え方がしている部分もあるので、こういった部分でジョイントできたら・・・協力できたらなんていう想いが少し芽生えている。
そんなの無理だとか思わずに願っていれば、いつか接点は出てきてお互い相乗効果になるようなことが起こると思っています。
 「夢想わねば願かなわじ」   好きな言葉ですが 武 豊さんも同じこと言ってますね。

さて、僕なりに見てきた海の出来事で、関連する話を一つ。
伊勢エビは非常に高価で、多くの漁師が冬になると一攫千金を頭に描いて毎夜エビ網を仕掛けに行く。だいたい紀伊半島だと11月~よく年の5月くらいまでほぼ毎日、時化(しけ)ない日は思い思いに網を仕掛け続けている。
だんだん漁獲高が落ちて今ではエビ網自体が衰退の一途に向かっていると聞いたが、こういった部分はちょっと目先を変えるとずいぶん変化が起こるものなのだ。
和歌山県串本町の一部の漁協は、このエビ網漁を全組合員で見直し、エビ網を入れるシーズンを年間に非常に短期の二回に限定。
入れる人員も漁協で選出した人のみが行ない、全組合員が均等に水揚げを分配するようにしたそうだ。
すると当初の数年は変化がそれほどなく、漁獲高は低迷したままだったが、4~5年後から漁獲高が向上。今では年末年始に全組合員に分配してそれぞれ80万前後の水揚げが2度行なわれるようになっているという。
驚くべきは今年の1月に見た光景。
この漁協で昼ごろ伊勢エビを一匹一匹計量して船に積み込んでいるではないか。
聞けば、これから余剰分を海に放流に行くのだという。
その重量なんと700Kg!
1kgあたり5000円だから売ればいくらになるか・・・
でも海に還すことで翌年からの安定供給が見込める。
一時的に豊漁だからと乱獲に走ると、値段も下がるし、しっぺ返しが来るのは今までの昭和からの歴史でたっぷりとわかっているはず。

こんなことを著書の最新刊「渚のスローフード」に書いています。
興味を持っていただければ幸いで、もし読む機会があれば、知り合いとのちょっとした会話で話題にしていただきたい。
そうすれば少しづつでも、水産資源の保護、われわれの食が変わっていくのではと思ってもいるのです。

海は広く大きく、うまく有効活用すれば、われわれ日本人が食べる蛋白源の大部分を購えると思っています。沿岸の開発方法と漁業の見直し。今こそやるべき時期なんですがね・・・
写真は伊勢エビの刺身
うまいよねえ!
国内外、マグロもタイもブリも車海老…(ちょっと違うがバナメイエビ、ブラックタイガー)も同じ。
こういった高級食材を広く一般の人たちに年中、いかに安く供給できるかといったことばかりにあまりにも向かいすぎたんじゃないでしょうか?

特定の高いものを養殖で増やそうとすると自然の中では絶対ひずみが生じます。
杉林の植林も同じですよね。!!

今の時期なら安くておいしいアジやサンマ、イワシやサバ
旬というのを今一度日本人は思いださなきゃいけないんじゃないかな?



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記念写真

Hq9r10562  今年6月、串本海中公園のマリンパビリオンが全面改修されている。
 ここは1970年に海中公園法というのができて海中公園という海域が制定され、そこにはじめて建てられた、日本で初めての海中公園研究所(錆浦研究所)ができた場所なのだ。
その研究所の先生方が学芸員を務めるこの水族館は、かなり老朽化が進んでいたものの、マニアックな展示で、水中生物に詳しい人ほど「ほーー」っと唸る展示も多かったわけだが、どこがどうすごいかというと、ほとんどの水族館が他の海域や世界中から展示物を運び込むのだけれど、この串本マリンパビリオンに展示されている生き物が、この周辺海域で捕獲された生き物だけで構成されているという点だ!
 写真のメガネモチノウオ(ナポレオン)もそうだし、サメもウミガメもそう。
さらにちょっと汚く感じる大水槽の壁面が実はすごいのです。
この壁面にはさまざまなミドリイシサンゴや生き物が生きているのですが、実は外部の海水を濾過、循環させて、上部からの自然光とライトの組み合わせで飼育ができているのです。
 サンゴは体内に渇虫藻を住まわせ、その光合成で生み出される栄養分をいただいたり、呼吸も体内の植物とのバランスで生きているわけです。
以前の日記にサンゴは決して弱い生き物ではないと書きましたが、人工飼育がいかに難しいか、人間を取り巻く環境との関連がいかに大事かを教えてくれる生き物でもあるわけです。
 地味なんですが、この展示方法、遠くカナダのモンタレー水族館や巨大な水族館の学芸員が勉強のために多く訪れてもいるのです。
 ほとんどの水族館ではサンゴはカラフルなグラスファイバー製であったり、共生する生き物が作りものに住まわされたりしていますが、ここではできるだけ宿主(例えばヤギとビシャモンエビなど)ごと水槽展示がされています。
 サンゴの移植イベントがもてはやされますが、移植したサンゴはそのほとんどがうまく生育しません。植えつけられるその環境が問題なのです。つまり、ホテルや周辺に開発の手が伸び、生活排水などで汚染されてそこに暮らせなくなったのがサンゴたちなわけで、彼らをその汚染された環境に無理やり水中ボンドやボルトで固定しても、大きく育つわけがないのです。
 ここの地味な水槽には、そういった飼育の難しさと共に彼らが大きく育つためにはどういった環境が必要なのかが見え隠れしているのです。
私たちが暮らしている便利な生活環境ですが、その一部を見直すだけでも多くの生き物が救われる。サンゴを水中ボンドで固定しに潜るのはいいのですが、その後でシャンプーを使って髪を洗い、生活排水をそのまま流していては本末転倒です。
 またその場所以外のサンゴを持ち込むことは生態系のバランスを崩すことにもなりかねません。

たとえば、琵琶湖の湖北で無リンの洗剤を使おうという運動が起こって、その周辺住民の方々が石鹸を見直したり、流す排水を考えたりして、葦や多くの自然が戻りました。
自然を守ろうというのなら人間がダメージを与えている環境に目を向けなければならないのです。
Azahata_2 この写真はマリンパビリオン内に作られているスペースで記念写真を撮る場所になっているのですが、このアザハタくんはダイバーならおなじみの「アンドの鼻」で撮られたものです。

バックの背景写真、撮影は僕なのですが、まったくの自然環境!
串本の海は素晴らしい!
この自然残していきたいですね!

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南越前ロケ

Aigo 越前海岸へ9月10月とそれぞれ別の目的だけれど、潜りに行ってきた。
今年は対馬暖流の影響か詳しいことはわからないが、9月10月に過去10数年間、僕の経験している水温よりも高い状態が続いているように思える。10月に入ってからというのに水深15mで26.5℃。浅い場所は28℃を指していた。
現地サービスからは透明度が非常によく、ブルーな日々が多いと聞いた。学校下というポイントではこの夏キスが大量発生したという。ここにもまた着実な温暖化の影響が??…
そんな中、今回のロケで僕自身非常に気になった生き物がいる。
写真のアイゴの幼魚だ。
9月にも気にはしていたのだけれど、今回いつもの越前海岸より南のエリアで潜ってみて、驚くほど大量なアイゴの幼魚が群れていることにびっくりした。
ここは20年ほど前によく潜っていた海域で、一時的にダイバーと地元漁師の間にトラブルがあって閉鎖されていたエリアである。
このアイゴがどうして問題なのかは、最近出した「渚のスローフード」という単行本の本元である「つり人」の自分の連載ページ「アイゴ」の回で取り上げているのだけれど、
彼らは海藻を主食とするのだけれど、その食欲の旺盛さはとんでもないもので、水中で見かけても、いつも大量に海藻を食べまくっている。
本来の生息域は日本海側ではもっと南のはずである。
数年前島根隠岐の島の海中景観研究所の研究員の方と話していた際、聞いた話だが、
隠岐の水中でもアイゴは10年程前はさほど見なかったそうだ。
それがここ数年すごい量になってきて、海藻を食べまくっていて海藻が減少傾向にあるという話をされていた。
越前でもこれまでアイゴは少量なら見ていたが、今年の異様なほどの多さは過去にはなかったような気がする。これは僕の主観であり、研究データに基づくものではないが、このアイゴの大量発生、来年以降も続くようであれば、沿岸の海草(藻類含む)の食害が広がり、磯焼けを起こし、合わせて人間の護岸工事、海岸線開発なども含めて、藻場がなくなってしまうのではないかと懸念している。
魚の産卵場所が…あるいは幼魚が育つ場所がなくなる可能性が大で、広く漁獲高にも影響が出るだろう。ちょっとショッキングな光景だった。
確実に温暖化の影響がここにも見られるなあというのが僕の直観的意見である。

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National Geo Graphic

553028254_48昨日、ちょっとビッグなミーティングを東京で行なった。ナショナルジオグラフィックマガジンをご存じな方がどれだけいらっしゃるかだが、おそらく新聞テレビの自然科学の担当の業界人なら知らない人はいないという雑誌だ。
過去、毎年何らかの形でこの雑誌のページに掲載していただいているが、(最新は2007年4月号串本のエルトュールル号関連…写真は新発見の巨大ヒトデを掲載した昨年号)
この本を知らない方に簡単に説明すると、
世界30ヶ国語に翻訳されていて、毎月3000万部発行。
ほぼ120年前に創刊(明治時代)。雑誌社ではなくソアイエティ(財団)が発行。
アメリカなら片田舎のロッキングチェアに揺られる老夫婦でも見ているという
誰もが知ってる本です。
数々のプロジェクトを手掛け、あの冒険家(故)植村直己さんのサポートも行っていて、多くの冒険の資金はここから出ていた訳です。
第二次大戦開戦時、山本五十六が購読者で、この雑誌を見てその国力、技術力を判断
早期の講和による戦争終結を提言したというのは有名な話。
また、映画「マディソン郡の橋」に出てくる主人公のカメラマン(クリントイーストウッド)はこのナショナルジオグラフィックの仕事をするために努力していた実在の人物の話だったとか…
僕もブルネイで写真展をさせていただいた際、ナショジオの仕事を毎年やってるというと、
お会いしたあらゆる人に、どういったスタンスで日本で仕事をしているかが、すぐに理解していただけた。

この日本語版は創刊時、日本経済新聞社が出していたが、現在共同出資でナショナルジオグラフィックジャパンという会社になって現在は日本では通販を中心に販売されている。会社は日経プラチナタワービル内ですが…

そこの会議室に、NHK報道トップの方と、現在の水中班若手No1、National Geo Graphic Japan社長、同取締役、同編集長、映像のNational Geo Graphic Channel Japan社長、そして僕というメンツでお話が始まった訳です。

詳しいことはここでは現時点では書けないのですが、Bigプロジェクトが始動することがほぼ確実。これから向こう5年間大変かもね。

集まった方々から様々な意見交換がされたが、ナショナルジオグラフィックチャンネル社長やナショジオの方々のグローバルな視点からの取り上げ方、どういう風に番組企画として通すかなど、すごく濃い内容で改めていい勉強をさせていただいた一日だった。

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750

75001
750ccではない
バイクは僕も好きなのだが、この750というのはHDW-750という機種の
ハイビジョンカメラだ。現在放送局で使用されているハイビジョン映像の主力機種。
この水中ブリンプは8桁のお値段がするカメラで、
恐ろしく高精細な画像が記録できる。
反面このガタイだから、水中の移動が流れている環境下では非常に大変。
泳いでくれない女の子振り回しているようなものだ。
昨日は隠岐の島「飯美グリ」というポイントで撮影。
流れがほぼ1ノットという流れで、かなり大変だった。
流れのスピードがどんな感じかわからないと思うが、
1ノット流れると、浮きボンテン、フラッグ付きが流れの中で沈んでしまう環境だ。
まあなんとかブリンプ持って前進はできるぎりぎりかな。
フィンはバラクーダ。
こういった流れる環境では現在これがベストに感じている。
映像は11月ごろ発売予定のDVDで皆さんに見ていただくことになる。カメラはビューファインダーやマイクユニットをすべて分解。グリップも外してコントロールユニットを接続して外部操作でほとんどの機能を使用できるようになっているが、
この撮影でちょっとしたトラブル発生。
RECが作動しないのだ。
したがってメーカーさんに直接問い合わせて、ブラックボックスの中の回路を切り替える方法を教わりながら急場をしのいだ。
こういった裏技は、業務機ならではのバックアップシステムで、この方法が知れたことは今後の撮影時大いに役立つ!(そういったトラブルは嫌ですけどね)
おかげで一日の大半をつぶしてしまい、実際の使用が後ろに延びてしまった。
予備日を考えていて正解だった。プロとしてトラブル回避は周到な準備があってこそですね。やはり…
75002_2

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減圧症を防ぐために

Kama1「減圧症を防ぐため魚食を推進する会」というのをHP上で昔作っていた。

減圧症と魚食?
どういう相関関係が?
と初めて聞く方々は思うはず。
改めて前回のダイコンネタに引き続いて書いてみたくなりました。
またもや長くなります。

興味のない方は無視してください。

エスキモーやイヌイットたちは極寒の地で野菜がない状態でアザラシなどの生肉からビタミン類を摂取して壊血病などから身を守ってるわけですが、驚くほどの獣性脂肪の塊でもあるわけです。メタボリックの極みになりそうな…
ところが、彼らは心筋梗塞や、脳血栓などの血管内のコレステロール蓄積によるトラブル疾患が皆無らしい。  なぜ?Why?
と気になったカナダの学者が調べ出してみると、同時に摂取しているEPA,DHAといった不飽和脂肪酸をも摂取しているから血管内の悪玉コレステロールが洗い流され、血管の硬化や血行障害を引き起こす要因が排除されているからという結論に達したらしい。

話をダイバーに置き換えてみると、体組織の中で血液や体液、脂肪に窒素は最も溶けやすく、よく水をしっかり摂りましょう、ということは言われますが、水分摂取以外に血管内のコレステロールの蓄積状態も影響はきっとあるはず。
血管内の流れを見せる映像などで、血栓に近い方の流量、狭くなった経路、などをよく見ますが、これによる影響がないとは言えない筈です。
さらに流れる血液の状態も、サイレントバブルスという見えないぐらいの溶け込んだ小さな窒素の泡は、核があってはじめて形成されるらしいのですが、この核になるのが炭酸ガスが主とかいう話ですね。つまり運動量が増えたときほど微細な泡の形成が起こる。(この泡自体は小さければ(サイレントとかマイクロとか呼ばれる)血行障害には繋がらないことから影響は少ないとされてきました。

これがボコンと大きくならない限りは血栓につながらないはずだというのが
ダイブコンピューターのプログラムの基本にあります。
一番わずかな距離で圧力差が大きくなる水面近くの急浮上をしない、上がってから激しい運動を避ける。サウナなどに入らない。
というのはサイレントを活性のある大きな気泡に変えてしまうからです。

そこそこ大きくなった、あるいはなりそうな溶け込んだ窒素ガスにとって血管の収縮率を悪くし、経路が狭くなった状態よりも、通り道が広い、伸縮もしっかりする状態の方がいいのは素人考えでも明らかです。
また、血液自体もドロドロ状態よりはサラサラ状態の方がいいはずです。
エスキモーやイヌイットは青魚を採ってEPA、DHAを摂取しています。
つまり、油ギトギトの獣肉でも青魚を合わせてとれば、毛細血管の血栓を引き起こしにくくなるのではないかというのが、僕の働きが今イチの頭に浮かんだ訳です。

で、自分の周りで減圧症にかかってしまった人たちの食生活を聞いてみると、肉好きが圧倒的に多いことが判明。魚が大嫌いだとか…パラオの現地ガイドや、ガイド&インストラクター、知り合った減圧症罹患者中心に聞いた話なので正確に統計を取ったわけではないのですが…

ひょっとすると結構厳しいダイビングをしている僕が健康でいられるのも、
魚食生活が人より多いからではないのかなとも思っています。
もちろん焼き肉もホルモンも大好きですよ。でもメタボくんにさほどなっていないのは体質もあるでしょうが、海辺など青魚食べる比率も多いからでしょう。血液検査すると若干赤血球数が一般の人より多いぐらいで、すべての数値が見事なぐらい正常値なのに驚かされます。

なにも魚だけ食べたらいいわけではないのです、要はバランスよくですが合わせて食えばさかなくんは偉いのです。海産物を食べましょう!てな訳で本の宣伝もさりげなく…
右下の刺身アイコンクリック!(笑)

昨日はEPA・DHAの宝庫マグロのカマをまた焼いてしまった訳です(上の写真)
皆さんはどう思われますか?

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新型

Divecom2_1左手に…

こんな風にいつもDiveコンピューターをセットして潜っています。いつも複数のダイコンをセットして潜り、バックアップや安全方向にどう考えるかの目安として、同じ機種を使ってはいません。
そのため両者のプログラムが微妙に異なるケースがほとんどですが、中に入ってるプログラムが同じ博士の開発したものでも、メーカーの考え方や、開発年度でプログラムが大きく異なることも多い訳です。
ぼくがこれまで使ってきたものはビュールマン博士が考案したモデルですが、今回モデルの子用にApexのPulseというタイプのコンピューターをメーカーさんから供与してもらい、
このプログラムチェックというか、自分が使っている2社のものと比較してどのような違いがあるかをみてみたわけです。
すると、同じ改良ビュールマンのはずが、両者の無限圧限度時間の表示がダイビング中の移動や潜行浮上パターンで異なっていた訳で、さらに2本目3本目の水面休息時間で大きく異なりました。
しかもどちらが厳しい、安全方向にシフトしてあるかが逆転したのです。

1個のダイブコンピューターを信じてその数値ぎりぎりで潜っていたり、減圧停止表示が出たからそれを守っているから大丈夫という人がほとんどだと思いますが、
果たしてどのラインで守ればいいのか?

まして、最後の浮上方法がコンピューターがエラーを示すような浮上方法をとっている人の体の中がどうなっているのか?
昨今、ダイブコンピューターの出す指示を守って潜っていたにも関わらず重度の減圧症にかかってしまっている人もいらっしゃいます。
これは体調や、その人の体組織の個人差、性別、皮下脂肪量、血液の状態などが大きく異なる訳で、ダイブコンピューターはあくまでも目安としての安全ラインを示してくれているだけなのです。

つまり使う側が、どのように安全方向にシフトして潜水計画を立てるかが重要だと僕は考えています。
僕の場合どうしてるかというと、EANガス(ナイトロックス)の高濃度酸素版を安全減圧時に使用し、窒素の洗い出しが早まる特性を利用。実際の安全減圧時には第一ガスのプログラム通りで浮上をすることで安全方向にシフトしています。

このおかげで最近のダイビングでは上がってからが非常に楽になりました。
LOGつけ時に眠気が出たり、ぼーっとすることが皆無になり、体調がまるっきり違うのです。

どんなふうに安全方向にシフトするかはダイバー自身が決めること。そのひとつの例ですね。
今回のテストで、モデルの子のダイコンのプログラムが僕が使っているものとどう違うのかが把握できたので、次回取材からの参考に非常になりました。

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移動に次ぐ移動

070723_15060001070723_15070001まあ、先週からとんでもない移動距離を動いてきました。
起点になってるのが、ここ
島根県の産業振興センターなのですが、
初日が、大阪を出てここを経由宮崎まで…

何と自身の移動距離の記録を作っちまいました。
車の移動で
一日に1250km
さすがにくたばりました。
撮影を終えて機材を返却。
ダウンコンバートという作業を終えてかえり、その足で現在串本に入っています。
今日は歴史街道(朝日放送7:00頃の短い番組)のロケ。
無事撮影は先ほど終了。海中公園前でレポーターの子が体験ダイビングをするところを撮ってました。

ところでちょっとマニアックな話もしてみようかな。
写真のダビングルームですが、ここを利用する際、いつも使う機材が
HDW500改というデッキで
これだけで数百万しちゃいますね。
HDCAMという放送用最上級フォーマットのデッキで、ここから現行放送のベータカムやデジベタ、DVCAMなどに自由に変換できるのです。
フロント部分を開くとさまざまなコマンドが組み込まれたキーボードが出現するのですが
僕が使えるのはエッジクロップ、レターボックス、スクイズの切り替えぐらいかな?
レターボックスというのが16:9の横長のハイビジョンフォーマット
エッジクロップというのが4:3の現行放送サイズ。
画質を損なわず、あらゆるフォーマットに変換できるのですが
いまのところ、HDVにだけが落とせません。
HDVからのアップコンバートはできるんですけどね。
まあ、同じようなハイビジョンながら信号の記録圧縮方法が違うので
案外できないんですよ。
専用のコンバーターが出てるのは出てるんですが、これもまた高くって
今のところ予算がつかないとか…
HDCAMで撮影した映像をこのコンバーター使って落とした方が
コーデックに時間をかけて丁寧に行うおかげでHDVでそのまま撮影するより数段きれいな画像になるそうです。
HDVのフォーマットやP2などどんどん日進月歩で大変ですね。
HDCAM非圧縮で編集するにはとんでもなく費用がかかりますが、
HDVならなんとか自宅パソコンで処理できるんで
こういったダウンコンバートができるコンバーターを早く入れてよと
せっついています。

思えば、昨日も大阪~島根~串本とまた1000kmコースの移動でした。
ふう~~。

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Blog開設

本日、新規ブログ開設しました。
まずは早速宣伝ですが、
タイトル通りの新刊本を今月末に発刊します。
「渚のスローフード」つり人社7月末日発売!!

過去20年間、日本沿岸の黒潮の影響が色濃いところを中心に
月刊ダイバー、ダイビングワールド、つり人、各種テレビ番組取材等で
さまざまな場所を旅してきましたが、その先々で出逢った人々と
その場所ならではの食材、さまざまなの習慣、文化、調理方法に出会ってきました。

海辺ならではのスローフードたち。これを「月刊ダイバー」で1年間。さらに「月刊つり人」で3年間連載を続けてきたのですが、「つり人」で連載してきたカラー2ページを大幅に
加筆、写真も増量
ついに単行本化です!!
お楽しみに!!!

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