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2012年7月

サンゴの撮影

Bestchance011 和歌山、本州最南端串本町には、本州とは思えないほどのサンゴ群落が広がっている。サンゴの産卵はここで毎年可能な限りチャレンジしてきているが、ここ数年はどうもサンゴたちのご機嫌が斜めだったのか、数回に分割してポロポロ行ったり、海が時化ていて、カメラを持ってエントリーできないタイミングで産卵してしまっていたりしていた。
今年はここで急激に勢力を拡大しているスギノキミドリイシ(エダサンゴの仲間)がかなり早いタイミングで6月上旬に行なったと聞いていた。
台風が早期に直撃したために彼らも子孫を残さねばと大慌てでやったんじゃないかな。
そんな情報が現地からあったので、おそらくここに昔から大群落を作っているクシハダミドリイシの産卵も早い時期に行われるのではと予想を立てていた。
7月4日が今年は満月の大潮。このあとだと判断し、3Dカメラを持ち込んで1週間のスケジュールを組んだ。
梅雨時ながらも、連日ラッキーなことに日照が差し込む日々が続き、かなり期待を持って毎日夜九時から水中待機。自分なりに過去の経験から7月5日ぐらいかなと思ってて、5日は3時間ダイブに突入。(残圧50を残して水面待機1時間)結局この日はしませんでした。
途中6~7日は海が時化て大きな3Dカメラを持ち込むのは困難と断念。
8日、なんとなく温んだ空気にちょっと気合を入れていつもより15分早く水中に・・・
Sangoran3 すると、既に何やら水中に卵が浮遊している(数個だったが)ダッシュでサンゴ群落に向かうとなんと終わったと思っていたスギノキミドリイシが大産卵を始めていた。
約半数強の群体が一斉に産卵を始めたのだ。
嬉しい誤算。
さらに1時間後の夜10時からはクシハダミドリイシが一斉産卵を始めた。この一部始終を運良くハイビジョン3Dカメラでしっかりと収録することができた。これほどの大規模な一斉産卵は僕自身10年ぶりぐらい。一枚目の写真はその10年前のワンカット。こんな光景が今回は3Dハイビジョンで撮れているのです。神様ありがとうという感じでその夜のお酒がうまかったこと!
翌朝の岸壁は二枚目の写真のようになっていた。ちょっと風が強かったので、臭気は拡散されていたが、かなり生臭い空気が水面から立ち上っていた。
この映像近々みなさんの眼前にしかるべき機会にお目見えします。3Dゆえ、マジで自分が卵の猛吹雪に包まれますよ!

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串本にて

1h3x8191和歌山県本州最南端の町串本町。ここに今3D撮影で訪れているのですが、昨日午後からこの地のダイビング事業協同組合と海上保安庁の合同による(主導は保安部)勉強会がありまして、縁があってここに参加してきました。内容は津波発生時における海上保安の方法に関して一緒に考えようというものでした。
こういった集まりはダイビングを行なう事業者に全国レベルで取り組んでいただきたいと思っていることなのですが、過去に安全対策協議会として運輸省管轄で発足していたはずがいつの間にかトーンダウンしているのが全国レベルでの動きではないでしょうか?
ここ串本では、ボンテンクラブと言って、船を保有しているダイビングサービスが安全と地元漁協への配慮、環境保全を目的に共同で定点アンカーを入れ、不用意なアンカー投入を避けるなどの動きをしてきていました。
漁業協力金を自主的に進めて来たり、そこからお客様に還元する目的でスクラッチカードを作ったり、素晴らしい組織展開をしてきています。
今回ボートを保有していなくても一緒に事業展開ができるように、(ガイドのみで運営しているお店もあるので)ダイビング事業協同組合としてりスタートした一回目だそうです。
こういった動き、ダイバーとしてどんどん応援していきたいですね!

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