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キヤノン7D

Img_63472_2 本日発売のほとんどのカメラ雑誌に掲載されているキヤノンの比較広告に登場しています。  「緻密」と「動感」を5Dと7Dで対照したシリーズ。

さまざまなジャンルのカメラマンが毎月登場しているが、今月は水中ということでお話をいただいた。5Dを使って緻密な画を狙ったのが、同業同年齢の豊田さん。

僕自身は7Dを普段からRecseaのハウジングに入れてマクロ撮影を行なっていることと、動感豊かなのをやりたいとキヤノンさんに、少しリクエストしたことから、こっちを担当。ここに載せてるマグロ写真は同じときに撮ったちょっと別カットなのですが、キヤノンに使われている方はクロマグロの捕食シーン!

これを3DA-1というビデオカメラと、この7Dで狙ったわけです。

この写真は依頼が近畿大学からのもので、同大学が世界で初めて3世代目までの完全養殖に成功した紀伊大島で撮影したものです。ここに出てるのは2世代目で約50kg。

初代は200kgまで育ってました。ここの担当教授いわく、捕食シーンはいろんなカメラマンにお願いして撮影敢行してきたが、いざカメラを水中に浸けると捕食しなくなっていたそうだ。 この日はマグロ君たちがご機嫌だったのか、バクバク食ってくれていた。

7Dの高速連写性能とAF性能を利用したとはいえ、ハウジングの扱いやすさも重要。

そういう意味で、水中重量が重くなりすぎないRecseaのハウジングを使ったことも成功した一要因だろう。振り回しやすいからね。

案外、昔のフイルム時代に比べて、水中で重いハウジングが増えちゃったと思っている。1Dsmk3用のカーボンハウジングも水中重量を抑えたいというのがあったんだよな。

Maguro200kg_2 写真左のマグロは3世代に繋がった時の初代完全養殖に成功した200kgクラス。これが走ると本当にすごい迫力なのだ。マグロは最速で走れば、時速120kgで泳ぐと言われてます。これが走ってぶつかれば、堅い生け簀の柱でもなく、網に当たるだけでも、その衝撃で自分の脊椎が折れてしまって死ぬといいます。

実はこの撮影数日後、例の震災が起こりまして、津波によってこのいけすの中のマグロ君たちはパニックになって80%が衝突死したそうです。3D映像も含めて貴重な資料になったと近畿大学水産科の方からご連絡をいただきました。完全養殖で一から3世代目までトライするとさらに最短でも6年はかかるそうです。

完全養殖の試みはまた一からスタート。

こんなところにも復興の努力が始まっているんですよね!

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