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トニー・ウーさんと呑んで

Maguro002 かねてから尊敬&敬愛するカメラマンの一人トニー・ウーさんと飲む機会を得た。

彼の作品群を見ていてその探究心、突き詰めていく取材方法に非常に興味があったわけだが、今回じっくり彼と話してみて思ったことは、器材に対しても追求していく考え方に非常に興味がわいたということ。

僕自身90年代からずっと思い続けてきたこと、ワイドアングルレンズの描写性能の違いをずっと機会があるごとに説いてきたのだが、これがわかってくれる人が本当に少なかった。フィッシュアイレンズなどの超広角レンズは、その設計にカメラメーカーが真剣に取り組んで、収差補正などを10群13枚構成とかでおこなっているはずで、非球面レンズの導入などで高価なレンズになっている。

ところがハウジングメーカーはドームポートの設計にかんしてあまりにも無頓着。

高い割にマスターレンズの性能を1000円レンズにしてしまっているものも多いのだ。

このことは過去のこのブログでも書いていたのだが、トニーもまったく同じことを考えていたらしい。やたらと話が弾んだ。

いいものを探求する必要性。プロとして隣の同業者に機材が原因でダメじゃんとなるのは馬鹿みたい。同じ被写体を追いかけて、描写性能の悪さで差がついたらこれほど悲しいことはない。そんなこんなでハウジング作りに進んだ僕と同じ考え方をトニーもしていたのだ。

その売り込み先を海外に求めていったトニー。

スチルのみならずムービーでも、いいものは海外で売れる。その言葉にお互いにうなずきながら酒を酌み交わしたのだ。

やはり彼と呑めた事は,僕の中で大きな変化が起こったようだ。そう、追求していくこと、今の機材で満足しないこと。その努力が新たな映像、画像を生むのだという当たり前のことをあらためて気づかせてもらった。幸い開発面で協力的になってくれているメーカーさんが僕の周りに集まってきています。精進しなきゃね!

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