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海洋考古学の最先端

Ert00030喪報・・・                                                海洋考古学の父と言われるジョージ・バス(向かって左)は2008年に月刊ダイバーの今月の人というページでインタビューしてご紹介した。

ジョージ・バスは陸上の考古学の方法論を水中に持ち込み、1960年にトルコ近海を中心に水中で発掘、これを体系化し、その保存処理秘術を確立した人だ。世界中の海洋考古学者はこの人の弟子ともいえる。

トルコ海洋考古学研究所で昨年もお会いした。

その人と一緒に写っているのが右側のクロード・デュティ。

初めてお会いしたときにはまったくノーマーク。

串本で共に一ヶ月間滞在していたとき、何だこの爺さんはって感じで誰も注目してませんでした。僕もこの方と串本町内を一緒にうろうろしたとき

コロッケを買われて「これ旨いぞ、食え」っておごってもらっただけだったのですが、実はこの人こそエルトゥールルプロジェクトのキーマンだったのです。

プロジェクトスタートには資金がいります。

その資金を出した人なのです。帰国直前串本ロイヤルホテルでのパーティーに招かれたのですが、そこではじめて解りました。ジャックイブ・クストーの片腕だった人で、カリプソ号を始めとして、さまざまなプロジェクトのスポンサーだったのです。

なんと画家のマチスの孫で、ヨーロッパのマチス財団の管財人だったのだ。

彼ら調査団が帰国直後、トルコの新聞で知ったのですが、なんとトルコ海洋考古学研究所に1ミリオンユーロの寄付をしたと・・・日本円で当時1億3000万!

もちろん、串本のプロジェクトだけではなく地中海エーゲ海のほかの二つのプロジェクトも合わせての予算だったようですが。

こんなすごい人が串本に来ていたのです。

僕はコロッケ二個をおごってもらっただけ・・・・

悔やまれる・・・こんな人が亡くなってしまったそうです・・・

ダイビング業界の損失だわ。

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