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2010年3月

新兵器だけどリサイクル

Cu01その昔、水中撮影といえばニコノスという時代があって、僕の場合、Ⅱ型Ⅲ型、Ⅴ型とサブで使っていた。
15mmという名品レンズもあったが、純正接写キットなるものもあって、これは今のコンパクトデジカメの水中脱着ができる外付けアタッチメントの原点だろう。
UW35mm、80mm、28mmレンズに取り付けることで、最短撮影距離が短くなり、魚のクローズアップに適したレンズを簡単に得られるということで、ニコノス世代はきっと一個は持ってたんじゃないかな?
Cu02 このレンズ、さすが光学機器メーカーニコンが作ってるだけあって、2群3枚構成のレンズで周辺が流れず、良好な結果が水中で得られる設計。
この後ろのレンズアタッチメント部分をぶった切り、INONのリングライトZ22にセットして使えるように昔していたのだが、INONが専用クローズアップレンズを作ってくれたことからお蔵入りしていた。
ところが最近メインで使っているポートが180mmマクロ用改なので、古いこのレンズを復活させようと、ポート先端にぴったり合うようにマシニング加工を施したのです。
Cu03 装着するとこんな感じ、がたつきも無くきちんとセンターが出てるので、いい感じ。
強力なベルクロで止めるようにしたので、水中脱着もスムーズなはず。
まだ水中使用はしてないけど、水中の撮影可能バリエーションが広がるはず。
INON性のものより高倍率で、かなりの拡大ができるのだ。
さてさて次の取材時、この実力をお見せできるはず。
ダイバー誌面をお楽しみに!

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春はダンゴ

Img_32872水ぬるむ頃になり、春一番が吹き荒れるころになると、ちょっと撮りたい魚が出てくる。
ほんの数年前まで、近郊の海では撮影が難しいだろうと思われていた魚。ダンゴウオ。
古くは北方系の魚ゆえ僕も仙台まで足を運ばせていた。
ここでは水温が6℃、見るものがすべて新鮮ゆえ2時間入るのも苦痛ではなかった。でもここで撮れていなかったのが、通称天使の輪っか付き、幼魚。
Img_32532_2 本当に愛らしい。
それが、関西でも日本海で生息するらしいとここ数年話題になり、大量に見ることができる場所があった。
兵庫県の香住である。
今月発売の月刊ダイバーでも僕が特集ページを構成しているので見てみてくださいね。ワンダイブで簡単に20個体は確認できた。
産卵、抱卵の確認こそできていないが、今年はハッチアウト直後であろう、米粒以下の個体をカメラに収めた。
1h3x59752 彼らはこんな環境にいる。
幼魚のうちはクロメがお気に入りのようで、おそらくクロメにある斑点に擬態しているのであろう。
胸元にある吸盤を使って張り付いているのだが、どこにいるのかを探すのに困難を極める。体長わずか2mm~3mm。
どこに隠れているかというと・・・

1h3x59752_2 こんなところにいるわけだ。
海域一般OPENは4月1日から・・・

天使の輪付きダンゴウオ、関西なら水温12~13℃で楽しめる。

写真は上の対角線魚眼EF15mmF2.8フィッシュアイ画像からの拡大。

1DsMK3ゆえ見ることができた。

来月は上がってからの紅ズワイガニの鍋も楽しみ!

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串本フォトコンテスト

100306_184201_2昨夜は串本にて串本フォトコンテストの受賞パーティーでした。
前年までの会場とうって変わり、ホテル浦島にて夕刻より盛大にとり行われました。受賞パーティーでは受賞作品が発表されるごとに記念写真!
席については前に出て行ってという繰り返し。
受賞者たちの笑顔を見ると何度も出たり入ったりが楽しく感じられるから不思議。今年がこのメンツでの審査の最終年。3年任期で過去変わってきてるのです。ちょっと前のブログで内浦ビーチのウミエラに付くエビの記述で誤解を生んでるかもしれないので、ちょっとだけ訂正すると、あのエビ自体あれだけ話題になり多くのダイバーが写真を撮ってたはずにもかかわらず、応募されてる数が少なく、ピントが甘かったり、図鑑写真的な記録写真に終わってるものしか見られなかったのが残念だったという意味で、この串本フォトコンのレベルの高さは、へたな雑誌のフォトコンテストよりもはるかにハイレベルな作品が応募されているのだ。
光の使い方がうまい方が多く、見る観点や視点でも一ひねりも二ひねりもあるものが多い。
今年は新人賞の数が増やされ、過去に入賞経験がない人たちの入賞を増やそうとされたわけだが、どうしてどうして、ベテランも真っ青の作品がたくさん応募されている。
このフォトコンの常連組は毎回色々趣向を凝らし、新たな発想の作品群を見せてくれるので、僕たちプロにとってもいい刺激になるよなあ。と中村征夫さん鍵井靖章さんと話してました。
こんなホームゲレンデともいえる海が身近にあって幸せで、みなさんの作品群を見ながらコメントをする際にもひしひしと感じてしまう。
ローカルフォトコンにして、老舗ともいえるこのフォトコン。
どんどん続けてほしい!僕たちが審査を離れる来年以降も、いろんなところで協力できる点があったら続けていきたいと思っている。
水中写真をメジャーに・・・ダイビングをもっとポピュラーに楽しめるものになることを願っています。
最後に実行委員の方々、串本町のダイビング事業者の方々、後援、ご賛助いただいてた方々。ありがとうございました。もちろん串本を訪れてこのフォトコンに参加いただいた方々もありがとうね!

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