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2010年2月

制作途上の作品

Himatsuri2ちょいと制作途上の作品を見ていただこう。
まだ制作途上だけれど、1DsMk3で画像をいっぱい撮ってあるのだが、完成形をイメージして順次5秒露光を続けた。
潮岬の火祭りだが、トルコでの展示用にイメージを膨らませて撮った1/3なのだ。
見た目では決してこうは見えないわけだが、16画像合成して
フイルムでの多重露光と同じノリで作ってみた。
左右にさらに合成画像を作って、まだすごい画像になる予定。
串本の去年のポスター見て、明らかにアナログで作ったであろう作風に、俺がやるとしたらデジ一眼でこうするのになあと思って
チャレンジしてみたのです。
このブログでは未完成品しかお見せできませんが、すごいのができましたよ!

実際には1時間かかって野焼きをするのがこのイベント。

数本の焼く曲線が現場では見られるだけです。

でも重ね合わせて全体像を見せればこうなるのです。 串本ポスターといえば、今年のJR西日本の串本観光協会とのコラボポスターには僕の写真が使われています。

駅構内で見てみてくださいね!

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ニューウェポン

1h3x4954_4 新しいドライが届いた。ワールドダイブのTEC7100というタイプを多少モデュファイしたモデルになる。
見てわかるとおり、フルシェルドライだ。
僕自身以前は上半身がシェル、下半身がネオプレンというインタークロスというモデルをここ数年使ってきていたのだが、その前は全身ラバーコートシェルのバイキングやオールネオプレン製のオーソドックスタイプ、カラーラバーを表面に使ったサンファンのもの、いろんなタイプを着てきたが、再びフルシェルに戻してみた。
理由はいくつかあるのだが、このあたりは著書「だいこんダイバー!?」にも記述している点があるので読んでみてほしい。今回のブログではちょっと細部のこだわりについて書いてみようと思う。
したがって少々長文化するのでご容赦を・・・また写真も増えちゃいます。

僕自身も運動性の面で流れる環境等でシェルは不向きな部分があると思っていました。でも案外そうでもない。000101

これはかなりインナースーツに左右される部分があって、素材自体が伸びないシェルの場合、インナースーツの表面の滑りがかなり運動性に影響を与えると思っています。インナーをいい物にすれば運動性は大きく改善されるのです。この点同時導入したWeezleのMicrodiveSuitはとりあえずインタークロスでまず着てみたが、いい感じだ。

Zero以外にワールドダイブでも扱っているタイプがあってこれにした。ネックシールとリストシールはラテックスではなくネオプレンに変更。これは仕事で使う限り、現場でパリッと破けてしまって補修不能というのを避けるためで、補修の容易さを重視した。

000104 左右の太ももには大きめのコーデュラナイロン製のポケット。BCのポケットって案外冬場のドライなどでは使いにくいんだよね。グローブ越しということもあるけど、その位置関係から出し入れが非常に時間がかかる。

もちろん今となっては必要な装備であるPバルブも装着。リストバルブとメインバルブはLockが効くものを・・・これは両手がふさがるビデオ撮影時、無いと勝手に抜けていっちゃうんで、浮力調整には必須だ。000103

足首、手首はシェルにベルクロとジッパーで膨らみすぎない工夫がされている。たまりすぎるエアーは排出も、その部分の浮力増加でも不便だからね。

ここで、届いてすぐに改良したのがブーツのソール部分。

000106 角をグラインダーで軽く丸めてやることで、フルフットタイプのフィンを履くことができるようになる。僕の場合はGullのワープが履きたいためにこの加工が必須だ。足裏左右の部分とかかとをほんの少し丸めてやるだけで履けるようになる。

削りすぎて水没しても保障できないが、ここは案外厚いラバーで覆われてるので問題ないようだ。ちなみに足のサイズは26cmで甲高幅広じゃないから履けているのかもしれない。

このブーツ部分。昔から思っているのだが、足首に柔らかい柔軟性を持っていて、正座して膝を自力で持ち上げることができるようなことができるダイバーにとって、現在の長靴のようなブーツは思いっきりフィンキックの妨げになっていると思う。

ラテックスブーツの上から通常のブーツが履けるタイプも昔からあるが、前述の突然裂けるトラブルは回避できないので、いいブーツができることを本当に望んでいる。今のブーツ形状ではどう考えてもフィンキック時180度以上にフィン先が伸びないのだ。

000102 最後はジッパー部分。TIZIPという樹脂製の防水ファスナーになっている。

これはドイツ製で従来のラバーと真鍮でできた防水ファスナーの欠点であった砂や汚れた環境で折れやすいという欠点を改良されているという。ただし、低温化での安定性がどれくらいフレキシブルに対応できるのかが未知数な部分もある。これは自分で人体実験、フィールドテストになるのかな?

防水ファスナーは元々ドイツDINAT社で開発され、日本のYKKがその品質の良さからパテントが切れた時点以降そのシェアの大半をもぎ取ってきたはず。

だがこの防水ファスナーのニューカマーは全然締め具合や、フレキシブルさが異なります。

ちょっと次に低水温のダンゴウオ探索が楽しみになってきています!

しかしまあ、上の写真、なんだか忍者装束みたいだわ。

これで夜小走りに走ってたら怪しいなあ。

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フィコカリス・シムランス

1h3x1689_2

このエビは少し前から須江の水中を賑わし、多くのダイバーが訪れたはず。
ウミエラヤドリエビの一種でおそらく本州初記録のはず。
僕が審査員にさせていただいている串本フォトコンにも数点の応募があった。残念ながら、おおーーーという作品は目に留まらず、審査会場では初期選抜にも選ばれなかったが、あまりに珍しいエビはエビなのでここでご紹介。
こういったカクレエビはその擬態している宿主(この場合はホソウミエラ)を少しでも触ってしまうと触手がしぼんでしまい、美しさが半減する。
ゆらりと揺れる水中で前後左右に動くところをマクロレンズで追いかけるのは至難の業。
かっちり止めるのも難しい。意外とWEBサイトだと気にならない(シャープネスかけるとかすれば)ピント&ブレも大きく伸ばすとアラが出てしまう。
Img_3199_2 つい先日は別のエビをじっくり撮影。

これが表題のエビで、今現在串本エリアの一か所のポイントでオスメスの二匹が見つかり、現地の一部ガイドの間で話題になっている。
メスのほうはご覧の通り抱卵中だが、あまりに小さく、これまたゆらゆら揺れる環境の中で、どこが目で、どこが触手で、どこが尻尾かが解らないのだ・・・
ゲストに見せるには難しすぎるということで今のところガイドネタにはなりにくいようだが・・・

コンパクトデジカメのほうが被写界深度が深いので、ピントを取るという意味では向いているが、ゆらゆら揺れるのでタイムラグが問題。

見せてもほとんどの人は肉眼で識別困難だろう。

よくまあこんなの見つけるなあ。

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