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2009年11月

土塔庵

1h3x08802バークレーと日本の美術家たちの交流を行なっているBRIGEという団体に招聘され、賛助出品という形で参加させていただいた。会場は堺市が管理する江戸時代建造の旧家。
この中で現代アートを展示するという一風変わった趣向だ。
外から見ればこんな感じの旧家。
中に入って細部を見ていくと非常に興味深い点が至る所にあった。
1h3x08782 入ってまず驚かされたのが天井に吊られ飾られている槍や弓。(剣先は外されてるが)
右上のものは駕籠(かご)である。
本当の本物で本体は木箱のようなカバーこそ掛けられているが、駕籠ってこんな形で間近に見たのは和歌山城以来かも・・・左右の梁を人物と比べてみてほしい。
松だという話だが、これほど立派な梁(はり)もなかなか見たことがない。
1h3x08532 ここで僕が行なった展示がこんな感じ。
数年前に茶屋町画廊、朝日新聞本社など5か所を巡回した[TRUE BLUE]での展示で使ったバブルリング。
「生き生き地球館」展示で使った二点を使用。
天井にB0判ビッグサイズプリントを配したら、なかなかの迫力でしたよ。
最近手に入れたIkegamiのスタジオモニターでハイビジョン映像を見ていただいた。
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ほんと、面白い体験でした!

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翔龍祭

1h3x03972和歌山の龍神にて林業祭が発展して多くの人たちが集まる「翔龍祭」というのがあるのだが、これに参加してきた。
ここで久しぶりに再会した人がいた。風の楽団をやっていた山本公成さんだ。

このバンドはかつて僕が写真から映像方面に進む転機となった横浜国際水中映像祭で、エキジビジョンで演奏されていたわけだが、その際僕の隣で聞いていたのがジャック・メイヨール。はじめて声をかけて話したことが思い出される。
この映像祭でメインスポンサー賞をいただき、本格的に映像の世界の勉強を始めた。原点で出会った人だったのだ。
1h3x0483 このステージでは、アンプやスピーカーの電源供給を人力で自転車でジェネレーターを動かして作り出していたのだが、この発電システムを構築していたのが、またもや以前数度お会いしていた越智さんだった!
彼とは自転車雑誌の仕事で会ってたんですよね。なんとも奇遇というか必然なのか、いろんな人を引き寄せる場所なんだな。
もちろんこのきっかけを作ってくれたのが現地に住む城所さん夫妻。
1h3x0442 チェーンソーアートの世界チャンピオンだ。
今年は彼が主導で行なった、無農薬の田んぼの田植えに参加させていただき、出来上がった素晴らしい米を食べながらこの文を書いている。
このイベントでエキジビジョンで虎を彫っていたが、さすがの出来栄え。
その制作スピードは驚かされるばかり。

1h3x0462 ステージは旧家をイメージさせるもので、林業と農業主体で生きる日本の原点を見た気がした。やさしい音色の音があたりをやさしく包むのだが、ここにも一工夫があった。
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省電力で大容量スピーカーと同じような効果を生む新しい設計の試作品が使われていた。
広い会場の高い天井に僅か20wのスピーカーとは思えない音が響いていたのだ。このスピーカーユニットは現在国際パテント取得中だそうで、高能率、省エネルギーで驚くほどの音量音域が出る。きっとライブなどの条件が無理だと思われていた場所でも可能になるだろう。
今年の「翔龍祭」のテーマは水、そんなわけで僕も出展させていただいたのだが、そのテーマにそぐうように主催者と相談。
NPOたじま海の学校で制作した海のごみを考える作品群を同法人からお借りしての展示を行なった。多くの方が食い入るように見ていた。
山から繋がる水を多少なりとも考えるきっかけを作れたかなと思っている。

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マスターモニター

3844a5d975024dfc5最近はパソコンでのノンリニア編集が主流となり、編集プロダクションでの編集作業も大きく様変わりしてきた。
大規模なリニア環境。線でつないだテープ主体のA/Bロール編集なんてまずありえなくなってきた。(アナログのね。)
パソコンのモニター上のタイムライン編集が主流でこれはノンリニアと呼ばれている。
編集画像はもちろんそのモニター上でもできるのだけれど、編集ソフトによってプレビュー画面は圧縮がかけられていることもあって色合いであるとかコントラストの細部は確認ができない。
編集後の完成品に近づけば、当然外部出力してみないといけないのだけれど、このモニターが重要。普通のテレビではなく、アンダースキャンといって放送用の映らないはずの余黒部分の周囲チェック。ひずみやノイズの出具合もチェックしないと販売用のDVDなど、作って失敗を後から指摘されることもある。
水中ものの場合、ハウジングやワイドコンバージョンレンズによるケラレが家庭用モニターでどこまで出るのか確認しておかないと恥ずかしいことに・・・

パソコン用や放送受信家庭用TVなど液晶化が進んでまして
今ではCRTなんて見ないはず。
ところが医療用機器やスタジオや放送局ではいまだにCRTメインのところがほとんどです。
NHKだって液晶やプラズマは最終チェック用にはかたくなに使っていません。
ちょっと古い型ですが、現行販売品のTM14-17Rというプロ用マスターモニターを安く譲りうけてしまいました!
http://www.ikegami.co.jp/products/broadcast/monitors/detail.html?product_id=184
どこか不良個所があるのかと思っていたら、なかなかのグッドコンディション!
16:9時に一本ノイズっぽいのが上端に出ましたが、調整で問題なくなり
画面の焼けも特になさそう。
機械いじりが好きなんで楽勝でした。
さてさて、これから編集作業一本。
仕上がりはこれでチェックかな?

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トルコの新聞

Hurriyet_newspaper_1_2トルコのTOPジャーナリスト「ヤシャ・アンター」が昨年に続いて来日。彼とは3年前にエルトゥールル号発掘調査時に知り合い、その後友好関係が構築されてきたようで、串本と和歌山、大阪の取材移動時に協力させてもらった。
彼はジャーナリストになる前はトルコの長距離界のトップアスリートだったらしく、様々なヨーロッパ選手権、国際陸上、オリンピック出場などの経歴の持ち主らしい。
奥さんもアスリートで、現在娘さんが10000mの世界4位だと誇らしげに言っていた。
Hurriyet_newspaper_2_2 日本でいえば北京オリンピックで銅メダルをとった朝原宣冶さんと奥野史子さんのご夫婦のようで、朝原さんが新聞記者になったみたいなものらしい。
彼はトルコの主要新聞5紙と契約していて、日本ではあり得ないのだが、朝日と読売と毎日と共にスポーツ紙2紙とも同時契約しているようなものだという。
Milliyet_newspaper_2 エルトゥールル号発掘プロジェクトリーダーのトゥファン氏が「おい、トルコでは有名人になってるぞ」とメールと画像を送ってくれた。
トルコ語の中身はよくわからないのだが、確かにいっぱい紹介されているようだ。
来年行う予定のトルコにおける日本年とエルトゥールル号関連の展示で発掘時の写真と、串本や和歌山の水中景観を展示できればと思っているのだが、これが結構な後押しとなってくれるかもしれない。
日本とトルコの友好関係のかけ橋の一部にでもなってくれたらなあと思ってもいます。
Posta_newspaper2_2 ブルネイの新聞に載った時は、なぜかロシアで紹介されてたりしたけど、今回もいろんな国で紹介されるのだろうか?
ちょっとだけ期待している今日この頃。

トルコに来たらぜひうちに泊まれとヤシャが言ってた。

来年は面白くなりそうだ!

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その後のカテ

3z2b0516かつて、少しだけ話題にさせていただいてた下ネタ続編。
僕たちの仕事は、深く長く入らざるを得ないことは誰が考えてもそうでしょう。
映像にしろスチル写真にしろ、粘らないと撮れないことは確かで、これからのシーズン寒くなってくると、水中で生理現象との戦いとなってきます。
俗に言う潜水病、減圧症にかからないためには水分摂取は欠かせないわけですが、これがとりすぎると当然排尿に繋がります。ウエットスーツであれば、自分のスーツを洗えば問題なく、周囲の人々に少々迷惑をかけようが、知れたもので、オキアミ臭いといわれる称号も気にしない人も多いようだ。女性が何も生き物がいないところをうつろな瞳になってじっとしているときなど、必ず生理現象を伴った行動を起こして動かなくなっているものだ。
かく言う僕だって、膀胱がパンパンになったまま撮影を続けることは集中力を欠いてロクな映像が撮れたためしがない。

深く長く潜るためにリブリーザーという泡が全く出ない特種潜水器具で潜ると、3時間以上上がってこれなく、体が濡れないドライスーツ時など、我慢に我慢を重ねるか、成人用おむつのお世話にならざるを得ないのだ。

そんな特殊な僕たちのダイビングスタイルに、格好の道具があった!
カテーテルのように小を外部に排出してくれるPバルブ。
これを僕の場合、インタークロスというドライスーツの太もも部分に付けているのだが、
これに接続するアタッチメントはアメリカ製のものしかないと思っていた。

今日、この輸入業者がすごく近い場所にあることを思い出し、この会社を訪れてみた。
社長さんらしき方とずいぶん長く話し込んだ挙句、いろんな国産品でさらに改良ができる気がしてきた。
3z2b05162 従来品はシリコン製でしかなかったが、日本の最先端技術ならラテックスとの併合や、天然ゴムとの融合品。
こういった発展形が製造可能で、僕のダイビングがさらに快適になる気がしてきた!
これらは本来は寝たきりになってしまっている年配の方や、外科手術でベッドの上での使用が必要という人のために開発がされてきており、オカモトさんなどもこの開発の重要なキーマンなのだ!(キー企業か)
次のダイビングでは違う純国産製品にチャレンジしてみる!
ちょっとだけ楽しみなのだ!

うつろな目で撮影している僕を発見した時は、なるべく近づかないほうがいい
きっと、排出中だと思うんで(笑)

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