« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »

2009年10月

深夜食堂

1h3x01473同名の深夜12時以降から始まるドラマに今ハマっている。
主演 小林 薫
都会の片隅にひっそりある飯屋で
いわくありげな店主と
様々なお客とが織りなす
ニヤリホロリ
ゴクリストーリー!
そんな雰囲気に近い体験をしてきた。
ここは昼は定食も出しているという点が原作とは違うが、夜になると別な顔を見せるのだ。
メニューは一応あるが、そこにはないものをマスターに「タラコのミディアムレアできる?」
「あるよ」
そんな会話が成り立つような感じ。
ちょっと演出強いか...
1h3x01432 おばんざいもあるのだが
この値段が驚き!ほとんどのものが100円
おやっさんいわく
「少量やからね・・・
翌日のお弁当用に買っていくOLさんも多いよ。」
このおやっさん
実は僕の友達でおやっさんというと怒られるな。
四国のオランクダイバースというダイビングサービスを兼業されてるダイビングインストラクターなのだ。
この元のお店、ダイビングサービスながら本当においしい食を提供してくれることで、以前出した単行本「渚のスローフード」という趣旨にも共感いただき、食いもの中心のフォトセミナーという変わった企画も行なわせていただいたのです。

また行きたくなってきたなあ。。。深夜食堂。

気になる方はおらんく亭で探してみてください。
不案内なご紹介でした!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

合同海浜清掃

1h3x01042今年で5回目となった兵庫県香美竹野海岸でのアングラーとダイバーのコラボイベント。
僕も昨年よりこの活動に参加させていただいている。
この活動が始まったきっかけは台風の影響による水害から出たごみを回収しようということからだそうだが、毎年着実に参加者が増え、今年はダイバーが60名を超え、総勢200名の参加者となった。
ダイバーとアングラーは日頃の交流がないはず。
日頃釣りをされる方々からすれば、泡をぼこぼこ出しているところが目立ち、キャスティングする先の魚たちを逃がしてしまうという想像があるように思える。
ところが、ダイバーたちが魚を散らしてしまうかというとそうでもない。
確かに始めてすぐのダイバーは呼吸も落ち着かず、バタバタ暴れるように姿勢制御したり、立ち泳ぎ状態で砂地を巻き上げ、決して見ていて普通の状態で水中に滞在できているとはいい難い。
でもまあ、ある程度潜れるようになると自分の状況把握ができるようになり、環境にローインパクトであろうとするのが最近のダイバーの傾向だと思う。
サンゴや水中生物を触ったりしないし、上がってから食べ残しを海に捨てたりはしなくなってきたし、プラゴミやペットボトル、缶のゴミなどはもちろん、たばこの吸い殻、紙なども自然に帰りそうだと捨てていたのが捨てなくなったのは、そうではないと気付いてきたし、潜ってみればやたらと目につくからだろう。
僕は撮影の仕事上両方の立場の観点から見えちゃうのでなんとかうまくコミュニケーションがとれる機会がないものかと思ってきたのです。
1h3x00382 今回、直前に台風18号が太平洋側を縦断したことで左のような状態に竹野海岸はなってしまっていたのだが、打ち上げられているこのようなゴミが水中に普段は滞留しているわけです。
多くの人にこういった光景の原因が何かということがおぼろげにでも見えること、またそうならないために、このゴミの出どころを考えることが重要だと思うと、主催者のダイバー代表今井さん、釣り人「海族」代表の大伴さんは言う。
つまり、単にゴミを集めるレジャーダイバーやアングラーを集めて「たくさん集まってよかったね」というのが目的ではなく、参加者の方々にその先を考えてもらおうというのがこの活動の目的なのだ。
集められたゴミをどこで処理するのかといえば、これは自治体がすべて無料で引き上げてくれるわけでもない。ぶっちゃけ昨年の収集ゴミの処理費用が14万円かかっており、これを竹野観光協会が出してくれているから成り立っているイベントなのだ。
1h3x01292 どうしても、参加者は引き揚げられたゴミを見ることで達成感を得てしまって、左の写真のようにエギ(ルアーの一種)やサビキかごをみて、すごいなあ、こんなに引っ掛かってるんだ、参加してよかったね。というところでエンディングが、多くの各地で行われている清掃イベントだと思う。

でも水中からは、あるいは海岸線からは想像以上に多岐にわたった種類のゴミが現れる。
このゴミをきっちり集計し、その出どころとその防止を行なうためにはどうしたらいいかと考えることが、こういった活動に求められる次のステップだと思うのです。
某プロバイダー主導でサンゴを植えようイベントで多くのダイバーたちの注目を集めたら、次は植えてもだめだ、じゃあどうするべきだと進む次のステップが必要なように思います。

その主旨や目的をみんなで考えようということで今年は映像を見ていただきながらのトークセッションも開催しまして、僕も参加させていただきました。
また、多くの人にその現状を伝える。次世代の子供たちに知ってもらうという目的で「なぜ水中にタイヤが落ちているのか?」「アルミ缶とスチール缶が水中でどんなふうに経年変化を起こすのか?」などを学校教材として使えるようにパネルとして制作。
各種教育機関に貸し出せる体制をつくってきています。
この活動を行なっているのがNPO法人たじま海の学校です。
僕も写真や映像を作っていこうと協力するつもりでここの海に通っています。
より解りやすく多くの方に見ていただき、知っていただくためにきちんと水中映像でわかりやすい教材映像を作ろうと代表の方々と相談しています。
1h3x00962
今回の清掃活動に参加していただいていたダイバーの方々にこういった説明を充分に行なわずにハイビジョンカメラを回していました。
「あのおっさん掃除もせんと、カメラで撮っとるだけやんけ」と思われた方々もおられるとおもいますが、そういった目的で皆さんに出演ご協力をお願いしていた次第です。
うまくご説明できていなかったので、この場を借りて肖像権上のご協力をお願いするとともに、笑顔でカメラを覗きこんでくれた方々にお礼を申し上げます。
NPOたじま海の学校はこちらから・・・
多くの情報がここから得られます。
海族のBOSS大伴さんのブログも見てみてくださいね!

| | コメント (7) | トラックバック (0)

台風18号

Dpp_091012_0017台風18号が紀伊半島を直撃に近いコース取りで通過して行った。過去10年間で来ていないほどの大型だったようで、日本列島本土に影響は大きかったようだ。
そんな中で水中はどうなのかと12日に潜ってきた。
これはダイビングパーク前の右側のエリア。
サンゴ群落が集中してできているエリアでもある。
思ったよりもサンゴ群落にダメージは少なく、最も密集する部分の被覆率は80%ぐらいをキープ。
場所によっては右のクシハダミドリイシのように根元からひっくりかえるような状態になっている個体もあったが、全体で見渡せばダメージは10%~15%くらいだろうか。
こういった台風の影響を最も受けやすいのがエダサンゴ系だ。
細く長く延びる彼らの骨格は成長するスピードが速く、多くの他のサンゴの上を覆い尽くしやすい。下になったサンゴは光合成が行ないにくくなって死滅してしまう。
球体をしたキクメイシなどは成長スピードが遅い代わりに台風などの影響を受けにくい形をしている。でも、上を覆われやすいわけで攻撃するポリプを持っていたりもする。
だからキクメイシ類の上にエダサンゴは広がれないわけだ。
上の画像を見ていただくと、ひっくり返ったクシハダミドリイシに目がいくと思うが
Dpp_091012_00062 実は左のスギノキミドリイシが結構折れていて、真ん中のくぼみにも破片が残っている。
こういった状態になったサンゴが死んでしまうかというとそうではなく、新たに流されて行った場所でそこが定着しやすい自分たちに適した場所であれば新たに群落を形成し出すのです。これを破片分散といってサンゴ(特に枝系)が広がる大きな方法なのです。
よく、サンゴは何百年もかかって大きくなっていくと思っているダイバーが多いのですが、実はこうやって破片分散で広がることで、環境さえ整っていれば(水温、日照時間など)あっという間に大群落をつくってしまうのです。
Dsango 左の写真は展望等前の群落ですが、最初にひとかけらのスギノキミドリイシが串本に初記録されてからわずか8年でこんな大群落に成長したのです。
これらはほとんどが破片分散で広がったと考えられており、折れた場所の環境さえ整っていれば、破片はすぐ定着。本当に1年ですごく成長するのです。
写真は2000年。この後も台風によってバラバラになっては、湾の奥や、別の場所に新たな大群落を形成してきている。エダ系は本当に成長が早いのです。
Dscf0500 次の写真は奄美大島のダイビングショップDiveCicoの榎本正子さんが送ってくれたサンゴ移植テストの画像。
砂地にくさび状の土台を固定?その上に水中ボンドでかけらを張り付けてあるようです。
今、こういったサンゴの移植をビジネスにしようとしている業者がテストをしているそうですが、果たして成功するのでしょうか?ここでサンゴが死滅してきたのは彼らが群落を形成しようとしても、環境が彼らに適していないからだと考えられます。
もっと根本的なことでいえば、ここに流れだす生活排水。
訪れる観光客が流すシャンプーや洗剤、排水の処理方法を考えないといけないはず。またその土台の下の環境も考えないと定着すらできないと思われます。
以前にも同じような内容のことを書きましたが、さらに勝手に僕自身推測しているのが、その陸上で使われ出している新たな農薬の問題。
ネオニコチノイド(クロロニコチニル)系の農薬が世界中に普及し出した時期とホワイトシンドロームと呼ばれる原因不明の白化現象の出現が奇しくも一致するのです。
この農薬は昆虫類にのみ効果が絶大で親水性が高く、洗い流せるから安全。管理がずっと楽になるということで一気に世界中に広がりました。
でも洗い流した水は河川から直接海に・・・
沿岸のサンゴ虫が真っ先にやられるのではないでしょうか?
また親水性が高いということは作物にも浸透しやすいということを農家の方は気付いているはずですが、出荷に適した虫も食わない見た目きれいな状態の野菜ができる。
農協からの融資に際し、農薬を使うことが条件に含まれているそうです。(これは害虫による全滅を防ぐために、どういった農薬をどれくらい以上使用するように指導されるらしい)
労力もすごく低減できるので、多くの農家は導入しています。
プラスティックのような均一な色合い、形の野菜がスーパーで並ぶようになってきたのもこの農薬のおかげかもしれません。しかしながら虫も食わない野菜なんですよね・・・

フランスではこのバイエルが開発した農薬、全面禁止になっています。
日本をはじめ後進国中心にはどんどん広がっていってます。
どこまで自分の推測が正しいのか、今のところ検証はできてませんが、正しければできる限り情報をマスコミなどから開示していきたいと考えています。

関連過去日記リンクはこちらから

http://fotog.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-a58e.html

http://fotog.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/index.html

http://fotog.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/index.html

http://fotog.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/index.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

その後のパノラマ

Img_1012_panorama2以前ご紹介したオランダもんのパノラマソフトですが、トルコに行った際撮ってきたパノラマ用画像をちょっと合成してみました。撮影は5Dmk2。EF16mm-35mmF2.8L
元データはRAWから展開したTiffなのですが、ここにアップできるようにJpegで展開しています。さてさてどこで繋いで何カットかわかりますか?
ボドゥルムからカシュに行く道中に撮影した港町です。
ほぼ220度くらいの景観が1画面になっているわけなのですが、高台の出っ張った場所から撮影。
当然風景写真をワイドで撮ったことがある人なら太陽の位置関係で空が明るくなったり暗くなったりで、地面の明るさで整えるとそのバランスが崩れることは誰もが経験しているはず・・・
さらに、ワイドレンズの場合周辺光量の低下という問題もあります。
これらが当然このオリジナル写真にもあるわけですが、これを補正もしてくれるのです。
この変換作業、まるっきりのオートでやってみました。
さらに整合性を上げることもできるのですが、とりあえずオートでやってみたわけです。
結構いけるでしょ!
Img_1036 おまけの画像。
こちらはパノラマでも何でもないですが、なんだかありそうで
日本ではまずあり得ない海水浴場。
きれいだよね地中海。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新兵器到着

1h3x9853トルコから帰ってからいろいろバタバタしていて、来年のための打ち合わせ・・・和歌山&東京&大阪&日本海と非常に忙しかったので、このブログ更新がここのところおろそかでした。
今日も串本~和歌山市~白崎~龍神とうろついていろんな打ち合わせをこなして帰ってきたのですが、ワールドダイブから新兵器が届いてました。
このべストがそう!
以前からこのブログの読者であったり、「だいこんダイバー!?」の読者の方ならご存知ですが、後ろ縦防水ファスナーのドライバルブ付きワンピースセミドライが僕の春から秋にかけてのメインになっていて、ほとんどインタークロスドライとこのセミドライで一年中過ごすようになってきました。
GULLのウレタンコートの6.5mmもいいのですが、深場での長時間となると、内部にデッドエアーを貯めこめるセミドライのほうが実は温かいのです。浅い場所ならもちろん6.5mm被り・・・通称ロクハンが20年以上ぼくの肌みたいなものだったのですが、ここ数年でこちらに変わってきました。
これはワールドダイブさんとの共同開発。
ネックシール部分は巻きつけるタイプと首周りの片面スキン折り返しのアタッチメントを組み合わせていましたが、薄い素材で耐久性がイマイチでした。
そこで今回ワールドダイブの東京から、「こんなの作ってみましたけど」とご提案があって
それいいかもと導入です。
ベストにドライ用のネックシールを付けたものです。
これだと耐久性はかなり向上するだろうし、シール性もかなりアップするはず。
来週ぐらいにこのテストに行ってみようかな。
今週末は台風も来るし、原稿制作。
ちょっと楽しみになってきました!

| | コメント (3) | トラックバック (1)

« 2009年9月 | トップページ | 2009年11月 »