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「和」なごみ

Hq9r7169_2和歌山県の広報誌、「和」・・・なごみ
という小雑誌のリレーフォトエッセイに登場させていただいた。この広報誌、実は昔も一度登場させていただいているのだが、当時とは大きく誌面が刷新され、内容が大幅に変わってきている。
このフォトエッセイではわかやま100景ということでいろいろな和歌山の風景や風物詩を切り取った写真が登場してるのですが、僕ならではというと、やはり水中。
串本の水中景観をとらえたこの写真は実は紀伊民報のお正月一面を飾ったり、代表的作品の一つに数えられると思う。この類似カットはDiver誌面でも使っているのだけれど、半水面専用のポートを自作、30cmはあるアクリルドームなので、少々水面が大きい波になっていてもだいたい狙い通りのところに水面が来てくれる。
この撮影時も結構な風があって水面が大きくざわついていたが、むしろいい感じで水面の波がかぶってくれて臨場感あふれる作品になったと思っています。
南の島で撮影した際、下が砂地で明るいケースでないと水面上と水中の明るさに差ができすぎてしまうのですが、この撮影場所である串本のサンゴ群落は空気中の明るさに対してかなり暗いのです。
そのため、NDフィルターを切って貼り付けて水面上の臨場感を自然な感じに持ってきています。こういった撮影をする際、行き当たりばったりではなく、水面上の明るさと、水中の明るさをきちんと測って、その上でどのような明るさになるフィルターをどのくらいのパーセンテージの割合の画面比率になるか考えて貼り付け、ハウジングの中に収めるといった作業が必要になるわけです。
また水中で動いてくれるモデルさんとの意思疎通も大事です。
どんな画にするか頭の中でイメージしてそれを伝えるのも大変。
空気中よりも仕込みが一発勝負となる点は仕方がないですね。
Hq9r7171 今号の「和」はこんな表紙です。今週から各地方自治体や全国の役場、日本全国いろんなところで配布がされているはずです。この表紙の龍を彫っている人も実は知り合いで、こんなタイミングでともに取り上げられるなんて縁みたいなもの感じるなあ。

そうそう巻末のニュースシーンではエルトゥールル号関連のカットも載せています。興味が湧いた方は和歌山県広報室が無料配布してますので全国お近くの自治体で探してみてくださいね。その他の内容記事も充実していますよ!

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コメント

見れば見るほど不思議な写真ですね!

水中と水面の明るさの違い、…なるほど!
空気中よりも仕込みが一発勝負、…なるほどーーーっ!!
そういうお話を知ると楽しいですねぇ~。

表紙の龍を彫ってる方、テレビで見ました。
全部チェーンソーなんですよね、あれ!
細かいところを彫ってる時、ちょっとおもしろいです。
でっかい音出して恐ろしい刃で、チョンチョンって…(笑)

この広報誌、見たいです!
自治体ということは、市役所に行ったらありますかね?

投稿: T前田 | 2009年3月23日 (月) 13時49分

T前田さん
たぶん市役所でもあると思いますよ
あと各種報道関係とかいろんなところに配布しているとは聞きましたが・・・
南紀シーマンズクラブさんにも送られてきているとかとっちゃんが言ってたなあ。

城所さんのHPはこちら
http://www.chainsawartpro.com/

投稿: フォトグ@赤木 | 2009年3月23日 (月) 14時37分

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