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P

P写真が何かパッと見てわかった人はまず少ないでしょう。
いきなりこんなもの冒頭に出すなよと言われそうだけど、必要に迫られてこんなものと悪戦苦闘しているのです。
何やら怪しげなシリコン製の物体。

実はこれはPバルブというバルブの反対側に装着するものなのです。
「ははーーん」とすぐにわかった人にはあえて何も言いません。でも多くの方々は何が何やらさっぱりわからないと思います。
ここのまじめな話中心のBlogに出すにしては下ネタすぎるかと躊躇していたのですが、これも真剣に取り組まないといけない話の一つなので書いちゃいます。

ちょっと前のこのBlogでご紹介させていただいたリブリーザーという閉鎖回路式の呼吸器で長時間の潜水を行う際、3時間とか水中にいると恐ろしく冷えてくるわけです。
水温の高いはずの沖縄でも、水の中というのは空気中に較べて21倍から23倍熱伝導がいいのです。そのため同じ20℃といっても時間の経過とともに冷え方がまるっきり違ってきます。僕たちはもっと水温が下がる冬季になるとドライスーツというからだが全く濡れないスーツを着用します。これは中にセーターやフリースなどを着こんで冬装束を着たまま潜れることを意味するのですが、冷えてくるのはどんなに着こんでも同じ。
問題は長時間経過したときに発生してくる生理的現象。
おしっこです。
通常の1時間程度のダイビングなら我慢もできるのですが、その我慢を行なうために水分摂取を控えることを多くのダイバーは行なっています。
特に女性ダイバーならトイレの問題は大問題ですよね。
しかしながら、減圧症という俗に潜水病と呼ばれるものにかかりにくくするためには、体内の水分量を極端に下げてしまうのは絶対に良くないのです。
前日に深酒をしているとアルコールを分解するために大量の水分を必要とします。さらに朝起きて暖かい紅茶やコーヒーをほんの少し飲むだけで潜ると利尿効果が高まり、体内水分量が通常時以下に下がってしまいます。
潜る前後ほど水分はスポーツドリンクや真水でしっかり給水する必要があるのです。
もちろん常日頃から保水は体のために必要ですが・・・

このPバルブという装置早い話が水中でおしっこするためのスーツにつけた特殊バルブなのです。逆流がしないように弁の形状も特殊なものになっていて、良くできています。

でも体に装着する部分・・・おちんちんに取りつける部分はいささか原始的。
コンドームの先がホース状になった上の写真のようなものの内部に強力な接着剤が塗られていて、これを張り付けるのです。
サイズうんぬんは横に置いといて、うまく装着できるといつでもどこでも水中で放尿ができ、快適そのもの!
問題は取り外し・・・ガムテープを局部に張ってはがすことを想像してみてください。
これが全周なのです・・・根元を剃っていることは内緒です。(これは大事なこと。。。笑)

これも長時間潜り続けるエルトゥールルプロジェクトの有効な新兵器の一つでした。

PS・・・水中で用を足すときは、ゆっくりじんわりやらないといけないと、師匠と人伝てに聞いていましたが、あまりに快調なので、昨日スリーダイブ目に一気に放尿!ちょっと横漏れを起こしてしまいました。洗って夜干してあったドライスーツはそんなわけがあったのです。(自爆)
1h3x9944 こんなところにバルブは付いています。

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コメント

(◎´∀`)ノこれは画期的なアイテムですね!
私は割りとトイレが遠いほうなので、大丈夫ですが、友人たちを見ていると、そういう装置??的なものは必要だと思います!!

投稿: 海☆のん | 2009年2月11日 (水) 22時15分

海☆のんさん
このPバルブ自体は昔からあるんですよ
ただあまりに特殊なものなので、一般普及はしてません。一般的に普及してるのは男性用で、小便用防水ファスナーを全面正面につけるほうでしょうね。
普通のダイビングなら長くても1時間強でしょうから上がってから早く排出できるほうが便利と思う人が多いのでしょう。

投稿: フォトグ@赤木 | 2009年2月12日 (木) 06時49分

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