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2009年2月

今朝のNHK「おはよう日本」

Hq9r44102 事後報告になっちゃうのですが

今朝のNHKニュース「おはよう日本」でオンエアになったお話を一つ。昨年からいくつも引き上げられている陶器の皿やティーカップなど、日本のものらしいねということは参加しているクルー間の話題で言われ続けていました。

写真は完品に近いものを引き揚げた日本側の隊長と呼ばれる榎本さん。

いくつもの破片が引き上げられてきたわけですが、そのルーツや情報がほしいなと思っていたら、NHKの独自調査で明治5年から30年の間に横浜で独自の進化発達をした「横浜焼き」と呼ばれるものだったのです。

当時九谷や有田の焼き物を買い付け、これを薄く削り、二回~三回絵付けをして焼き直した工芸品で陶磁器だということがわかりました。向こうが透けるほど薄く削る技術を競ったのと、江戸時代から明治にかけて襖絵などの伝統的な絵付けをする職人が仕事を求めて横浜に集まっていたという背景があるそうで、この時期25年間しか作られていないそうだ。震災時に多くのものが消失し、今横浜美術館や、関係機関、収集家で持っている小皿は20枚ほどにしか満たず、そのすべてがヨーロッパやアメリカのコレクターから買い戻したものばかり。

このオークションでの価格を聞いたらぶっ飛びます!

今回エルトウールル号沈没地点から発掘されたものは、日本で初めて出てきたものかも知れないと、研究者の田邊さんは語っていました。

この収録時、そばでじっと聞いていて、鳥肌が立ちました!

下の写真はその取材時の模様、詳しくはそのうち、それなりの媒体でまとめて出しますね

 

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帰って行った

090219_221301昨夜遅く、イスタンブール行きの関空発直行便で帰って行ったTufan一家。
見送りにゲートまで行ってきた。
この時間帯というのもあるけど関空は閑散としてますね。ハブ空港を目指して建設されたものとしては、10時から11時でこのエンプティな光景はさみしい気がします。
自由に走り回ったりできるので、アダとボラの二人ははしゃぎまわって所狭しと動いてました。
荷物の多さはちょっとビックリ。
宅急便の到着場所から運ぶのを手伝ったのですが、すごい荷物の量に周りの人もびっくり。
四人家族がビジネスクラスで帰るんだけどオーバーアクセスが86kgと言ってた。ビジネスでこれだからすごいよな。ごくろうさま。
アダには毛糸でソックスやニットキャップが作れるおもちゃの編み機、ボラにはフェラーリのラジコンカーをお土産に!
ラジコンカーは電池をわざと入れずにあげたのだ。
昨年チョロキューみたいな簡単バージョンラジコンカーをあげたら空港のがんこ寿司ですでに走り回らせて暴れまわっていたので、今年はちょっとさらに大きめで速く走るやつを選んでしまったので、わざと電池は買いませんでした。
ボドゥルムに帰ってからのお楽しみにねと・・・
帰る前にも少し打ち合わせをしていたのですが、5月か6月にどうもトルコに行かねばならないようになる話が濃厚になってきました。
日本のダイビング雑誌で水中遺跡ポイントの紹介ができないかという話と、日本で行なう写真展にやはり現地、地中海を含めた水中水族館や発掘調査場所数か所、観光地を交えた展開でできないかという方向性で、今回のスポンサーであるトルコの銀行YapiKrediとトルコ航空と掛け合ってくるということでした。
日本でもサポートしてくれそうなところとこれから僕自身も折衝を重ねていかねばなりません。
またトルコサイドでは予定していた会場以外に、巡回展としてトルコで一番大きな博物館でする可能性が出てきたと帰り際Tufanが言ってました。
なんだか大きな展開に発展しそうな予感。
090220_121201 写真は帰り際もらったお菓子セット
「すぐにまた会えるよな」
とTufanとBertaさんと抱擁して別れました!

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マチウケル

1h3x9525写真は日本ウミガメ会議の模様。
昨年末に兵庫県明石市で行なわれた会議の様子だが、日本沿岸の保護に関して、実はNPO法人の「日本ウミガメ協議会」というのが大阪枚方にありまして、僕の自宅から車で15分のところにあるのです。
日本の沿岸は実は絶滅危惧種とされるアカウミガメにとって大事な産卵場所になっているのです。
アカウミガメは北太平洋に暮らす個体たちにとって広く回遊する場所としてアメリカ西岸から日本があるアジアの東側までが生息域とされ、その回遊は全域をカバーして動き回っていることが知られてきています。
その多くの個体が日本の沿岸を産卵域にしているのです。
このため、日本沿岸の砂浜の減少や、上陸を妨げる明かりが大きくアカウミガメの産卵場所を脅かしてきていたのです。
アカウミガメのみならず、アオウミガメやべっ甲で知られるタイマイなどの生息調査や、保護活動に「ウミガメ協議会」はこれまで積極的に活動を行なってきました。
かまぼこのカネテツデリカフーズなど多くの企業スポンサーも付き、多くのボランティア活動に支えられてきた団体です。
でもこの世界的な不況の波にあおられ、企業スポンサーが苦しい状況になってきています。
携帯の待ち受け画像を一般スポンサーに買っていただいて、こういった自然保護団体に寄付をしようという動きが出てきました。
僕もこういった動きに賛同して画像を提供することにしました。よろしければ画像を見て携帯の待ち受け画像に使ってみようという方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。
サポートする自然保護団体を選べるように今後はしていくつもりですが、とりあえずは「ウミガメ協議会」からスタートしてみます。

売上の35%が保護団体に、35%が僕の活動資金に、残りがサイトの立ち上げ維持管理に使われます。

1h3x9600 コーヒー一杯の募金から行われる活動資金集めです。
下の写真はウミガメ会議の後の打ち上げ風景!

http://machiukeru.jp/
ここからマチウケルにリンクしています。

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2000万画素オーバー

608x338product_main_1dsmkiiiこの間はこの外側部分をご紹介しましたが、その中身のカメラにも少し触れてみようかと思います。
今の主力カメラがこの機種になるのですが、デジカメのモデルチェンジって本当に早いですよね。
昔のフイルムカメラは最上位機種といえば、約10年間は不動の地位を確保したままだったので、持ってると機種変更する必要もなく、ずっと使い続けられる点でそのカメラに慣れることができるし、撮れないはずの写真が無意識のうちに撮れちゃうというところがありました。車でいえば毎日乗りなれてれば、突然の出来事に対して無意識にハンドルをどれだけ切って、ペダル操作なんかも何も考えないで最適な量のコントロールができるといったことがそれに近いかもしれません。
つまり、慣れるってことは機械操作をするうちでかなり重要なウエイトを占めると思うのです。その道具の性能、スペックも重要なのですが、無意識に使えるように・・・
キヤノンの1D系統で僕が気にいってる点は、やはりここに一番大きな点がある気がします。歴代のボディーの操作位置に統一性が採られていて、1D、1Ds、1Dmk2、1Dsmk2、1Dmk2N、1Dmk3、1Dsmk3と変化してきていますが、パッと手にとってすぐに撮影といった時に考えないでシャッターボタンに人差し指が行って、絞りや露出補正が無意識にできるところがいいわけです。
じっくり考えて物撮りってときにはあんまり関係ないかもしれませんが、フットワーク重視の撮影にはやっぱりここが大事だと・・・


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おらんく亭

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かしわやきなる食い物をご存じだろうか?言葉の通りなのだが、地鶏などを使って、たっぷりのニンニク、たまねぎと共に特製ソースで焼きそばのようにぶ厚い鉄板で焼く。
ただそれだけといえばそれだけなのだが、四国の甲浦を訪れた際にはこれを食わないとなんだか来た気がしないという気がするスペシャルな一品。
これのオリジナルは「のなみ」というお好み焼き屋さんなのだが、ここを紹介してくれた「おらんくダイバーズ」の福井さんが大阪にこの「かしわやき」を上陸させた。
この味わいは癖になるというか、後を引くうまさなのだ。
実は他にも気になるものとして、「ゆうの酢」。。。ゆずの酢のことだが、
ただ単に絞っただけで添加物も何も含まれていないのだが、これがどうすごいかというと実際に鍋のポン酢などで使ってみないと表現が難しいのだが、風味がまろやかでトゲトゲしていないのです。
聞けば川沿いの場所にある柚子の木と、山の中で自生している木では全然味が違うそうだ。トマトでも緑健農法といって水をギリギリまで与えずに育てる方法があったり、ワインの葡萄畑が一級畑、特級畑とあるように、場所で味が変わるはずなんですよね。
スーパーで買う商品はやはり柚子なら柚子でいろんな場所で収穫されたもの(地域は同じでも)が混ぜられて作られているはず。
ゆえに僕たちが知る柚子の搾り汁を加工して作られたものと、本当の手作りのものは違う味わいなんですね。

「ゆうのす」を取りに行かなくっちゃとはじめに聞いた時「ユーノスロードスター」がどうしたんだろうと真剣に思ったこともあったなあ・・・
1h3x3354_3 http://r.tabelog.com/osaka/A2704/A270404/27020166/
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搬入

1h3x3808今日が本年のエルトゥールルプロジェクトの活動としては一応の終止符になりそうだ。
クッキングポッドやちょっと大きくてかさばる引き揚げた遺物を串本海中公園に運び込むことになった。
これはベルタさんの発案ともいえ、遺物は保存処理をする際、その前に真水につけて脱塩処理をしないといけないのだが、一週間に一回水の入れ替えが必要で、これを串本町役場が管理することになっていたが、海中公園研究所なら水槽や、予備水槽など豊富に保有、毎日ではないにしても水の入れ替えは労力を要するが、水族館なら学芸員の方々に手間はかけるものの、よりやりやすいはずだとベルタさんが提案。役場の人の仲立ちによってこの搬入と海中公園内の春季特別展として一般の人にクッキングポッドを見ていただくことが実現した。
串本町の役場の方々の今回のプロジェクトに関するサポートは様々なところに及んでいて、以前のブログで僕とTufanが和歌山県知事に面談に行った際も実は水面下からサポートされていたし、2010年トルコ年に行なわれる様々なイベントも予算組みを含めてどんどん進んでいるという。
このあたりのことは充分な情報としてこのブログを読んでいる皆さんに間違った伝えかたをしていたかもと、改めて反省している次第です。
町長をはじめとする多くの串本在住の方々の尽力が2004年から続いているからこそこのプロジェクトが大きく育ってきているわけだし、これが広く和歌山県内、日本全国、トルコと日本と大きな動きになってきているのです。

さて、搬入されたクッキングポッドなどの遺物は4月25日からの特別展で皆さんの目の前の水槽で展示されることになります。
ぜひ見に行ってくださいね。
ちなみに入口にあるこの写真の背景の記念写真用のサンゴ群落写真は僕の写真なんですよ・・・これもあわせてみてくださいね!!
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P

P写真が何かパッと見てわかった人はまず少ないでしょう。
いきなりこんなもの冒頭に出すなよと言われそうだけど、必要に迫られてこんなものと悪戦苦闘しているのです。
何やら怪しげなシリコン製の物体。

実はこれはPバルブというバルブの反対側に装着するものなのです。
「ははーーん」とすぐにわかった人にはあえて何も言いません。でも多くの方々は何が何やらさっぱりわからないと思います。
ここのまじめな話中心のBlogに出すにしては下ネタすぎるかと躊躇していたのですが、これも真剣に取り組まないといけない話の一つなので書いちゃいます。

ちょっと前のこのBlogでご紹介させていただいたリブリーザーという閉鎖回路式の呼吸器で長時間の潜水を行う際、3時間とか水中にいると恐ろしく冷えてくるわけです。
水温の高いはずの沖縄でも、水の中というのは空気中に較べて21倍から23倍熱伝導がいいのです。そのため同じ20℃といっても時間の経過とともに冷え方がまるっきり違ってきます。僕たちはもっと水温が下がる冬季になるとドライスーツというからだが全く濡れないスーツを着用します。これは中にセーターやフリースなどを着こんで冬装束を着たまま潜れることを意味するのですが、冷えてくるのはどんなに着こんでも同じ。
問題は長時間経過したときに発生してくる生理的現象。
おしっこです。
通常の1時間程度のダイビングなら我慢もできるのですが、その我慢を行なうために水分摂取を控えることを多くのダイバーは行なっています。
特に女性ダイバーならトイレの問題は大問題ですよね。
しかしながら、減圧症という俗に潜水病と呼ばれるものにかかりにくくするためには、体内の水分量を極端に下げてしまうのは絶対に良くないのです。
前日に深酒をしているとアルコールを分解するために大量の水分を必要とします。さらに朝起きて暖かい紅茶やコーヒーをほんの少し飲むだけで潜ると利尿効果が高まり、体内水分量が通常時以下に下がってしまいます。
潜る前後ほど水分はスポーツドリンクや真水でしっかり給水する必要があるのです。
もちろん常日頃から保水は体のために必要ですが・・・

このPバルブという装置早い話が水中でおしっこするためのスーツにつけた特殊バルブなのです。逆流がしないように弁の形状も特殊なものになっていて、良くできています。

でも体に装着する部分・・・おちんちんに取りつける部分はいささか原始的。
コンドームの先がホース状になった上の写真のようなものの内部に強力な接着剤が塗られていて、これを張り付けるのです。
サイズうんぬんは横に置いといて、うまく装着できるといつでもどこでも水中で放尿ができ、快適そのもの!
問題は取り外し・・・ガムテープを局部に張ってはがすことを想像してみてください。
これが全周なのです・・・根元を剃っていることは内緒です。(これは大事なこと。。。笑)

これも長時間潜り続けるエルトゥールルプロジェクトの有効な新兵器の一つでした。

PS・・・水中で用を足すときは、ゆっくりじんわりやらないといけないと、師匠と人伝てに聞いていましたが、あまりに快調なので、昨日スリーダイブ目に一気に放尿!ちょっと横漏れを起こしてしまいました。洗って夜干してあったドライスーツはそんなわけがあったのです。(自爆)
1h3x9944 こんなところにバルブは付いています。

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だいこんテスト

_h3x3703今日はTufan宅に戻り、僕は別行動でダイビングに出かけた。Tufanたちは自転車で近郊ツーリングに出かけたようだ。
串本の町並みは細い路地が多く、晩飯食ってる時にベルタさんいわく、自転車でうろつくのに楽しい街だわって・・・
トルコのボドウルムではガンガンみんな車を走らせるので、子供たちを放りっぱなしで自転車で遊ばすことなんてできないけど、ここは細い路地をすごいスピードで走らす車もいないし安心して一緒に散策ができるそうだ。
田舎町は実はゆっくり過ごすのにヨーロピアンにとってもいい場所のようだ。
ところで僕のダイビングだけど、気になるニューモデルのダイコンをテストした。
このモデルは5月に発売予定だそうで従来からあるモデルにさらに多機能なバージョンアップがなされているものだ。
このダイコンの優れている点はバーグラフで12の組織ごとの飽和状態が見れることと、
高所移動時にこのバーグラフが反対方向に伸びたりする点だ。
これを見てそのバーグラフが意味することがわかれば、15mから20mラインでの長時間潜水を繰り返したときに、いかに溶け込みの遅い組織に窒素がたまるのかが目で見て直観的にわかるようになる。
これは、僕の著書「だいこんダイバー!?」内でも書いていることだけど、2ダイブ目、3ダイブ目でどんな風にダイコンのプログラムが変化していくのかがよくわかる表示で、イントラたちから広く一般レベルにこの表示が意味するところを広めるべきだと感じている。
たぶん関西エリアでは3月初旬に大阪でディーラーセミナーが開かれるのだけれど、その会場で僕が感じたこと、僕がこのコンピューターを使ってみて思ったことを参加者の皆さんにお伝えできると思います。
一緒に同じ腕につけて潜った他の二つのダイコンは8つのコンパートメントから演算処理するものと、16のコンパートメントで考えるタイプのものです。
それぞれがどんな表示を出したのか、まだ数回のダイビングしかしていないので結論付けるのは早計ですが、興味深いデータが目の前に現われています。
これはもうしばらく潜ってから大阪のセミナー以降に皆さんにお伝えしていきますね。
明日も午前中この三つのダイコンを左手に付けて潜ってみます!

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新兵器

1h3x3528全然違う仕事に移るため昨日は大阪に戻って、某大学内を歩き回ってました。ロケハンです。
なんだか僕が通っていた大学でもないんだけど、自分が通ってた頃のことが脳裏をよぎったり、ちょっと講師で行かしていただいている母校の大阪芸大となんとなく被る部分があるなあと思いながらなんだかリフレッシュできる一日でした。

リフレッシュといえば、
この今年のエルトュールルプロジェクトから参加し出した新しいニューカマーをちょっとだけ紹介。
この黒いボディーはグラスファイバーとカーボングラファイトをコンポジットして製作。中身はCANON1DsMk3
35mmフルサイズ機としては今のところ世界最高水準の性能のデジタル一眼です。
このクラスはなかなかハウジングが製作されず、自分でこれだというのに出会えないので、なんと今回半年以上の歳月をかけて、自分で作っちゃったのです。パーツ類は過去に自分が使っていたハウジングから移植したり、自分で作ったりして作り上げた世界に一台しかないものです。
ポートはINONのものが付けられるように設計。光ケーブルを使ってマニュアルでFULLにストロボ発光ができるようにプリ発光はさせないようにしています。1h3x3529

もうひとつ、リブリーザーダイビングではこれがないと潜れないダイブコンピューター。
VR3のご紹介。1h3x6602 こちらは一般的によく知られているレジャーユースのダイブコンピューターとは大きく異なり、基本で使うガスが3つまでセットされるからVR3なのですが、ピンナンバーという後から買い足すソフトを足していってバージョンアップすると、エアーとナイトロックスの水中切り替え、ガスを計算する必要のある10種までプリインストール(水深に応じて段階的に違うタンクを用意していく)。そして自動的に酸素分圧を一定にして潜る、全閉鎖式リブリーザーに対応していくようにバージョンアップすることができるダイブコンピューターなのです。
これを今後のダイビングのパートナーとすることができたので、(過去リブリーザートレーニングの時には使ってましたが)
行った先々でお会いするダイビングガイドやインストラクターの方々で興味のある方にはお見せできると思います。
中の基本ソフトも改良ビュールマンZHL-16とそれを元に水深変化に応じたDEEPストップ機能を加えたソフトの選択ができたり、(Deep Stopはワンダイブで何段階も行なわれる)自分で安全比率を10%刻みで50%まで上げることができるのです。詳しくは追ってこのブログでも紹介していきますね。
9日の夜に串本に戻って再びTufanと合流予定。
このときに新たなダイコンもテスト予定です。これは5月の新製品らしい。

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一度大阪に・・・

061写真は調査時にベルタさんが水中ノートにとっていた現場海域の水中マップの書きかけを撮ったもの。
こうやって書いたものをトレーシングペーパーに書き込み
元となる海底マップに貼り付けてだんだん完成に近づいていく。
ただし海域内の遺物は掘り起こすたびに上に現われるものが引き上げられるとマップの中の遺物の位置関係も変化するし、さらに掘り起こして新たな遺物が出土するとそこに新たに重ねて記述するのが記録としてわかりやすい。
ゆえにトレーシングペーパーなんだと納得。
マップ内のエリアは番号で分けられていて、この出土順をわかりやすく確認するのに僕が記録しているVTRや写真が役に立つのだ。
ただ単に掘り起こすだけでなく、その位置関係や番号札を持ち込んでいる引き揚げケース内の中に入れていてまずこれを撮影しなければならない。
2チーム体制で交代で潜るときに、少し時間をずらして入って両チームを撮影しなければならなかったので、僕が入水するタイミングはちょっとづつ異なっていたのだ。
僕はJOKERだと言われていたのです。
昨夜はこのマップの複写や最終日に引き上げられた大きな混合構造物を夜間に駐車場内で撮影・・・スタジオのバックに収まらないので・・・
これを終えて就寝。翌朝から荷物をかたずけて、いったん大阪に帰ってきました。
この引き揚げ作業とは異なる仕事の打ち合わせが入ったのです。
この打ち合わせやロケハンを終えたら、また串本に9日か10日に入ります。
いろいろ頼まれてるテストもありまして・・・
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エルトウールル号は木造船で60mを超えていたという。
考えたらでかい船だったのですね
広範囲に沈没後遺物が拡散しているのは
当たり前の話だと気づいたのは海底マップ制作の途中の話。

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遺物撮影と展示

_h3x9806さまざまな遺物が上がり、今日はプレス発表最終日、なんと今年の発掘調査では3500点を超える遺物を引き上げたことになったという。
大きな目玉はクッキングポッドだが、これも修復保存作業がなされるとどんな形になるか楽しみなのだが、写真は昨年あげられたウインチェスター銃。ケーブの中で日本側の隊長榎本さんが苦労してチズリングして引き上げたものだが、きれいに保存処理がなされるとこんな感じに残るのだという。
トルコ記念館に置かれている過去に引き揚げられた同型の銃は、保存処理がなされず、さびてボロボロになった状態で、少しでも動かすと崩れてしまう状態だ。

引き揚げられたクッキングポッドは来年の正月明けまでおそらく日本サイドで真水につけた状態で保存がされ、一週間に一回の水の抜き替えを続けて保存処理を待つことになるはずだが、その暫定的な保存場所として串本海中公園が名乗りを上げた。今日の夕方海中公園の支配人宇井さんと学芸員(錆浦研究所)の野村さんがエルトゥールルセンターを訪れ、展示を兼ねた真水での保存プランをTufanとBertaさんに提言。
英文で作成されたプランシートを見てTufanもBertaさんも感激していました。
まだ確定したわけではないのだけれど、串本海中公園内で一般の方々に見ていただける状態で暫定的な保存処理がなされるのは喜ばしいことだ。
串本を訪れる観光客のだれもが見ることができる展示スペースになることを僕も願っている。
下の写真はボート上で撮影中の僕をジャンが撮ってくれたもの
他の人から見たらこんな感じなんだ・・・
なんだか自分がトルコ人化してる気がする・・・Dsc_0290

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今日で本年度終了

1h3x9867長かったような短かったような今回の発掘調査作業。
思えばずいぶんいろんなことがありました。
予定では本日までが海洋発掘作業で、ここのところの海況悪化から、延長して5日ぐらいまではやると思われていたが、明日からの風向きと海況があまり思わしくないことと、
予定以上にさまざまな遺物があげられ、すでに3000点を超える遺物が回収できていることから今日の午前午後の2ダイブでひとまず今年の発掘調査の海中作業は終了となりました。これからは引き揚げられた遺物の保存処理を引きつづき続け、いろんな関係省庁や役場、さまざまなところでのミーティングが待っています。
調査団団長のTufan一家は14日まで日本に滞在。
僕も可能な限り彼の手伝いが出来ればと思っています。
昨日の知事訪問から翌日には知事が多くの課の担当者となりうる人たちを全員集めて朝から会議を行なっていただけたそうです。そこから決まった県のとりあえずの担当となる二つの課とのミーティングも行なわねばならないのですが、どうやら県の考えているプランニングは単にこのプロジェクトに金銭的サポートをするとかそういったものではなさそうです。
かなり面白い方向に向かっていきそうだねとTufanとベルタさんと話してました。1h3x9931
ゆえにまだプロジェクトとのおつきあいはしばし続きそうなのでこのブログもこの件でしばらく話題提供ができそうです。

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1h3x3482人間って生きていればいろんな人とのめぐりあわせが起こるんだなあってのが、昨日感じたこと。
連日行われる発掘保存処理もそろそろ終盤に差し掛かってきた。この日は朝からいつもどおりの発掘作業を行ない、午後からの発掘作業はチームメンバーに任せてTufanと二人で一路和歌山市内に向かった。まずは和歌山市長に会いに和歌山市庁舎に向かう。出迎えてくれたのは昨年からたびたびサポートを行なってくれている遠藤市議会議員議長。この人の計らいで市長との会談が実現。
その後県庁に向かい仁坂知事との面談に向かった。
この知事仁坂さんとは過去のブログにも書いたことがあるのだけれど、不思議な縁でつながっている。(僕が勝手にそう思ってるだけで知事は迷惑かも知れないが・・・笑)
3~4年前僕はブルネイという国で縁あって写真展を行なった。ブルネイ日本友好協会というのが主催で、王族が建てたエンパイアホテルという七つ星ホテルのフロアを占領する形で小さいサイズがA1という30点ほどの大判プリントでブルネイの水中をブルネイ国民に見てもらったのだ。その際現地でお世話になったのが澤田さんという現地の方と、この仁坂知事夫妻だったのです。

今は和歌山県知事ですが、当時はブルネイの日本大使。ブルネイという国は日本と実は密接な関係があって、僕たちが使っている天然ガスの大部分はブルネイから来ているのです。
その交渉ごとも含めて経済産業省から派遣されていた全権大使が仁坂さんだったのです。[外務省からではないところがポイント)
僕はお世話になりっぱなしで恐縮なのですが、今回のエルトゥールルプロジェクトでもお力を借りようと県庁にお電話させていただき、会談が実現しました。

ただ、この訪問は非公式なプライベートでとお願いしていたのですが、取材が沢山入っている公式なものに当日変更されていたので少しびっくりしました。
会談はすべて英語で行われ、仁坂知事の流暢な英会話力に改めて驚かされたのですが、要所要所のポイントを解り易く、重要案件をきっちりおさえる交渉力は過去の経験を物語っているなあと改めて感心。
県としてまた外務省とのパイプ役として仁坂知事は協力を快諾してくれました。
ギュル大統領が来日した時も仁坂知事が出迎える役を行なったわけで、この人が動いてくれることでわれわれのプロジェクトは大きく前進するなあと帰りの車中でTufanと話してました。

しかしながら実際には串本町の役場の皆さんの方々の根回しや。交渉が県に上がってこういった協力体制が出来上がっている事実がきっちりあることをお伝えしておきます。

(僕が今回コンタクトを取ったことや、ここ数年ずっとメールでご報告していたことなんかより、こちらの方が大きいはず)

下の写真は会見後報道陣から質問攻めにあうTufan、英語での会談だったため細部の確認を通訳を通じて記者団は綿密におこなっていたようだ。僕のほうからは非公式訪問でと秘書室のかたに伝えていたのだが、このプロジェクトが動いていることを実感した瞬間。
記者室ってこんな感じで県庁内にあるんですね。
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さて今日も発掘調査に今から出かけます。

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キュートガールズ

1h3x3393今日も南東から入るうねりのため、発掘作業は中止。
でも天気も良く、串本の潮岬西岸エリアは問題なく潜れるということで、チームメンバーを連れてファンダイブに行くことに急遽なった。
彼らにとって串本の海は発掘作業で潜る以外には未経験ともいえて、かねてから僕もファンダイブに行こうと誘っていたのですが、タイミングが合わず、なかなか串本のファンダイブエリアを見せることができなかった。
今日はいい感じでそんなに忙しい急用もなく、午前中は一枚目のギュスタンと次の写真のベルタさんを僕がガイドすることに・・・
南紀シーマンズクラブの島野さんのご厚意で、このファンダイブが実現。
すごく楽しそうな表情でしょ!
1h3x3400 奥さんのベルタさんも日頃の子育てを離れてすごく楽しそうでしたよ!
まあ、子守は旦那のTUFANが午前中担当、午後から交代で潜ることになっていましした。
TUFANは発掘作業以外のダイビングをしたことがほとんど皆無で、今日はゆっくり骨休めになったんじゃないかな?
そして午後からTufanを引き連れて「イスズミ礁」というポイントに。
水中ノートにキュートガールと書いてTufanに見せたのが写真のハナゴンベ。
今日は三人のキュートガールと遊ばせていただきました!
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楽しんで帰ってから数時間後、Tufanが娘と息子を引き連れ自転車で買い物に出かけたのですが、この道中で事件は起こりました。
息子のボラが自転車のスポークに踵を巻き込まれ負傷。
すぐに大慌てで病院に駆け込んだのですが、幸い骨にも異常はなく、ちょっと外傷ができただけですみました。
ほっと胸をなでおろしたスタッフたち。

明日は午前中に通常どうり発掘作業の続きを行ない、午後からTufanと二人で電車でお出かけ、和歌山市議会議長と市長と接見、そのあとで和歌山県知事の仁坂さんと会う予定です。久しぶりにお会いする仁坂知事とどんな話になるかな?

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