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ちょっといいもの見っけ!

今現在、月刊ダイバーロケにて石垣島を訪れているのですが、滞在中のホテルにて発見した一枚のカード。

なかなかこういう動きをリゾートホテルで見ることは少ないのですが、いい感じを受けたのでご紹介です。1h3x9019

以前このブログでご紹介したこともあるのですが、沖縄方面、南西諸島でのサンゴ保護活動、環境保護を訴える活動がいろんなところからスポンサードされ、サンゴの植え付けなど、様々な取組みが行われていることはこのBLOG読者の皆さんもご存知になられていると思います。

以前にも書いてみましたが、サンゴは決して弱いだけの生き物ではなく、その生命体としての力強さ、生命力は侮れないものがあって、環境さえ整えばわずか数年で、すごい大群落を種類によっては作り出してしまうのです。

ところが世界レベルでどうしてサンゴたちが死滅してきているのか?

地球温暖化?台風が来ないから海水が攪拌されずに高水温化して死滅する?

今多くの研究者が提言している仮説ですが、それは、人間が作り出している、本来海に存在しない物質が流入していることによってダメージが与えられているのではと言う説があります。ネイチャー誌でも記載されていましたが、たとえばサンオイル。合成洗剤、多くの陸から流れ込む物質の中にサンゴに悪影響を与える物質が多く含まれているというものです。

かつて昭和の時代に琵琶湖の水質汚染が問題になっていたことがありました、葦が生えなくなってきて、生態系が大きく変わったのです。京阪神の水がめでもあることから行政も協力、沿岸一般家庭での合成洗剤廃止、石鹸を使う運動を起こしたところ、五年で大幅に水質改善が行われ、琵琶湖の湖水がきれいになってニゴロブナや葦に暮らす魚たちが戻ってきました。

僕達がレジャーで訪れる南西諸島には現在リゾートホテルがたくさんできています。そのホテルに宿泊した際、ダイビングから帰ったり、海水浴や釣りから帰って潮を落とすために、必要以上の有機リン類を含むシャンプー、リンスを使ってないでしょうか?

大人数がこういった排水を海に流すことによってサンゴたちやそこに暮らす魚達に悪影響を与えているとしたら、ちょっといい気はしないですよね。

また宿泊先のシーツが毎日変えられているのは気持ちのいいものですが、連泊した際、自宅と同じように数日なら同じシーツで眠るのは別に苦にならないはずです。この洗濯、漂白を減らせば環境に与えるダメージは大きく変わるはずです。

今泊まっているホテルでの取り組み、こういったのがもっと広がればいいですね。部屋のシャンプーも微生物が分解しやすい石鹸シャンプーなどが選べたなら、さらに多少は環境にやさしくなるのではないでしょうか?

沖縄方面にいく航空機路線の中でのサービスに、ドリンク以外に機内誌に説明記事と滞在中だけでも使える簡易包装の石鹸シャンプーを配るなどやったら、少しは沖縄のサンゴも回復するかもしれません。少なくとも、サンゴたちが暮らせなくなった環境にしてしまったホテルの前に、サンゴ植え付けよりは効果的な気がするのですが・・・

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コメント

自己レスです
このホテルチェーンは契約提携含めると世界で5000店舗あるらしいですね
小さいことと思っていたけど、これだけの店舗の宿泊者の10何パーセントが協力するだけでも部屋数考えたらすごい量のシーツやバスタオルの洗濯物が減るわけですね。

Sleep in
いいかも!

投稿: フォトグ@赤木 | 2008年11月10日 (月) 14時43分

こういうの良いですね。
以前西表島で泊まったホテルもそうでした。
アメニティーも歯ブラシは自前でお願いとの案内もあり、当然置いてるシャンプーなどは自然に優しいものでした。
ちょっとしたことなんですよね。
でも今までのちょっとが積み重なって今、海が変化してるなら…
今後は良い方へ変わる為の小さな事、ちょっとづつでもやっていたいですよね。

投稿: ねこ | 2008年11月14日 (金) 00時28分

ちょっとづつが大事ですよ
あの柏島の後ろの浜で、サンゴ群落が死滅したのは急に大量に訪れた人間の影響もかなりあるのではないかなと思ってます。

投稿: フォトグ@赤木 | 2008年11月14日 (金) 10時00分

こんにちは。

珊瑚については様々な説がありますがある学説では地球温暖化ではなく地球環境変化が起きているのだそうです。

今まで珊瑚の生息地域が生息地域じゃなくなり違う地域が珊瑚の生息地域になる生態系の循環のような現象が現在起きつつあるのだそうです。

これは動植物の生息地域が偏らないように起こる自然現象だとか……

気候が変わることで動植物が全域に拡大する効果があるそうです。

実際はどうなんでしょうか?

投稿: めめんこ | 2008年11月14日 (金) 10時13分

めめんこさん
書き込みありがとうございます
過去の日記でここも読んでみてください
http://fotog.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_d46d.html

サンゴは分布域を広げるために産卵行動を起こします。普段は自分のコピーで増殖するのですが、(破片分散もそうです)産卵することで遺伝子交換を行なって、違う場所で生活しやすい場所に適応できるように流された場所で着床。
生息域は明らかに北に向かっているようです。

今現在元気に、かつてなかったエリアに広がりつつある和歌山沿岸など、四国柏島とともに遺伝子を調べると沖縄や琉球列島と一致するようですね。

サンゴは100億年前にストロマトライトとして生まれた地球上に酸素を作り出したという生き物の末裔。考えたら氷河期も恐竜が闊歩していた時代も生き延びてきた生き物です。

魚類も100年サイクルやもっと長いサイクルでも魚種交代が起こっています。
地上の生き物もそのようです。

ところがここ100年で人間が行なってきた影響の与え方は大きく異なるようです。
レッドデータブックをみれば絶滅危惧種に追い込んでしまった生物量は膨大な数ですね。
我々が食べている食材も都合よく考えて偏った方向に向かっているとは思いませんか?
養殖でどれだけの他の魚種を死滅させているか・・・
家畜を育てるためにどれだけの水と穀類を浪費しているか・・・

やれることから少しでも変革していかないと
人類がレッドデータブックに載る時間は(他の生き物も含めて)そう長くはないはずです。

投稿: フォトグ@赤木 | 2008年11月14日 (金) 16時01分

いのちは創り出すものではなく

生まれてくるものbud


投稿: フォトグ@赤木 | 2008年11月15日 (土) 11時18分

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