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2008年10月

海のお掃除2

Umisouji02このブログで以前お伝えした
NPO「たじま海の学校」主催の海のおそうじイベントが
去る10月19日
兵庫県北部竹野海水浴場で行われた。
今年は釣り人が120名強、ダイバーが40名強参加し、総勢160名を超える海にかかわる人たちが集まっての一大イベントとなった。
この模様や詳しい内容は月刊つり人&月刊ダイバーでご報告させていただくとして
ちょっと違った観点からこういったイベントに関して思い出し思いついたままに・・・。

ボランティアという意識が日本人に芽生えたのはロシアタンカーナホトカ号が隠岐諸島沖で船体が折れ多くの原油が流出、三国海岸沿岸に船体一部が漂着。
当時越前海岸をはじめとして日本海沿岸には重油が押し寄せこれを排除するために多くのボランティアスタッフが現地に滞在、活動を行なって、これが報道されることでボランティア意識が日本人の中で芽生えたと言われています。

僕もこのとき重油を雑巾でふき取る作業にはほんの少し参加、でも自分ができることは多くの人に伝えることだと、雑巾を水中カメラに置き換え、VTRとスチル写真で記録を撮ることにしました。
ちょうど三国の観光協会からボランティアスタッフが報道されるにつれ、冬のカニを食べに来てくれる観光客が激減していること、カニの出荷後の販売量が心配されていることから
三国の海が深場の海から汚染されているわけではないことを写真で見せてほしいと依頼され、旧知の九頭竜マリンの森安さんから電話で頼まれたので「よっしゃやりましょ」
と快諾。
深夜車を走らせ、三国の漁港に向かいました。
早朝船に乗せられ、たどり着いた先が東尋坊沿岸かと思いきや、なんと漂着したナホトカ号船首部分。
当時引き揚げ作業の妨げになるという理由で報道規制がかかっており、一切作業風景は公開されていませんでした。
陸上沿岸からの報道のみが連日流れていたのです。潜りだした時には
陸上の中継車から「誰か潜ろうとしてるぞ!」「カメラもっとるぞ!」という声が聞こえてもいました。
その水中をはじめて撮影したということで、翌日の朝日新聞一面TOPやFNN系ニュース番組で流されたのが各種報道機関と繋がるきっかけだったように思います。
それはさておき、その時に聞いた話で当時のボランティアはマスコミにのっかって
多く集まったものの、自分たちはボランティアだからと大手を振ってとんでもない行動を取る人たちもいたそうだ。
民宿はボランティアを格安の価格で受け入れていたが、重油まみれのカッパのまま
室内に入り、平気で壁や畳を汚していながら、自分たちはボランティアで来てやっているのだと悪びれることなく帰って行く人たちも多かったそうだ。
それに較べて、このイベントに参加していたつり人やダイバーたちのモラルの高さ、
主催者たちの安全管理意識や目的意識が大きく進歩しているなあと感心した。

しかしながら、前日に釣り人を取りまとめていた主催者のひとり、海族のBOSSが言ってたのですが、昨年コンビニでなにげに釣り雑誌を立ち読みしている釣り人らしき二人が「こいつら偽善者や!」と話していたのが聞こえたらしい。
すぐそばに主催者本人がいるとも知らないでね。

おそらく多少はやっかみ、うらやましさもあったはず。でもそこに参加していない自分たちの気まずさを紛らわす感情もあったはずじゃないかなとみんなで言ってました。

こういったイベントにはまず参加してみないとわからない部分がたくさんあるはず。
参加してみて初めて見えてくることもあるだろうし、改善部分が見えたらそこを次回正せばいいはず。
モラルの向上もきっと回数重ねれば自然とよくなってくるはずです。
今回のイベントも終了後主催者リーダーレベルの人たちが反省会と称して1時間45分に渡り、気になった点や改善点、次にどうするかと熱い討論が続いていました。

来年はこのイベントさらに進化するなあと感じた瞬間でした。

まずはあなたも来年参加してみませんか?
きっとできることから、できたことから何かが見えてくるはずです。

Umisouji12

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食の楽しみ

1h3x8153ここんところいろんなロケが重なり、バタバタで全然このブログのアップロードができなかった。
今日は沖縄に向かうのだけれど、近況報告なども少し・・・
僕は基本的に水中撮影の専門家というとらえ方をされていて他の写真や映像を撮らないかというとそうでもなく
実は「つり人」という雑誌で海の食に関する連載ページなども持っていて、毎月カラー2ページで構成。この主役は海辺ならではのスローフードである。もちろん水中もあるんだけれど、あくまでもメインは食い物。
水中カメラマンでありながら、各地でライトスタンド立てて食文化の記録もきちんとおいしそうにやっているのです。他にも某水着キャンペーンの仕事などもやっていたりモデル撮影も行なっていたりするのです。

実は食べるのも好きなんですが、最近某社のチェーン展開のお手伝いというか、Webサイト上の食の動画の制作に絡んでいたりします。写真はその時の画像のサンプルですが、実際に登場する際は湯気が立ち上り、持ち上げた麺にからむスープのうまそうな部分が
動く料理雑誌グラビアっぽく仕上がったと思っています。
実はこの動画まだ公開はできませんが、うまそうに見せる工夫の一つにフルサイズ一眼レフCMOSの動画部分を利用しています。
被写界深度の非常に浅い特性を利用してシネライクなものに仕上げようとしたもので
来月登場予定の5DMk2を使っているわけではなく、同じフルサイズながら
1DsMk3のライブビューを活用して作り上げているのです。
このカメラが登場した時からこの制作上の可能性に気づき、いち早くテストを重ねてきました。もう間もなく某企業のページで少しづつアップされ出すでしょう。
その時にさらに詳しくお伝えします。
Tomato2
本業??ともいえる水中撮影は先週からダブルヘッダーでした。週末は毎日放送の2時間特番の撮影で串本ダイビングパークのビーチに潜行。
タレントの石田靖さんが後輩二人を連れて日帰りでダイビングを楽しむという内容でした。
明けて翌週火曜水曜は同じく串本ですが、
タレントの杉浦太陽君がサンゴを食べるオニヒトデを駆除するという内容で、これはテレビ東京の2時間特番。
この2本は25日26日と順次オンエアされるはずだから、気になる方はチェックしてみてくださいね。
杉浦太陽君は水中でウルトラマンには変身こそしなかったけれど、過去に一緒に潜ったタレントの中では技術的にうまく、ちょっとコツ等きっちり教えてあげたら水中レポーターとして大成する可能性を持ってるなあと感心しました。どうやら出身地が僕とかなり近い場所らしく、ローカルな会話が弾んで「へーー」って感じ。

このときはイセエビ刺身や残酷焼きなどを堪能。満足満足。

写真はトマト麺
一杯にイタリア産完熟トマトが3個入っているらしい。トマトラーメンというと信濃路が大阪では有名だけど、このトマトラーメンは全く風味も味わいも異なっていた。
お世辞抜きでうまかったよ!(写真2のようにチーズをトッピングするとまた美味し)
さてさて沖縄では何が食えるかな?ちょっと楽しみ!
そのあとは前の日記でお伝えした香住の海中清掃だけど、その際はカニの漁が解禁になっているので、底引きで上がる深海魚も含めて海の幸がまた楽しみ!!
当分食いしん坊ざんまいですな。


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