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朝日新聞

Img_11282昨日6月20日付けの朝日新聞夕刊で写真を掲載した。これで朝日新聞紙面上は何度目の登場だろうか?
順次思い出すままに・・・
一番前がロシアタンカーナホトカ号水中景観
これは一面を飾りました。
報道規制がかかる中、地元観光協会の依頼で潜ったのを思い出します。
順不同ですが、
「1cmゴジラ本州上陸」としてピグミーシーホースが田辺湾に現われた。これは科学欄ですがかなり大きく使われましたね。五段抜きぐらい。
串本サンゴの産卵はスギノキミドリイシの産卵初観察時と、一番多いクシハダミドリイシの産卵。
オオカワリギンチャクの群生・・・これは一面トップだったのでその翌週から約一ヵ月間、みなべのショウガセは多くのダイバーが全国から訪れ、ここのリクエストが集中したということで、新聞の影響力を垣間見たものです。
本州最南端潮岬に住み着いた二匹のミナミバンドウイルカ
これも一面トップ。普通のハンドウだと思っていたのですが、写真からの朝日新聞さんの調べで一匹がミナミバンドウだとわかったものです。

新種の大きなヒトデ(カンムリヒトデ属の1種)を隠岐で撮影した時も一面トップでしたね。これは契約提携の米紙ヘラルドトリビュートでも掲載。

一面Top は他に本州沿岸にヒレシャコガイ、などなど、さらに小さな囲みで出したものはまだまだありますね。没ネタもいっぱい。

今回のピグミーシードラゴンに話を進めると。
この魚は沖縄方面では見つかり出してから相当以前から生息していたのではと言われていますが、発見され出したのが昨年ぐらいから。
それまでそういった環境に目を向けなかったために見つけられていなかったというだけのようです。その環境に目をつけた串本のDIVEZESTの参木君(みつぎくん)。
インドネシアなどの生息例から、ヒゲガヤ(シロガヤという動物ならダイバーにおなじみですね)周辺にいないものかと昨年からヒゲガヤが群生しているところを念入りに、事あるごとに探し続けていたそうです。
まあヒゲガヤ自体、枯れた小さな海藻か、ゴミみたいに見えるんでこんなところに普通は目を向けないものです。
そしてようやく見つけた一個体。おそらく本州初記録です。

朝日掲載写真は、できるだけ生き物が一般読者でもわかりやすいようにバックに溶け込まないように苦労した写真が選ばれ、「うん、これだろうな」と思ってました。下の写真を見ていただくとその生息する環境というか、ヒゲガヤがどんなものかおぼろげながらわかっていただけるはずです。この糸くずみたいなタツノオトシゴかヨウジウオの仲間は(未分類)今発見されているこの子でわずか1cm。
よく発見できたもんだ。
ところで、最近の一般ダイバーのマクロ撮影ブームにちょっとだけ進言。これを見せようとする引率インストラクターやガイドさんが支持棒を横にして、こういった生き物を探す際に、壁面をなぞるように、まるで耕運機のように根こそぎダメージを与えるような探し方をするガイドさんをたまに見かけますが、あれをやっちゃうとその環境の小さいエリアながらも確実にダメージを生態系に与えてしまいます。
ベテランのダイバーなら、そこそこ潜ってる人なら
肝心の被写体を傷つけたり、殺しちゃうこともあることを知ってるはずです。
お客さんサイドから「ちょっとやめといたげてよ!」という勇気も持っていただきたいなと思っています。
案外、新米ガイドとかはできるだけ早くお客さんに見せなきゃと、焦ってやっちゃうことも多いはず。
僕たちダイバーは、こんな小さな生き物たちから見たらとんでもなく巨大な怪獣かエイリアンですからね。
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